クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 銀河の守護者   作:オービタル

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afterstory17:侵略

 

幽霊要塞から脱出できたシン達は、急いでレオン達の世界へと向かっていった。

 

「間もなく、到着いたします!」

 

ワープを抜けた先にアウラの都が見えてきた。シン達は早速、下り、アウラ・ミドガルディアに危険を知らせる。

 

「ドレギアスが復活しただと!?」

 

大巫女や他の巫女、さらにサラやアンジュも驚く。

 

「急いで迎撃体制をしてくれ!奴等はたぶん......アンジュと姫さんを狙っている!」

 

ジュンも賛同する。

 

「分かりました!御主らと同盟を結び、グリニア帝国艦隊を追い払いましょう.......!」

 

シン達は大巫女に敬礼する。

 

「感謝する!」

 

そしてシタデルの指揮はシュバルツァに変わり、陸上戦艦や各世界に散らばっていたフロンティアが集結していた。

 

そしてレオンの世界の第一中隊と陽弥の世界の第一中隊が合間見え、協力することになった。そしてアウラを守る近衛騎士団に所属しているアストラ、ベイボルス、アイリスも向かっていく。そして数時間後、上空から何かが接近してきた。皆は迎撃体制をし、武器を構えると、現れたのはボゥ将軍の戦艦一隻だけであった。

 

「一隻だけ?」

 

すると戦艦から四機の機体がカタパルトから射出された。

 

「何だ!?」

 

現れたのは、オメガメイル"ヴェルトサーガ"によく似ている黒い機体と、ガイラスと同じテールアンカーが装備されたイントゥルとシェレナと同じ蜘蛛の足へと変わったシャバシティ、そしてカロルのゼストバーンは脚部がコンドルレッグへとなっていた。すると四機のコックピットが開き、ライダーが姿を現した。

 

「アストラ!ベイボルス!アイリス!」

 

「「「っ!!?」」」

 

ガイラスはヘルメットを外し、顔を露にする。

 

「お前は!?」

 

「そうだアストラ.......俺様だぁぁぁぁ!!!!」

 

それに続き、カロルとシェレナもヘルメットを外し、顔を露にする。

 

「久し振りだな.....ベイボルス.....」

 

「.....カロル!」

 

「アイリス......久し振りだねぇ♪」

 

「あなたもね、シェレナ.......」

 

三人はそれぞれの宿敵を睨み付ける。すると黒いヴェルトサーガに乗っているライダーもヘルメットを外す。

 

《レオンッ!!?》

 

「何で、レオンが!?」

 

「レオン・マクライト.......あぁ、アイツか........アイツなら、ドレギアスの元で拘束されている......」

 

「何っ!?」

 

「そして俺はそのレオン・マクライトから採取されたDNAから生まれたもう一人のレオン・マクライトだ♪」

 

「もう一人のレオン!?と言うことは!お前、クローンか!?」

 

「そうだ......そして俺は新生グリニア帝国皇帝であるドレギアスの右腕でもある!」

 

「何だって!?」

 

「そして俺達は、ドレギアス陛下によって復活したんだ!新生フェメシス騎士団としてな!」

 

「新生フェメシス騎士団だと!?」

 

「そして!何と言っても我等の偉大なる皇帝陛下!ドレギアス皇帝である!!!」

 

すると戦艦から、黒い影が射出された。

 

「っ!!!!お前は!?」

 

それは紫の装飾、赤黒い装甲、手にはオロジャーグとマガダイトウを持ったゼロであった。そしてゼロの頭部に何かが付けられていた。

 

「ッ!!!」

 

それは何と、オパール鉱石化した陽弥であった。

 

「陽弥ぁ!!?おい!ドレギアス!!お前!陽弥に何をしたんだ!!?」

 

「コイツか?コイツはインフィニティソウルとクアンタニウムハート、グリゴリ、アーククリスタルを守るために自らの体を鉱石に変えたんだ。それのせいで力は取り出せなく、変わりにゼロの飾りとして役立っているんだよ♪」

 

レオンのクローンが笑いながら説明すると、シンとヒルダの怒りが頂点に達した。

 

「き、貴様ぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

 

