クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 銀河の守護者   作:オービタル

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今回の話は物凄くスカッとします!

では、どうぞ!


第58話:復活せし太陽

 

夜になり、ヴァルヴァトール帝国付近では既に戦闘体制に入っていた。一方エミリア、マナを乗せた輸送機護衛はアンジュ率いる第一中隊とルナ達に任されていた

 

「お前ら!準備は出来てるか!?」

 

《応!》

 

「いいか!何としてでも、ヴァルキュリアスが来るまでウルズを護衛だ!そして家の馬鹿息子の復活するまで死守するぞ!」

 

《応!!》

 

そしてサーチライトが照明され、上空を照らすと、雲の中から複数のロイガー、ネオ・ミスルギ皇国艦隊が降下してきた。

 

「全機!砲撃開始!」

 

同盟軍の対空砲やウラノス、ネオ・アウローラ、アンブロシアや全艦隊が一斉に砲撃を開始し、ヴァルヴァトール帝国のクリスタルが光、電磁シールドがヴァルヴァトール帝国を被い包み込み、さらにクォリアン達がヴァルヴァトール帝国の広場にシールド発生装置とアサリィのバイオティクス能力を使い、バリアを張る。電磁シールドの下にシールドとバリアを発生し、多重璧となった。

 

早速、ネオ・ミスルギ皇国艦隊がヴァルヴァトール帝国目掛けて砲撃を開始するが、ヴァルヴァトール帝国を被い包み込んでいるバリアとシールドが攻撃を吸収無効化していた。シンはペルシウスでライトソードビットを展開し、前線の敵を一掃していた。

 

「雑魚が.......!」

 

シンは前方最奥にいるクトゥルフ目掛けて、ディメンジョン・ヴァルキュリアを放ったが、クトゥルフはマナの障壁を展開し、シンの攻撃を遮断した。

 

「クッ!やはりマナのシールドを使うか.....!」

 

一方、アンジュ達は森林の中に隠れており、クトゥルフ率いる艦隊が見えなくなるのを待っていた。

 

「糞っ!早く.......早く........早く此方から背いてくれ.....!」

 

「グッ!仕方ない!タスク!リュウガ!フィーリ!ウィル!このままでは埒が空かない!率いている部隊と小隊を連れて、敵本陣へ突撃する!」

 

シン達は全員駆逐形態へ変形し、さらに歩兵やガンシップ、戦車、巡洋艦、駆逐艦が揃った。

 

「お供するぜ!大将!」

 

ガトリングランチャーを持ったβとビームチャクラムを持ったΣも来てくれた。

 

「β、Σ.........良し!全機!一斉突撃!!」

 

シンの命令に、全機が突撃しに行った。艦隊が前列の義勇軍を一掃していくと、ロイガーが巡洋艦に襲い掛かり、撃沈された。

 

「グッ!怯むな!クトゥルフの本陣で戦力を減らすぞ!」

 

駆逐艦のミサイルが一斉発射され、イングを一掃していく。さらに先頭に追い付いたパラメイル、セイクリッドメイル部隊や戦車、ガンシップ、戦闘機が次々に撃破されていく。

 

「ぐぁぁぁぁ~~っ!!!」

 

グレイブtype01に乗っていたアサリィ兵士が叫ぶと、ボロボロになり、火を吹くサイクルプスに乗ったトゥーリアンが全身血だらけになりながらも背部のグレネードランチャーを射ち続けていた。そして通過し、一気にクトゥルフへ突撃していった。

 

「あと少し!........あと少しっ!!」

 

だが、クトゥルフを前にヴルトゥームが立ち塞がり、サイクルプスを真っ二つにした。そしてシン達も通過すると、イングがウィルのカタストロフに襲い掛かってきた。

 

「邪魔だ!!」

 

「ウィル!」

 

「先に行け!!」

 

今度はギムガルム(無人機)がタスクのヘラクレスに襲い掛かってきた。

 

「タスク!」

 

「俺の事は良い!陽弥の為だ!」

 

さらに、ギムガルム(有人機)がフィーリのジャンヌに襲い掛かった。

 

「フィーリ!」

 

「行ってください!シンさん!!」

 

シンはペルシウスの出力を最大に上げ、ライトソードビットとダークビットレーザー、リフレクタービットを展開し、さらに二丁拳銃のディメンジョン・ヴァルキュリアを射ちまくった。

 

「くっ........うおおおおおおっ!!!!」

 

前方にクトゥルフが見えてきた直後、上からロイガーが襲い掛かってきた。

 

「っ!?」

 

その直後、別の方向からロイガーに向けて攻撃してきた。シンはその方向を確認すると現れたのは銀河連邦艦隊とシルヴィア率いる闇組織"シャドウブローカー"艦隊であった。

 

「遅れてスマン!」

 

