クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 銀河の守護者   作:オービタル

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第64話:時空大戦 前編

 

陽弥は全艦隊に宣言していた。

 

「皆....聞いてくれ、これから俺とルナはマナとエスメラルダさんを連れて、バロックダーク中心部へ向かい、エミリアを救出し、アルマロスを倒す。アルマロスがやろうとしているのは、俺達の世界だけじゃない......過去、現在、未来.....そして生きとし生ける者達の存在を消去しようとしている。そんな世界を望むものなんているか?嫌、そんな事誰も思っていない!ここに集まった数多の種族や時空を越えし勇者達はアルマロス......超次元生命体に抗う戦士達だ!敵だった者達も.....お前達も誇り高き戦士の一員だ!自分達も思うだろ?こんな凄い連中が味方として、一緒に戦ってくれることに!どんな強敵が来ようが、俺達は怖れない!作戦名『トゥルーラスト・リベルタス』!!俺達は奴の駒ではない!奴を殺し!自由を勝ち取り!生きて帰ろう!家族の元に!」

 

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「良い宣伝じゃないか.......陽弥....」

 

「昔のあんたに似ているよ......あの宣伝は♪」

 

「俺達も.....陽弥に負けてられないな!!」

 

「えぇ!!」

 

シンとヒルダは武装強化したペルシウスとテオドーラに乗り込む。

 

 

 

 

 

偽りの地球がある星系にワープしたグランドスフィアから数多の種族の艦隊が発進準備する。

 

「全艦隊はX陣形を組み、惑星型収斂時空砲『アヴァロン』を攻略する!」

 

「全艦隊!発艦!」

 

陽弥の合図と共に艦隊が次々と発進していく。

 

「前方アヴァロンを確認!」

 

艦隊は陣形を組み、目の前にあるアヴァロン、偽りの地球、そしてその後ろに暗黒の星"バロックダーク"が見えた。そしてアヴァロンの前に無数のファントム艦隊が立ち塞がっていた。

 

「俺の合図で撃て..............fire!!(撃てっ!!)」

 

陽弥の合図に全艦隊の主砲やミサイルが発射された。数多の艦隊の攻撃がファントム艦隊に炸裂する。そしてファントム艦隊も反撃してきた。

 

「アヴァロンから膨大なディメンジョンエネルギー波を確認!!」

 

アヴァロンの6つの花弁の主砲から収斂時空砲がチャージされていく。

 

「来るぞ!超大型リフレクターシールド展開!」

 

巨大な装甲板を装備した防壁艦隊が連結し、巨大なリフレクターシールドを展開した。そしてアヴァロンから巨大な収斂時空砲が放たれたが、超大型リフレクターシールドが受け止める。

 

「ゆっくり反らせ!」

 

連結した防壁艦隊がゆっくりと屈折させ、ファントム艦隊に向けた。

 

「上手くいった!」

 

アヴァロンの収斂時空砲がファントム艦隊を塵に変え、連合艦隊の攻撃が一気に収斂時空砲台へ集中攻撃し始める。

 

「全艦隊!収斂時空砲口部に集中攻撃!」

 

次々に収斂時空砲口部に直撃し、大爆発を起こす。

 

「目標砲口部に命中!」

 

陽弥達は兵士の言葉を素早く聞き、機神を発進させた。

 

「インフィニットプライムス!前進します!!」

 

インフィニットプライムスが発進され、腕部や脚部からヴァルキュリアス艦隊が出撃した。

 

「良し!全機、発進準備!」

 

ヴァルキュリアス艦隊から次々と空間戦用のパラメイル、セイクリッドメイル、ガルドメイル、ラグナメイル、パンドラメイル、インゼクティアメイル、ギムガルムが発進していき、陣形を組む。

 