シンはディメンジョン・ヴァルキュリアを取りだし、構える。

 

「貴様等!!死ぬ覚悟は出来ているんだろうなぁ!!!!?」

 

するとヒルダが怒り狂っているシンを止める。

 

「ダメ!!撃っちゃダメだ!!陽弥に当たる!」

 

「だが!陽弥が!!」

 

その直後、ドレギアスが指を鳴らした。

 

《っ!?》

 

皆がドレギアスの方を向いた直後、地面から巨大な赤黒い植物が生えてきて、レオン側のサラとアンジュ、アストラ、ベイボルス、アイリス、タスクを除く皆が植物に絡まり、身動きが取れなくなる。

 

「クッ!!これは!」

 

「な!?何なんだよこれ!?」

 

サラとレオン側のロザリーが絡まった植物を切ろうとするが、再生していく。

 

「シン!これってまさか!?」

 

「間違いない!これはドゥームの力だ!」

 

「よりにもよって、あの邪神皇の力かよ!?」

 

皆がドゥームの植物に身動きが取れない間、ドレギアス達はレオン側のアンジュとサラ、タスク、そしてアストラ、ベイボルス、アイリスに襲い掛かかる。アストラはヴォーダスのアルカイルを持ち、ガイラスも改造されたイントゥルの新しいメイス『ギガントメイス』で応戦するが、パワーアップしたイントゥルにアストラが押される。

 

「オラァッ!!どうしたガイラス!テメェの力はそんな程度か!?」

 

するとイントゥルの背部からテールアンカーを振り下ろしてきた。

 

「ッ!?」

 

アストラはアバラストで防御するが、アバラストが簡単に凹んだ。

 

「何っ!!?」

 

アストラは驚きながら、アルカイルを構える。

 

同じ頃、ベイボルスもダウロスの両肩のキャノン砲でカロルのゼストバーンを追撃する。しかし、カロルの改造されたゼストバーンの速さに照準が追い付かなかった。

 

「クソッ!速すぎる!!」

 

その直後、ゼストバーンがコンドルレッグでダウロスの両肩のキャノン砲を鷲掴みし、トマトの様に握り潰された。ベイボルスは驚き、グングニールを構える。

 

「ジェレスを一瞬で!?」

 

ベイボルスがグングニールを突き構え、ゼストバーンのコンドルレッグが襲い掛かかる。

 

アイリスもクリアリスのウルトヴァイスを使って、シェレナの改造されたシャバシティを攻撃するが貫通性が高いウルトヴァイスの矢が弾かれる。

 

「ふ~ん!無駄!無駄ぁっ!!」

 

シャバシティは背部の蜘蛛の足が連結し始め、巨大な2問のガトリングキャノンへと変形し、乱射し始めた。さらに蜘蛛の尾からハッチが開き、拡散レーザーが放たれる。

 

「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~~~~!!!!!死ねぇぇぇぇっ!!!!!」

 

シェレナは狂喜に満ちた笑い声で、周りにある建物を次々と破壊していく。アイリスは華麗なアクロバティックでガトリングランチャーや拡散レーザーからの攻撃を急いで回避していく。

 

「ヒィ~っ!!?」

 

 

そしてタスクはエグゾディアスのグランジャベリンでクローンレオンが使うヴェルトサーガの偽機体"ヴェルトバーサーカー"との互角な戦いをしていた。

 

「古の民の生き残りが........それだけか?」

 

「クッ!!」

 

するとヴェルトバーサーカーの後方にアンジュとサラが回り込む。アンジュがラツィーエルを抜刀し、ヴェルトバーサーカーへ突撃する。しかし、

 

「甘い!!」

 

ヴェルトバーサーカーの脚部からビームサーベルを展開し、アンジュの攻撃を防御する。

 

「嘘ッ!?」

 

「甘いぞ!アンジュが!!」

 

するとヴェルトバーサーカーがビームサーベルでアンジュを弾き飛ばした。

 

「アンジュ!」

 

「貰ったぁっ!!」

 

ヴェルトバーサーカーの6枚の闇の翼『ダークネスウィング』を展開し、機動力を上げた。さらにダークネスウィングから闇のビームウィングを放出し、推力も上げ、タスク達を翻弄する。