「ようやく来てくれたか!銀河連邦!シャドウブローカー!」

 

シンはペルシウスを起こし、ディメンジョン・ヴァルキュリアを天高く翳した。

 

「全艦隊!艦砲射撃開始!シン・ギデオン大将を含む5人と同盟軍を援護せよ!」

 

「イエス!サー!」

 

全艦隊から多数の艦砲射撃が一斉高攻撃され、シンは別動隊のアンジュに命令する。

 

「アンジュ!行け!」

 

「分かったわ!!第一中隊!!全機出撃!」

 

《イエス!マム!》

 

アンジュ達はエミリア、マナを乗せた輸送機と共に陽弥が眠っている火山へと向かっていった。そしてシンはクトゥルフ率いる邪神達と戦っていた。

 

「ようやく対等出来るぜ!クトゥルフ!」

 

「フフフ.......来たな、ヴェクタの英雄、古の民、フィリジス人、ドラゴネイル人、ヘルガスト人........そして8人の護星神.......」

 

シンの元にタスク、リュウガ、フィーリ、ウィル、ラルフ、バルト、キャリー、ダーマ、ドミニカ、デュラン、サム、アルベルトが到着した。

 

「シン.......一緒に戦うぞ....」

 

「親父......」

 

「弟の息子.........私にとっては甥っ子に手を掛けたことを........今、後悔させてやる!!」

 

「馬鹿め......ヘルヘイムの護星神が......我には取っておきの秘密兵器があるのだ.......!」

 

「何っ!?.........っ!?」

 

その直後、シンの真上からドス黒い影が舞い降りてきた。それは紫色をしたデストロイアで他と違って、仮面が付いていた。

 

「コイツ..........デストロイア!?けど........何だ?.......この感覚........!?姿は違うのに!?」

 

「構うことなんかねぇ!殺るぞ!」

 

ウィルのカタストロフが先攻した。

 

「待て!ウィル!」

 

「おんどりゃぁぁぁぁッ!!」

 

ウィルはビームアックスを降り下ろした直前、黒いデストロイアはそれを受け流すような回避行動を取り、カタストロフの後方へ回り込み、大型クローアームを叩き付けた。

 

「何っ!?」

 

「あんな動き方.......始めてだ!!?」

 

「新型!?」

 

その時、黒いデストロイアから聞き覚えがある声で笑い始めた。

 

「フフフ.......アハハハハハ!!!」

 

「っ!?その声は.....まさか........!?」

 

「感じる!これが神を超越した存在........シンセシス!」

 

その声はなんと......アイホートによって支配された筈のジュリオであった。

 

《ジュリオ!?》

 

「アイツ........何で!?」

 

シン達は慌てているとクトゥルフが説明する。

 

「コイツにはシンセシスであった陽弥・ギデオンの戦闘データを組み込み、機械と人間の体を融合した完璧なデストロイア......."クライシス".......簡単に言えば、"擬似シンセシス"と言っても良い!!」

 

「クッ!」

 

「あの小僧のインフィニティソウルがこんな形でエネルギー源なるとは!素晴らしい!これぞ私が探し求めていたマナ復刻に必要なエネルギーだ!これさえあればドラゴニウム、フォドラニウムの充填しなくてもよい!後はクトゥルフ様のダークマタージュエル、アーククリスタル、クアンタニウムハートを取り戻せば、アヴァロンの時間跳躍を使い、アルゼナル襲撃からまた戻れる!それかアンジュが産まれた直後に殺そう!」

 

ジュリオの言葉にサムは呟く。

 

「ゲスだな......!」

 

「ふざけんな.......テメェ!そんな理由でアンジュや未来へ生きる者達の人生を.......ぶち壊さん!!」

 

シンとタスクの手にムーアの紋章が浮かび上がった。

 

「行くぞ!皆!」

 

《応!》

 

シンとタスク、リュウガ、フィーリは空高く舞い上がり、ハイパーディスコード・フェイザーを展開した。

 

「これで......終わりだ!!」

 

シンの掛け声とと共に4機のパンドラメイルの肩からハイパーディスコード・フェイザーが放たれ、ロイガーやイング、敵艦諸とも吹き飛ばした。煙が舞い上がり、晴れていくと、不気味な笑い声が響き渡った。

 

「フフフ.......」

 

「何!!!?」

 

「超収斂時空砲(ハイパーディスコード・フェイザー)で倒せると思ったのか?」

 

煙が晴れるとジュリオがおり、しかもあの攻撃が直撃した筈なのに無傷であった。

 

「馬鹿なっ!?無傷だと!?」

 

するとジュリオが消え、いつのまにか後方にいたデュランとダーマを撃破した。

 

「「キャァァァァァァッ!!/アアアアアアアッ!!」」

 

「デュラン!ダーマ!......グッ!」

 

