オーズなのは間違いないんだけど何か違う気がする。   作:Dr.P

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あ、どもDr.Pです。

いきなり2話投稿です。先に1話読んでね!

主人公はパンツが好きです。





わたしはパンツが好きな訳ではありません。


二度目の人生です。パンツが好きです。

あ、どうも俺です。無事転生しました。元気に赤ん坊やってます。

 

転生先の世界はまだ良くわかんないけどとりあえず平穏に暮らしてます。戦闘系ってことなんだけど全くもって平和だ。まあ、その方がいいか。

 

俺は多分一般的な日本の家庭に生まれた。名前は緋野(ひの) 瑛司(えいじ)。やったね、オーズの火野映司と同音だよ!

 

……あのエセ神。ここら辺まで手加えてないよな?

 

まあ、ともかくそんな感じの俺だが最近少し、いやかなりの悩み事がある。いや、俺だけではないのかもしれない。同じ様に転生した男どもは皆同じ悩みを持つことになっているだろう。

 

 

 

そう幼児プレイだ。

 

 

 

いや実際に幼児プレイをしている訳では無い。俺の今の姿は赤ん坊。母親から乳をもらい、おしめを変えてもらうのもあたりまえのことだ。

 

ただ考えて欲しい。いくら体が赤ん坊でも精神年齢は普通の社会人なんだぞ?もうこれはただの拷問に近い何かだ。

 

 

ああ、まだこれが後1年程は続くのか……。

 

 

 

軽く死ねるぜ、これ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

そんなこんなでもう小学生だ。え?いきなり飛んだって?バカヤロー、ただの幼児生活見て何が楽しいんだ。

 

ともかく俺はもう小学生になった。

 

身体能力的には他の子供たちとも変わらないが、やはり頭脳面では差がついてしまう。このままだと非常に目立ってしまうだろう。うちの親は自分達の息子が天才(インチキ)だと知って喜ぶだろうが、俺は何か事が起きるまでは平穏で普通な生活をしていきたい。

 

なのでここは周りの子供たちに合せて行動しよう。

 

喋る言葉や行動などをできるだけ他の子達と同じようにし、所々でやんちゃをする。こうしておけばただの元気な男の子にしか見えないだろう。

 

これで完璧な平和な日常を過ごせる。

 

 

 

そう思っていた時期が俺にもありました。

 

 

 

今現在、俺は少々厄介なことに巻き込まれている。まあ、未来では確実に起こるであろう事なのだが、いかんせん速すぎると思う。

 

そう、原作キャラとの邂逅だ。

 

そしてこの世界が何の世界かもよくわかった。

もちろん前世ではオタクとして日夜活動していた身なのでキャラクターを見れば大抵の作品はわかるし、内容も知っている。どの世界が比較的安全で、どの世界が

危険たっぷりインフェルノコースなのかも。

 

さてここで皆さん気になっている原作キャラの方を紹介させていただきましょう。

 

トップバッターはこの人!

綺麗に手入れされている黒い髪に、自己主張の激しい大きな胸。そして誰もが知っている魔法少女の服(コスプレ衣装)

 

そして2番手!

まだまだ幼いながらも知的な感じを思わせ、チャームポイントのメガネで可愛さアップ!

 

 

セラフォルー・レヴィアタンとその妹のソーナ・シトリーである。

 

 

そうつまりこの世界は某有名な名作品。

 

バトルとラブコメとエッチを主題としたあの作品。

 

人間など簡単に、それはもうただの虫のように簡単に死んでしまうあの作品。

 

行ってみたい世界ランキング上位。

 

パワーインフレがすごい世界ランキング上位。

 

行ったら簡単に死んでしまいそうなほど危険がいっぱいな世界ランキング上位。

 

ハイスクールD×Dである。

 

 

※尚、このランキングは俺氏の脳内でのランキングです。

 

 

なんか変なものが出てきたがおいておこう。

 

 

こうして原作キャラとの邂逅を果たした俺だが、これだけならばまだ良かった。

 

今現在の状況を説明するとこうだ。

 

公園内で妹を庇いながら敵に追い詰められてしまった魔王。

 

その2人を包囲するように迫る悪魔達。

 

そして偶然かくれんぼで物陰に隠れていた最中に寝てしまって、起きた時にはこれに巻き込まれていた俺。

 

 

 

うん、これは困った。いや、困ったどころの話ではない。非常に危険な状態だ。

 

ぶっちゃけ大群に囲まれた状況でも魔王が勝ってしまうだろう。少々の手傷を負ってしまうかもしれないが、まあ負けることはないだろう。仮にも魔王だし。

 

しかし俺、そしてソーナ・シトリーはそうはいかない。魔王のみならば勝てる相手でも誰かを護りながら戦うとなれば話は別だ。それにこの状況では援軍が来るのも苦しくなるだろう。

 

ならばどうする?このまま巻き込まれて死ぬか?せっかく貰った第二の人生を捨てるのか?

 

 

答えは否だ。

 

捨てるなんてもったいない。ましてや死ぬなんてもっての外だ。

 

ならばどうする?