 

「は、速い!!?」

 

その直後、秒速でも計れない程の鎌鼬が起こり、エグゾディアスの両腕をバラバラにした。

 

「エグゾディアス!!」

 

『グアッ!!』

 

「止めだ!!」

 

クローンレオンが腕部のビームソードを振り下ろそうとした直後、陽弥側のタスクがヘラクレスの超次元跳躍で、転移し、レオン側のタスクを助けた。

 

「っ!?」

 

陽弥側のタスクはルミナスブレードでクローンレオンを払い除ける。そしてヘラクレスの再生紋章を発動し、バラバラになったエグゾディアスの両腕が再生していく。

 

「凄い!流石陽弥の世界の俺!」

 

「気を抜くな、俺!」

 

二人のタスクはそれぞれの武器を構える。その光景にシンは感心する。

 

「おぉ!!これぞ、Wタスクか!」

 

「感心してんじゃねぇ!とっとと私たちも行くよ!!」

 

陽弥側のヒルダが超次元跳躍で植物から脱出し、皆を植物から解放した。

 

「行くぞ!皆!」

 

《おお~!!》

 

皆がそれぞれ散会し、ガイラス、シェレナ、カロルの討伐へと向かっていった。二人のロザリーとクリス、バン、ジュン、サイ、リアースは苦戦しているアストラの方へ、二人のエルシャ、ヴィヴィアン、カズ、アラド、ヒカリ、はベイボルスの元へ、陽弥側のゾーラ、ハンク、コモン、フェイズはアイリスの元へ、陽弥側のアンジュ、サラ、ヒルダ、サリア、リュウガ、フィーリ、ウィルがクローンレオンに苦戦している二人のタスク、レオン側のアンジュ、サラを助けに向かった。そしてシンはペルシウスとペガシオーネスと合体し、人馬形態へとなり、ドレギアスを相手する。

 

「ライトソードビット、ダークビットレーザー、リフレクタービット、展開!!」

 

ペガシオーネスの翼からライトソードビット、ダークビットレーザー、ゾディアック・ミラージュからリフレクタービットが展開され、ドレギアスを追い詰める。しかしドレギアスはゼロの体からバリアを展開し、ソードビットとビットレーザーの攻撃を防御する。

 

「確かに、ゼロは強い.......だが!最初に造られたパンドラメイルなら、互角に戦える!!」

 

シンはディメンジョン・ヴァルキュリアをソードモードに切り替え、ドレギアスに振り下ろした。

 

「舐めるな!小虫が!!」

 

ドレギアスがオロジャーグとマガダイトウを取り出し、ディメンジョン・ヴァルキュリアを防御する。

 

「クッ!!」

 

「まだだっ!!!」

 

ディメンジョン・ヴァルキュリアに追加されたバーニアから火が吹き、ドレギアスを押し出す。

 

「何っ!?」

 

「こっちも!俺等の世界の技術、舐めるんじゃねぇっ!!」

 

シンのパワーがドレギアスを圧倒する。そしてライトソードビットがマガダイトウを払い除けた。

 

「っ!!」

 

シンはその隙に腕部ワイヤーショットでゼロの首を締め付ける。

 

「クッ!!」

 

「グゥッ!!」

 

するとドレギアスは笑みを浮かばせて、ワイヤーを握る。

 

「っ!?」

 

ドレギアスはシンを引っ張り、回しまくる。

 

「グァァァァァァッ!!!」

 

そしてゼロの手からワイヤーが放され、シンはペルシウスごと放り投げられた。そして倒れたシンを踏みつける。

 

「グッ!!」

 

そしてドレギアスはオロジャーグを突き付けながら、戦っている戦士たちに言う。

 

「貴様等!!動くな!!」

 

《っ!!?》

 

「コイツを殺されたくなかったら、皇女とドラゴンの姫巫女を引き渡せ.......」

 

《っ!!》

 

「俺に構うな!!コイツを止めなければ、次元と時空が破壊される!!」

 

「黙れ.....」

 

ドレギアスはさらにシンを踏みつける。その光景に陽弥側のヒルダが叫ぶ。

 

「止めろぉぉっ!!」

 