今度はバルトにジュリオが襲い掛かってきた。バルトはギガントアックスで防御するが、大型クローアームの銃口から放出しているビームサーベルにより、ギガントアックスが斬られた。

 

「何っ!?グァァァァっ!!!」

 

バルトは驚き、ジュリオのビームサーベルの斬撃で切られた。バルトが倒れると、サムがバスターランチャーを構えていた。

 

「この化け物が!」

 

そしてバスターランチャーのトリガーを引くと、銃口から集束型のビームが発射された。

 

「喰らえ!」

 

それに続き、キャリーとラルフ、ドミニカはアナイアレイタービームライフルをチャージし、ジュリオに放つ。

 

「「「アナイアレイターチャージショット!」」」

 

タスクはヘラクレスのハイパーディスコード・フェイザーをもう一回放った。

 

「ハイパーディスコード・フェイザー!!」

 

シンはペガシオーネスとドッキングし、双剣のディメンジョン・ヴァルキュリアを連結し、弓形態へとなり、弓糸を引き、叫んだ。

 

「ホーリー・アロー!」

 

弓糸を引くと、無数の光の矢がジュリオに向かって爆発していく。

フィーリもジャンヌの背部に搭載されているガトリングキャノンを展開して、叫ぶ。

 

「ハイパーアイスビームガトリング!!」

 

銃口から凍てつく冷気を放つビームがジュリオに直撃する。

 

「ペトルサイトブラスター!」

 

ウィルのカタストロフの肩部から銃口が展開されて、ペトルサイトビームを放った。

 

「ヘルブレイザー!」

 

アルベルトは杖を地面に突き付けると、地面から地獄の番犬が現れ、3頭の口から獄炎のレーザーを吐いた。

 

「ディバインシュート!!」

 

エイルマットは持っていたエナジーサイスがライフルへ変形し、銃口から集束型のプラズマビームを放つ。

 

「リュウガ流奥義!!波状次元斬!!」

 

リュウガはヤマトの叢雲を展開し、叢雲の刃からエネルギーの刃を飛ばしてくる。皆の攻撃がジュリオへ集中していくとまたしてもジュリオが言う。

 

「無駄だ!すべての攻撃は私の糧と力になる!!」

 

煙が晴れると、ジュリオの姿がさらに変わっていた。ウィングが展開し、漆黒の羽を放出し、大型クローが生き物の様に鋭い爪へとなっており、そして仮面が外れ、半分火傷を負ったジュリオの顔が出てきた。

 

「エネルギーを吸収して形状が変わっただと!?」

 

「今度は私のターンだ!アンデッド!!」

 

すると地面からたくさんの黒い人影が出てきた。

 

「何だ!?」

 

無数のアンデッド達はシン達に取り付いていく。

 

「コイツらは!」

 

シンがアンデッド達の顔を見た。それは先のラストリベルタスの時空融合によって融合死した人々の慣れ果てだった。その中にヒルダの両親や元友人の姿が見えた。

 

「ラストリベルタスで時空融合によって死んだ亡者達!」

 

「止めだ..........デッドインパクト!!」

 

すると死者達の体が赤く光始めた。

 

《ッ!!?》

 

その直後に死者達が大爆発を起こし始め、シン達は爆発に巻き込まれた。

 

《グアアアアアアアッ!!!!》

 

その様子を見ていたサイとクリスが拡大して見ており、驚きを隠せなかった。

 

「そんな!?」

 

「.......嘘.....皆が!」

 

そしてジュリオはヘラクレスの頭部を掴み上げ、アポカリプスによってその映像を生中継していた。

 

「ハハハハハハ!見たか下等なヴェクタ人!これが新人類の力だ.......お前らみたいな下等な超人類と違って.....高貴な存在である!まず最初に.......反乱分子である古の民を処刑する!」

 

ジュリオはヘラクレスのコックピットハッチをこじ開けた直後、アンジュの通信が入ってきた。

 

『タスク!今、見えないバリアを潜って火山に着いた!エミリアも無事よ!』

 

アンジュからの通信の内容を聞いたジュリオは、とてつもない怒りを上げ、アンジュの名を叫んだ。

 

「この声は.......アンシュリーゼェェェェェッ!!」

 

ジュリオは無線に使われた電波を辿り、アンジュとエミリアのいる火山をアヴァロンの衛生カメラを使って、捕らえた。そしてジュリオは出力を最大に上げ、アンジュの所へ向かっていった。

 

「マズイ!!ヒルダ!」

 

シンは傷だらけになりながらも、ヒルダに通信を入れる。

 

「どうした!?」

 

「急いで姫殿下を陽弥の所へ!早く!ジュリオが猛スピードで向かっている!」

 

「え!!?」

 

するとヒルダ達のいる真上からジェットエンジン音が聞こえてきた。ヒルダは上を見た。

 