「アヴァロンを抜けた先に偽りの地球があり、奴等はバロックダークを最終防衛ラインとして偽りの地球を星ごと基地にしている!我々インフィニットプライムス所属部隊は新型核ミサイル『レッドダスト』を各前線基地へ爆撃、露出化させる!」

 

陽弥の命令を聞いた兵士達は緊張する。するとバロックダークがファントム艦隊を生み出すと、今度は情報を読み取り、パラメイルに見せ掛けた機体を生み出した。

 

「第一歩列!撃て!」

 

全機の武器から無数のビームが撃ちだし、ファントム艦隊やファントム機に直撃する。そしてファントム機も反撃してきた。陣形を組んでいた一機が破壊され、一機、また一機が破壊されていき、陣形を崩し、散会し攻撃を仕掛けていく。陽弥のシグムディアがハイパーノバビームライフル、ハイパープラズマビームライフルでの二丁でファントム艦隊やファントム機を撃墜、さらに、背部に武装した尻尾武器"ソードテイル"が伸縮できるビームワイヤーを使い、ファントム艦を貫き、そしてそのファントム艦を貫いたまま、別のファントム艦にぶつけた。

 

「第一艦隊!全機を援護せよ!」

 

ヴァルキュリアス艦隊の主砲からクアンタ人の兵器"ノバビーム砲"で撃ち、ファントム艦隊に直撃した。

 

「無人戦闘機!発進!!」

 

艦隊から無人の戦闘機が発進され、ザーン・グリブナグの遠隔操作でファントム機を撃墜していく。

 

「前方からケートスとカルディアノン戦闘艦隊を確認!!」

 

ウェルビスが言うと、アヴァロンの影からケートスがゆっくりと現れた。

 

「眼にものを見せてやれ!インフィニットプライムス!!」

 

『了解!』

 

インフィニットプライムスが要塞形態から駆逐形態へ変形し、マーズプライムスのロマノフを構えた。

 

「ロマノフ!発射!」

 

『発射!』

 

インフィニットプライムスのロマノフが発射され、ケートスに炸裂した。

 

「インフィニットプライムス!行くぞ!」

 

陽弥はインフィニットプライムスへ向かい、叫んだ。

 

「アスガルド!!ヴァナヘイム!!」

 

するとインフィニットプライムスの胸部からハッチが展開し、陽弥はシグムディアと共にインフィニットプライムスと合体した。

 

「神々の力を......一つに!!」

 

その時、インフィニットプライムスの背部のプルートゥプライムスのビームウィングがさらに放出され、インフィニットプライムスの後頭部から粒子帯が放出された。

 

「シグムディア アバランシェプライムス!!」

 

インフィニットプライムスのマーズプライムスの砲口から超大型ビームソードを放出し、出力を上げ、斬りかかった。

 

「うぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」

 

悲鳴を上げるケートス、獣と機神の各主砲が火を吹き始めた。

 

「止めだ!ケートス!!」

 

陽弥がインフィニットプライムスの出力を上げると、マーズプライムスが変形し始め、先の超大型ビームソードよりも数十倍の粒子剣へと変わった。そして陽弥は渾身を込めて、粒子剣を降り下ろし、ケートスを真っ二つにした。ケートスは悲鳴を上げ、爆散した。

 

「凄い........惑星並の大きさを持っているケートスが....たった一太刀で.....」

 

「これが....シグムディアとインフィニットプライムスが合体した力....!!」

 

インフィニットプライムスの胸部のハッチが開き、七星剣を持ったシグムディアが剣を上へ掲げ、命令した。

 

「全軍!我に続け!!」

 

《yes!we fuhrer!!》

 

誇り高きヴァルキュリアス兵士は敬礼し、ルナ達を引き連れて、アヴァロンへ向かった。その頃、バロックダークから戦場を見物していたアルマロスは......

 

「あんなものまで隠していたのか........まぁ、良い♪我には最終兵器があるのだからなぁ......」

 

アルマロスはそう言うと、アヴァロンの方を向き、笑っていた

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