するとシンはペルシウスの背部のヴェスバーを起動し、狙いを定める直前、クローンレオンがヴェスバーを破壊した。

 

「.......そんなに死にたいのか?......良かろう、望み通りにしてやるぞ.....」

 

ドレギアスがオロジャーグを突き刺そうとする。

 

「さらばだ.......」

 

ドレギアスがオロジャーグを突き刺そうとした瞬間、星獣ザックズバーンが頭部のスラッシュブレードで防御する。

 

「っ!?」

 

その時、ゼロの腕が何かに掴まれ、ゼロの頭部目掛けて、尻尾のスパイクハンマーが炸裂した。ゼロは吹き飛ばされ、現れたのは星獣ブレイスパイクであった。そして空の彼方から流星の様に星獣達が現れた。その中にガルディオラもいた。レオン側のアンジュ達が星獣を見て、驚く。

 

「うっほ~!カッチョイイ~!」

 

「な!?何じゃあの怪物は!?」

 

ヴィヴィアンは興奮するが、ロザリーは怖がる。すると陽弥側のロザリーが説明する。

 

「星獣スペクトロブスだよ!」

 

「星獣?」

 

「あぁ!陽弥のペットと言って良い!」

 

陽弥側のロザリーが解説する中、ライウーンが雲を呼び出し、稲妻を落とす。そしてその稲妻がガイラス、シェレナ、カロルに直撃する。

 

「グァァァァァァッ!!!」

 

「あああああぁぁぁぁぁっ!!」

 

「何だ、この稲妻は!?」

 

三人の動きが鈍くなり、さらに稲妻の直撃で体の一部が溶けていく。

 

「なっ!?何だこれはぁぁっ!!?」

 

ガイラスが溶けていく右腕に驚く。ドレギアスは叫ぶガイラスを見て舌打ちをした。

 

「チッ!やはりクローンにも制限があるか.......L!、ガイラス!シェレナ!カロル!作戦は失敗だ!退くぞ!!」

 

「クソッ!覚えてやがれ、アストラ!」

 

「アイリス.....今度会ったら、次はないよ.....」

 

「ベイボルス.....フェメシス騎士団を裏切った罪は重いぞ........覚悟しておけ....」

 

「...........」

 

ガイラス達は急いでボゥの戦艦へ戻っていく。そしてドレギアスはシンを見る。

 

「ヴェクタ人........我の計画は終わらない、全ての時空と次元を破壊するまで........そして我はお前も知らない空間にいる........」

 

ドレギアスはそう言い、ボゥの戦艦に戻っていく。

 

「待てっ!!」

 

スペクトロブス達が逃げているドレギアスに向けてレーザーを放つ。しかしドレギアスが糸と簡単にスペクトロブスのレーザーをバリアで弾く。

 

「弾いただと!!?」

 

シンが驚くと、ドレギアスはゼロの体を動かす。

 

「徐々にゼロの体に馴染んできたようだ......さて、あの荒神を誘うとするか........」

 

ドレギアスはそう言い、何処かへと消えた。

 

その後、レオン側の世界にルナ達やヴァルキュリアス軍が駆け付けてきた。ココやミランダ、さらにアジマス連邦軍も援軍に来てくれた。

 

「お父さん!お母さん!」

 

「「ルナ!?」」

 

ルナはシンとヒルダに抱き付く。するとレオン側のヒルダがルナをまじまじに見る。

 

「........」

 

「えっ!?......お母さん!?」

 

ルナはもう一人のヒルダに驚くと、レオン側のヒルダが言う。

 

「アンタがもう一人の私の子なんだな?」

 

「え?......はい」

 

「......そんな胸じゃモテないよ、アンタ♪」

 

「え~~~!!!!????」

 

ルナの胸の差をバカにされ、シンと陽弥側のヒルダは笑う。

 

そしてレオン側のココやミランダも陽弥側のココとミランダと会い間見えた。

 

「はわわわわわ~!!」

 

「どうしたの?」

 

「い!いえ!別の世界の私があまりにも綺麗で........その......」

 

すると陽弥側のココは恥ずかしがるココの頭を撫でる。

 

「?」

 

「ありがとう....別世界の私♪」

 

「っ!!」

 