「おいおい!冗談だろ!?到着が速すぎだろ!?」

 

現れたのは赤い目を光らせたジュリオがビームサーベルを放出し、アンジュ達の前に立ち塞がった。その姿にロザリーとバンが驚く。

 

「デカ過ぎだろ!!?」

 

ジュリオは咆哮を上げ、アンジュの名を叫んだ。

 

「アンシュリーゼェェェェェッ!!」

 

するとアンジュの目が鋭くなり、ヴィルキスを駆逐形態へ変形させ、バスターランチャーを構えた直後、ジュリオはビームガンを乱射してきた。

 

「お前だけは!お前だけは!この世で最も目障りな存在だ!」

 

ジュリオの大型クローアームがヴィルキスの右腕を破壊し、ヴィルキスを掴み上げ投げ飛ばした。

 

「「「アンジュ!」」」

 

ヒルダ、サリア、サラマンディーネは互いのラグナメイルと龍神器で応戦した。

 

「「「姫様!/母上!」」」

 

ナーガ、カナメ、リョウマはサラマンディーネを助けに援護しに行く。

 

「ママ!」

 

「お袋!」

 

ソフィアとアレクトラも自分の母親を助けに向かっていった。

 

「お母さん!」

 

クロウとルーもジュリオの所へ向かっていき、ルナも助けに向かうと、ソフィアがルナの行く手を阻んだ。

 

「ルナ!行きなさい!」

 

「ソフィアさん!?でも!」

 

「良いから!ここは私達が食い止める!」

 

ソフィアはルナに命令し、急いでエミリアとマナを連れて、火山の火口へ向かっていった。ルナとエミリア、マナは火口に着くと、真下に奥へ通じる道があった。

 

「熱い!」

 

「この溶岩の中に........陽弥様が......」

 

その直後、後方からクロウのアーキバスⅡが飛ばされてきた。

 

「「っ!?」」

 

「グァッ!」

 

「クロウさん!」

 

クロウは必死に立ち上がろうとしたが、機体が損傷していて、うまく立ち上がれなかった。

 

「奴は......強い」

 

すると後方からジュリオがエリザベスを引きずって現れた。

 

「見つけたぞ。クアンタニウムハートを渡してもらおうか」

 

「エミリアさん!早く!」

 

ルナはセイレーンで応戦する直後、ジュリオの大型クローアームが襲い掛かって来た。

 

「キャッ!」

 

「ルナ様!」

 

「さぁ、渡してもらおうか.........」

 

エミリアはマナ庇うように抱いた直後、上空からビームが飛んできた。

 

「ッ!!」

 

「何っ!?」

 

エミリアの前に現れたのは、ビームライフルを持ったエヴァであった。

 

「?.......御父様!?」

 

「俺の........家族に手を出すんじゃねぇ!この屑野郎が!」

 

エヴァは腰部からエナジースピアを取りだし、ジュリオに構える。

 

「行け!.........婿さんの元へ.......」

 

「けど!」

 

「.........ロラーナ」

 

「え?」

 

「お前の本当の母親だ...........本当に、妻に似ている.......」

 

エヴァは決意を決め、ジュリオに攻撃する。

 

「行け!」

 

「はい!」

 

エミリアはマナを連れて神殿の奥へ向かった。

 

「エヴァ!この裏切り者が!」

 

「どの口がそれを言う........最初から良い忘れていたけど..........お前、自分の家族をどう思っている?」

 

「フンッ!どいつもこいつも這いつくばる虫だ!それが何だ!?」

 

「なら、お前を殺す!」

 

「恩知らずが!」

 

エヴァはエナジースピアでジュリオのビームサーベルの攻撃を受け流し、カウンターを仕掛けると、上空からパルスライフルを乱射してくるテスタ達がそれぞれのセイクリッドメイルに乗って現れてきた。

 

「お供します!」

 

「テスタ!ミラーナ!オルト!」

 

「お前達.......!」

 

「久しぶりですね.......ジュリオ殿下.........嫌、屑皇帝が!」

 

「ほざけ!孤独だったお前達を救ってやったのは誰のおかげだ!?」

 

「そんなのもう俺らには関係ない!」

 

「俺達は自分の道を自分の足で歩むと決めたんだ!エミリア騎士団長いいえ.......姫様や!俺たちのリーダー"陽弥・ギデオン"見たいに!」

 

「黙れぇぇ!!」

 

「それに比べてお前は何だ!?何時まで現実から逃げて、まだあの生活に戻りたいって言うのか!?いい加減逃げるな!」

 

エヴァはジュリオに説教し、彼にとてつもない蹴りを喰らわせた。吹き飛ばされたジュリオはエヴァを睨む。

 

「それが出来ないって言うことは.......臆病者と同じだ!」

 

