深紅に染まる夕方に俺は妹とある話をしていた事を思いだす。
「なぁ、兄貴....兄貴はパセリは好きか?」
俺は妹の目を見てこう答える....
「あぁ好きだよ....」
そう言うと妹が頬を染めながら、
「なら、カバディは好き?」
そこで俺の記憶は途切れた....俺はどう返事をしたのであろう....気になって服に付いた毛玉も取れない、俺は毛玉取りを後にして睡眠をとった。
ピピッピピッ....目覚まし時計が鳴り響く..俺は起きてそのままピーマンの収穫に向かい蜂に刺されお風呂に入ってため息をつく....
「あぁ~体に染みるぜ~」
そんな時お風呂のドアが勢い良く空いた....
「お、おいおいおいおい!!!なんで裸なんだ!」
俺は突然お風呂に入ってきたおばあちゃんに叫びかける、
「ん~年寄りは耳が遠くてね~何を言ってるか分からんねぇ~、そんなことより背中流しておくれよ~」
俺は高鳴る鼓動を抑えつつおばあちゃんの背中を流す....
「おばあちゃんここかい?」
「あ、んっ!そこだよ....」
おばあちゃんの声を聞きつけたのかまたまたドアが空いた!
俺は固まる....そこには妹がいた....沈黙したこの空気、20秒沈黙した後妹が俺に話しかけてきた、
「な、ななななななんで兄貴がおばあちゃんとお風呂入ってんだよ!!」
(しまった!見られた!)
年長者のおばあちゃんが良い言い訳を考えついている事に賭けておばあちゃんの方を向くと....
(なんで!頬染めてんだよお!!)
「おぉ、この歳になってこんな場面に出会えるとはね....生きててよかったよ~.」
(なんで喜んでんだよ!)
「兄貴....キモ....」
(ギャアアアアアアアやばいやばいど、どうしよう)
「あ、あれだおばあちゃんと....その....」
(あぁ思いつかねぇ!!!)
その時頭の中で思い出す....妹がカバディの話しをしていたのを唐突に思い出した、
「あ、あれだ!カバディの話しをしていたんだよ!」
「え?!兄貴とおばあちゃんカバディ好きなの?!」
「お、おう!好きだぜ!めっちゃ好きだ!」
なんとか誤魔化した俺は妹に風呂から出ていくように要求した....妹とはいえ裸を見られるのは恥ずかしいからな....あとおばあちゃんにも、
(今日は嫌な事だらけだせ....明日はきっといい事があるんだろうな!よし!そうだ!ポジティブに行こう!)
この時俺はあの事が今後おきる事になろうとは予想打にしていなかったのである....