陽弥側のココの綺麗な笑顔にココの顔が真っ赤になり、倒れた。

 

「あ~~!!?ココ~ッ!!」

 

レオン側のミランダが慌てると、陽弥側のココとミランダは笑う。

 

するとレオン側のサラがシンに言う。

 

「大将シン殿よ.....」

 

「ん?」

 

「我々アウラの民とフロンティアは、あなた方種族大銀河連合との同盟締結を求めます。」

 

「っ!?同盟......」

 

「あなた達も知っている通り......ドレギアスは油断大敵生命体です......そして復活した新生フェメシス騎士団は我々の龍神器やラグナメイル、ローガストメイルをも上回っております......そしてあなた方の息子さんやお孫さんと勇人、レオンを助けたいのです、」

 

「.........確かに、ドレギアスは以上だ.......だが、アイツを倒したお前たちなら、戦略、頭脳に適している。良いだろう、同盟を結んでも.......」

 

「分かりました......では、アウラの都が再建した後、明後日に、」

 

「.......分かった」

 

レオン側のサラとシンは握手で同盟を結び、ヴァルキュリアス軍、アジマス連邦軍と共にアウラの都の復旧に手伝う。

 

 

 

 

 

 

その頃、勇人達は学校から帰っていた。

 

「.........虐められている時期と虐められない時期の違いってこんなのかなぁ?」

 

勇人は考えながら歩いていると、また洋介が現れ、今度は大勢のチンピラを連れていた。勇人は人気のない廃鉱に連れていかれたが、2000年も次元の狭間で陽弥に修業されていた勇人は大勢のチンピラや洋介を糸も簡単に、ノックアウトした。

 

「痛てぇ........何でだ......?」

 

「もう止めよう.........こんなこと..........無理だって、僕の実力を知らないまま殺そうとするなんて.........」

 

「うるせぇっ!!お前の様な奴がいるから目障りなんだ!!お前や親を殺したと思ったとら、お前だけがノコノコと生き残りがって!!」

 

洋介の言葉に勇人は驚く。

 

「ノコノコと生きて!?.........おい!あの時、俺も乗っていたのか!?」

 

「そうだよ!!お前の病気が出たことをチャンスに殺したんたよ!車は爆炎し、中から火だるまになった女が叫びながら無傷の赤子を抱いて死んだ!俺はそれを知って、親父に逆らった悪人とお前を悪人の子としてマスコミに流したんだよ!!」

 

「...........(何処まで、腐った心を持っているんだ........コイツは......)」

 

事実を知った勇人は決意した。

 

「........ベリト、頼む......」

 

勇人の体から暗黒生命体ベリトが現れ、深紅の剣を突き付ける。洋介は驚き、恐怖する。

 

「な!?何だコイツは!?」

 

「テメェのその穢れ腐った心........地獄の炎で洗い流しやる!!」

 

ベリトの剣から火の玉が放たれ、洋介に引火した。

 

「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」

 

洋介の体中が燃え盛り、髪の毛が燃え散り、皮膚が焼き付くされていく。ベリトが勇人の体の中へ戻り、転送紋章で邸へと帰っていった。

 

「勇人.......大丈夫か?」

 

ベリトが勇人を心配すると、勇人は泣きながら笑顔で返した。

 

「これが.....大丈夫に見える?」

 

ベリトは驚き、泣き崩れる勇人を優しく撫でる。

 

 

 

 

そして火だるまの様になっている洋介が地面を這いずりながら、苦しむ。

 

「グゥッ!............フ~ッ!.....この怨み.....張らさで措くべきかぁっ!!」

 

すると火だるま状態の洋介の前にドレギアスが現れる。

 

「この世界の秩序が憎いか?」

 

「!?.......誰だ?」

 

「我が名はドレギアス.......新生グリニア帝国の皇帝である.......お前を新生フェメシス騎士団の傘下に招こう......」

 

ドレギアスがそう言うと、グリニア帝国医療班が駆け付け、火だるまの洋介を運んでいく。ドレギアスは廃鉱から街を見る。

 

「さて、明日に荒神を.......誘うとするか......」

 

ドレギアスはそう言い、何処かへと消えた。

 

 

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