「黙れノーマめ!」

 

「テメェにノーマと呼ばれたくないな!......お前の様な"悪魔"に!」

 

その時、ジュリオの装甲が剥がれ落ち、中から禍々しきオーラが溢れ満ちていた。

 

「本気でこの私を怒らせたようだな........!」

 

するとジュリオは内部から赤黒い液体が入った瓶を取り出した。そして瓶のコルクを開け、赤黒い液体を飲み干すと、ジュリオの体がみるみる内に変わっていく。

 

「来る!」

 

液体によって醜く残酷な姿へと満ちたジュリオは激しい怒りをこみ上げ、叫ぶ。

 

「アナザーモード!」

 

すると化け物の姿になったジュリオが紫色の発光を放ち、体の破片が飛び散り、虫の化け物へとなった。

 

 

 

 

 

その頃、エミリアはマナを抱き連れ、神殿の奥へ進むと、目の前に四体の獣の王の石像が東西南北としてそこに置かれていた。

 

「着いた!」

 

そして四体の獣の王の石像の中枢に光の繭が浮いていた。

 

「光の繭?」

 

エミリアはそっと繭に触れた。すると手のひらや心、体に優しい暖かさを感じた。

 

「熱い.........けど、何だか......傷んだ心を和らげてくれるこの暖かさ.........」

 

すると繭の糸がエミリアとマナを優しく包み込み、繭の中へ入っていった。

 

繭の中は白い空間であり、辺りを見渡しても、向こうは果てしなく、白く染まっていた。

 

「ここは?」

 

「.........久しいなぁ、姫殿下。」

 

「っ!?」

 

エミリアの後ろに装甲を外した本来あるべきの姿をしたシグムディアがいた。

 

「シグムディア!?」

 

「はい、6800億年ぶりです。」

 

「陽弥様は!?.......陽弥様は何処!?」

 

「彼方です.......」

 

シグムディアがそう言うと下からワームホールが開き、中にアナザーモードでさらに禍々しき姿に変わり果てた陽弥が岩石に座っており、その側にインフィニティソウルがあった。

 

「陽弥様!?彼はどうしたの!?」

 

「アルマロスとの戦いによりシンセシスの持てる力を全て使い果たしてしまい、本来あるべきの死者の姿へ戻ってしまったのだ.........それと、インフィニティソウルが死者である陽弥を拒んでいる。」

 

「........分かりました」

 

「え?」

 

「私が行き!陽弥様を元の陽弥様へと戻します!」

 

「しかし!」

 

「大丈夫です!」

 

「私は......ミッドガンドの護星神"陽弥・ギデオン"の許嫁!勇気があれば、誰にも負けません!」

 

「.......分かった.......では、貴女にこの鎧を授けます。」

 

シグムディアは手のひらから光を放出させ、その光はエミリアの周りを浮遊していくと。光が段々と形を整え、エミリアの部位に取り付けられていく。純白の鎧と表裏"白と赤"のマント、マントにはヴァルキュリアスの国章が浮かび上がっており、特徴的なのは、兜に翠のフルフェイスと左右に白き羽と光の羽と言う派手な装飾が付けられていた。

 

「これは?」

 

「ヴァルキュリアスの鎧です.........お美しいですよ」

 

「ありがとう.......シグムディア」

 

「ママ......」

 

「マナちゃんも行く?」

 

「うん!」

 

エミリアはマナを抱き上げ、背中から虹の色の模様が付いている羽を羽ばたかせ、ワームホールの中へ入った。

ワームホールの中は薄暗く、冷たく、水の底にいるような感じで、エミリアは陽弥の前に立つ。

 

「陽弥様.......聞こえますか?」

 

エミリアの声に陽弥は顔を上げた。

 

「........エミリア?」

 

陽弥は他にマナがいることに気付き目を会わせないように隠す。

 

「見ないでくれ!..........堕落した俺の姿を......見ないでくれ!」

 

「何を仰っているのですか!?あなたは立派に戦った!どんなものも背負った!愛するものを守るために戦ってきた!」

 

エミリアの言葉に陽弥はもがき苦しむ。

 

「だから!今度は......私達が陽弥を守る番!...........戻ってきて........あなた!」

 

すると陽弥の体から黒いオーラが溢れ出て、一点に集まり、アルマロスの形を作り出す。アルマロスは赤く目を光らせると、陽弥に憑依し、エミリアに襲い掛かってきた。

 

『己ぇぇ!クアンタの姫ぇぇ!』

 

エミリアは陽弥の腕掴み、回避行動を取る。

 

「これが......アルマロスの闇!?」

 

陽弥の口が裂けていき、鋭い歯が舌や喉の奥へと続いていくのが見えた。

 

「ガァァァァッ!!」

 

陽弥はエミリアに襲い掛かりエミリアの肩に噛み付いた。

 

「アアァッ!!!」

 

「ママ!」

 

エミリアの肩から血が噴き出し、陽弥はエミリアの血を啜っていくと、エミリアが陽弥を抱き締めた。

 

「クアンタニウムハート力で........あなたの本来あるべきの姿へ戻します!」

 

陽弥は抱き締めてきたエミリアから強引に離れようとした直後、エミリアの体から緑に光る粒子が溢れ出て、陽弥を包み込んだ。すると陽弥の姿がみるみる内に、変わっていき、元の姿へと戻った。陽弥は倒れると、負傷したエミリアが陽弥を起こした。

 

「エミリア.......」

 

「陽弥様......」

 

陽弥はエミリアの頬に触れ、謝罪した。

 

「ごめん.......俺また落ち込んでいたよ.....」

 

「良いのですよ........」

 

「パパ!」

 

心配していたマナが陽弥に抱き付くと、陽弥はマナに謝る。

 

「マナ.......ゴメンな.......怖かっただろ?」

 

「ううん!パパがどんな姿でもマナは気にしない!」

 

「ハハハ」

 

「マスター.......」

 

さらにシグムディアも陽弥の事を心配しに駆けつけた。

 

「シグムディア..........世話を掛けたな......」

 

「いいえ、対した程ではありません。それと現在グランドスフィアがホライゾンへと移動しております。」

 

「そうか.......なら、早めちゃうかな」

 

「早めるとは........あ!やるのですね?」

 

「あぁ、ギャラリックリングを強制的に起動する!お前達!何時まで寝ているんだ!?とっとと起きろ!奴等に俺らからのお仕置きを殺るんだろ!?なぁ!カイオウ!」

 

すると白い空間の外ではカイオウの石像が木っ端微塵に破裂し、中から白く気高く美しい鱗と蒼海に満ちた水生龍"カイオウ"が吠えた。

 

「シンオウ!」

 

次に北の方角に置かれていたシンオウの石像が木っ端微塵に破裂し、中から黄金の角と翠の体毛を持つ金色の鹿"シンオウ"も吠えた。

 

「エンオウ!」

 

次に、南の方角に置かれていたエンオウの石像が木っ端微塵に破裂し、中から六枚の翼、紅蓮に染まった炎を発する不死鳥"エンオウ"も吠えた。

 

「ユニゴルディアン!」

 

最後に西の方角に置かれていたユニゴルディアンの石像が木っ端微塵に破裂し、中から純白の体毛、頭に翡翠の結晶の角を持つ一角馬"ユニゴルディアン"が吠えた。

 

「今こそ奴等に........本当の忌むべき恐怖をトラウマとして遺そうぜ!」

 

四体の獣が同時に吠え、火口に向けて、それぞれの色を発光する柱を出した。

 

「ユニゴルディアン!」

 

ユニゴルディアンは繭の中に入り込み、有機生命体の体から、巨大な機械の体を持つ一角馬へと変わり、シグムディアの周りを駆け巡る。

 

「今こそ!........有機生命体と機械生命体を.......一つにっ!」

 

陽弥はシグムディアに乗り込み、ユニゴルディアンと融合した。

 

「シグムディア ザ・シンセシス!!」

 

純白の装甲と、体表面上に浮かび上がる緑に発光するコード、そして陽弥とシグムディアの両目が緑に発光していた。陽弥はシグムディアのコックピットを開け、エミリアに手を差し伸べる‼

 

「行こう!エミリア!皆が待っている!」

 

「はい!」

 

エミリアは陽弥が差し伸べた手を握り、マナと一緒に乗ると、繭が燃え落ち、中からシグムディアが現れ、三獣王と共に火山の外へ飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、エヴァ達はリーパーエキスによって化け物へと変貌を遂げたジュリオに負けていた。

 

「これ程.....とは.......!」

 

「私を怒らせた罰だ.......」

 

「まさか.......リーパー・エキスを飲んでさらにパワーアップするなんて.......」

 

「お前達が弱い理由を教えよう.......それは権力が足りないからだ!私の世界のように、ドラゴニウム......."アウラ"がいなければ私の世界は平和であった。何故だか分かる?権力があったからだ!力無ければ何れ滅びる運命!お前達は我々の下で働いておれば良い存在なのだ!ノーマも!ドラゴンも!」

 

ジュリオの戯れ言に、エヴァは笑い始める。

 

「ハハハ........お前の言葉は......完璧に違うな.........大間違いだ!」

 

ジュリオは首をかしげると、エヴァは話を続ける。

 

「人はな.......確かに偉そうな事を言う。暴力、欲望、支配.......直ぐに物を頼る愚かな存在だ............だがな、人ってのはとてつもない特技がある!........"力を合わせる事だ"!力を合わせれば、どんな壁やどんな高山も乗り越えられる。間違った道を歩めば、仲間が呼び戻してくれる.........お前のような奴には......その生まれてくる意味があった!親はお前を間違った方向へ歩ませないよう、心から叫んでいたのだ!エンブリヲのような愚かな人間見たいな傲慢な奴にしないために!」

 

するとジュリオがエヴァの頭に指を突きつけると、エヴァの頭から激しい電磁波が襲った。

 

「ガアッ!」

 

「愚かなクアンタの元皇帝が.......戯れ言を言うな!この恩知らずが........」

 

「エヴァ様......!」

 

「頼む......エヴァ様を......!」

 

「助けてくれ......!」

 

テスタ、ミラーナ、オルトが必死に助けを求める。

 

「さらばだ。裏切り者エヴァよ........」

 

ジュリオはビームサーベルを放出し、エヴァに突き刺そうとした。

 

「クッ!ここまでか......!」

 

エヴァが諦めかけた次の瞬間、火山から一気に噴火した。

 

「ッ!!?」

 

「何だ!?」

 

その直後、溶岩から緑に発光する集束ビームがジュリオに直撃した。

 

「ゴヘッ!?」

 

ジュリオはビームでの攻撃により、数キロメートル吹き飛ばされた。

 

「今のは!?」

 

すると火山から青、赤、緑、黄色に発光する柱が現れた。

 

「火山から、青の光の柱?」

 

「赤い光の柱?」

 

「緑の光の柱?」

 

「黄の光の柱?」

 

すると噴火する火山から声が聞こえてきた。

 

「我流第一究極奥義!流星獄炎!!」

 

すると火山から、真っ赤に染まった岩石が炎を発して、ヴァルヴァトール帝国へと飛んでいった。そして火山付近で倒れていたアンジュやルナ達が噴火する火山を見る

 

「来たか!」

 

「おせぇんだよ......!」

 

「お兄ちゃんが........甦ったぁぁぁ!」

 

「陽弥.......」

 

そして噴火する火山の中からゆっくりと影が見えてきた。その影の正体を見たジュリオは驚愕した。

 

「そんな!?......馬鹿な!?」

 

段々と影や形も露になり、さらにジュリオは驚く。

 

「お前は......インフィニティソウルを抜かれ.......死んだ筈だ!?」

 

「死んだ?.......俺が?」

 

陽弥はジュリオの言葉に呆れた。

 

「馬鹿か貴様!?」

 

緑に発光するビームウィングを展開し、名を言う。

 

「俺を誰だと思っている?」

 

そして魔剣グラムと七星剣を抜刀し、ジュリオに突き付ける。

 

「俺は.......全ての銀河を守りし究極にして、全知全能!真のシンセシス!」

 

その直後、火口から溶岩が溢れ出てきて、辺りを照らし出した。

 

「...........その名も!"陽弥・ギデオン"だ!!」

 

名を言った直後、火山が噴火し、上空から火の雨が降り注ぐ。

 

「殺れ!デストロイア達よ!」

 

すると量産型のデストロイア達が陽弥にビームガンを突き付けてきた。

 

「やれやれ........派手に来るか...........サンバースト!!」

 

その直後、陽弥の体から高熱を持つ波動が広がった。するとビームガンを構えていたデストロイア達が機能停止していき、上空から墜落していった。

 

「何!?」

 

よく見ると、デストロイアの女神像が赤くなっており、オーバーヒートして動けなくなったと分かると、ジュリオは驚いた。

 

「あり得ない!!?」

 

ジュリオは舌打ちをし、体の中にある陽弥のインフィニティソウルとフォドラニウムを使い、ビームサーベルが虹へと変色した。そしてジュリオは陽弥に突き刺した。

 

「どうだ!?フォドラニウム3年分のエネルギーを高出力の刃に変え!さらに私のインフィニティソウルのエネルギーで火力を無限にしたのさ!」

 

「何が無限だと?」

 

「え!?」

 

煙が晴れると、陽弥が高出力の刃を小指と親指を挟んで、受け止めていた。陽弥は笑顔で、ジュリオに言う。

 

「......俺が持っていたインフィニティソウルよりも..........俺はもっとでかいインフィニティソウルを持っているんだがね~♪」

 

「あ.......ああ......!」

 

「戯け者が!」

 

シグムディアの腕から炎の鞭が展開され、ジュリオに叩きつける。

 

「がっ!!?」

 

「何がシンセシスだって!?.......笑わせんじゃね!!このタコ!」

 

陽弥は炎の鞭でジュリオを縛り上げると、あちこちの溶岩や地面に叩き付けまくる。

 

「お前が擬似シンセシスなら..........こっちは本当の真のシンセシスなんだよ!!!」

 

「あああああああ~~~!!!」

 

縛り上げ上げられたジュリオの顔は異形になっており、この世とは思えないほどの顔へと変貌した。

 

「お前には.......インフィニティソウルは重すぎる..........返してもらうぞ!!」

 

すると鞭の先端がフックへと変わり、ジュリオの胸に突き刺し、奪われた陽弥のインフィニティソウルを取り出した。

 

「ああああああ~~ッ!!!」

 

その直後、ジュリオの体が段々と変わり始めてきた。虫の姿だったのが元の姿へと変わり、さらに金髪だったのが、白くなり、皮膚が老化し、ヨボヨボの老人へとなった。

 

「へぇ~...........俺のインフィニティソウルか奴のダークマタージュエルの力を使って若返っていたのか.........まさか本当の姿は老いぼれた老人なんだなぁ.....覚悟はできてんだろうなぁ?ジュリオ!!」

 

陽弥はシグムディアから降り、邪神覚醒した姿へと変身し、拳の骨を鳴らしながら、ジュリオの所へ歩いていく。

 

「まっ待ってくれ!私が悪かった!早まるな!要求は何でも聞く!そうだ!全軍に降伏信号を出しておく!お前らの勝ちだ!だから........殺さないでくれぇぇ~!お願いだ!!」

 

ジュリオが必死に土下座もすると、陽弥は感心し、ジュリオを後にする。

 

「そうか......なら、良いだろう。一刻も早くクトゥルフを八つ裂きにしないとな......」

 

陽弥が背を向けると、ジュリオは僅かな力でビームサーベルを展開した。

 

「お~!そうか!なら、.......私も...........お前を殺す!」

 

ジュリオはビームサーベルを突き刺したが、陽弥は回避行動を取り、ビームサーベルを空手チョップで腕ごとへし折り、、魔剣グラムを突き付けた。

 

「グァッ!」

 

「人間としての心も捨てたのか?」

 

「己れ、化け物めぇぇ!」

 

「化け物は貴様だ!ジュリオ!」

 

「え?」

 

ジュリオは陽弥の言葉に疑問を持つと陽弥の目が緑に輝き、ジュリオを睨んだ。

 

「今からお前をあの世へ行かせる.........これは.......ジュライ・飛鳥・ミスルギとソフィア・斑鳩・ミスルギの意思だ!」

 

すると辺りで流れている溶岩が陽弥の手に集まっていき、半径20メートルの球体へとなった。

 

「地獄の炎よ........今こそ奴の血肉を贄として捧げよう!」

 

「まっ待ってくれ!.....待ってくれぇっ!」

 

「死んで親に詫びろぉぉぉっ!このっ!糞痛皇子がぁっ!!!!」

 

陽弥が溶岩の球体にエネルギーを注ぎ込み、紅炎を放出する紅蓮の球体へと変わった。

 

「アアアアアアァァァァァッ!!!」

 

「ヘリオス流秘奥義!!」

 

陽弥は掛け声と共に、燃え盛る大地に脚を踏み込み、渾身を込めて、紅蓮の炎を放つ球体をジュリオに投げ付けた。

 

「『ガイア・ボール!!!!!!』」

 

紅蓮の球体は燃え盛りながら、ジュリオに向かっていく。ジュリオは応戦するが、ビームガンが拡散・無効化され、泣きながら謝罪した。

 

「アァァァァァッ!!!許してください!許してください!ごめんなさ~いっ!!!アアアアア

~~ッ!!!」

 

ジュリオは断末魔の悲鳴を上げ、紅蓮の球体に呑み込まれ、地獄の業火で焼き付くされた。その様子を見ていたアンジュは語る。

 

「今度こそ、さよなら.........."お兄さま".........」

 

そしてジュリオの姿が段々と薄れていき、体は崩れ、灰へとなった。すると陽弥は魔剣グラムを抜刀し、ジュリオの燃え広がっていない首を切断し、首を持ったまま、倒れているテスタ達に手を貸した。

 

「お前達........よく頑張ったな♪」

 

「陽弥さん.......」

 

すると陽弥は倒れているエヴァに近づく。

 

「エヴァ......」

 

「........」

 

「なに拗ねてるんだ.......?」

 

エヴァは無言のままであった。

 

「手を貸そうか?」

 

陽弥はエヴァに手を差し伸べる。

 

「........フッ、お前に言われたくない言葉だ.......」

 

エヴァはそう言うと、自分で立った。

 

「さて、クトゥルフに挨拶しますか........先に行く!」

 

陽弥はシグムディアに乗り、融合を解除し、ユニゴルディアンに騎乗し、シンのいるヴァルヴァトール帝国へと向かった。

 

「やっぱり.......陽弥はこうでなくては.......」

 

エヴァは飛び去っていく陽弥を見て笑い、アンジュ達を救助し、火山を降りていった。




ザマァ見ろ!ジュリオ♪
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