 

 

答えは単純。

 

 

 

「武力介入に決まってるでしょ」

 

 

 

そうして俺はエセ神から貰った力を使う。

 

エセ神から貰った特典の検証は親に気付かれないようにコッソリと行っていた。

 

一つ目の【仮面ライダーオーズに変身出来る】は完全には(・・・・)不可能だった。

そう、言い換えれば不完全な状態なら使うことができるということだ。

何度か試してみたが不完全な状態ならば短時間なら使用が可能だった。

また二つ目の【オーズに変身するための条件と変身した時の副作用を無くす】もしっかりと効果が発揮された。おかげで身体への悪影響――流石に疲労は残るが――もなく使うことが出来た。

まあ、3つ目はうんともすんともいわないが。

 

 

ともかく不完全な状態ならば使えることはもう確認している。

 

そしてそれだけできれば相手を殲滅することが可能だということも。

 

 

俺は自らの身体の中から一つのメダルを取り出す。

そしてそれをいつの間にか腰に巻かれていた3つの穴が空いているベルト――オーズドライバーの真ん中の穴にはめ込む。オーズドライバーのバックル部分――オーカテドラルを傾け右腰に付いていた装置――オースキャナーでその上をなぞる。

 

『エラー!ウナギ!エラー!』

 

けたたましい音声と共に俺の両腕に変化が起こる。

 

両方の肩の後から長い触手のような物が生え、さらに腕には青い篭手が装着される。

 

これが俺の不完全な変身、いや変身というすらおこがましいただの変化、【欠けた王者(フェイクオーズ)】だ。

 

本来3枚のコアメダルを使って変身するのだが、まだ小学生の身体である俺にはたった1枚のコアメダルの力も引き出せない。

 

そのため俺が考えたのはオーズドライバーを使っての不完全な変身だった。

 

ベルトに1枚だけメダルをセットし、部分的に力を引き出すという荒業。俺の二つ目の特典が無ければできなかった代物だ。

 

コアメダルの力は強大だ。たった1枚でも戦力差が変わってしまうほどに。

 

たかが数十体の悪魔程度、コアメダルの力の一部だけで十分である。

 

俺は両肩の触手――電気ウナギウィップを両手に持ち、物陰から飛び出した。

 

 

「ッ!誰だ!貴さ「うるさい!」あべしっ!」

 

俺は飛び出した先にいた悪魔に向かって右の鞭をしならせ攻撃する。また、その近くにいた悪魔には左の鞭を使って捕まえ、別の方向にいる悪魔へと投げつける。

 

「き、君は?!」

 

セラフォルーがこちらへと問いかけてくるがそんなことは後回しだ。

 

「まずはアイツらを倒してからだ。」

 

そう言って俺は駆け出した。公園内を鞭を使った変則的な動きで駆け回りながら次々と悪魔を鞭で打ち、巻き付け、別の悪魔にぶつけていく。

 

「ええい!ちょこまかと!こうしてくれるわ!」

 

一人の悪魔がこちらに向かって広範囲の電撃攻撃を放つ。普通の人間なら触れるだけで消し炭になるだろう。だが、今の俺が使っているのは電気ウナギウィップだ。

 

鞭を雷撃へと向ける。悪魔の雷撃は鞭に当たるがその電流は俺には届かず、すべて鞭へとチャージされてしまった。

 

「そ、そんな馬鹿なッ!」

 

俺は電撃を放ってきた悪魔とその周囲にいる悪魔達をまとめて鞭で巻き付けた。

 

「お返しだ。釣りはいらねえ」

 

チャージした電撃を放電させ巻き付けていた悪魔達を一斉に感電させる。これで残りはあと数人だ。

 

「きゃっ!」

 

悲鳴が聞こえた。振り返るとソーナ・シトリーが一人の悪魔に捕まっていた。

 

「こいつがどうなってもいいのか!今すぐ抵抗するのを辞めろ!」

 

チッ!しゃーない。もう1個使うか。

 

俺はベルトからウナギメダルを取り外し、別のメダルを左の穴に入れ、スキャンする。

 

『エラー!エラー!チーター!』

 

今度は俺の両脚が変化する。脚が黄色い脚甲に包まれ、脚甲の後ろ部分にはそれぞれ3つ、計6つの穴が空いている。

 

俺は両脚に力を貯める。脚甲に空いた穴から蒸気が吹き出し始める。

 

そして一気に蹴り出す!

 

先程までとは違う圧倒的なスピードで悪魔を置いていき、捕まっていたソーナ・シトリーを助け出す。さらにソーナ・シトリーを抱えたままこちらに付いてこれていない悪魔を連続でキックを決めて吹き飛ばす。

 

「あ、あの……」

 

何やらソーナ・シトリーが、話しかけてくるが置いておく。

 

「もう少しだけ待っていろ。すぐ片付ける」

 

ソーナ・シトリーを地面に下ろし、残った悪魔達を見る。残り3人。これなら……。

 

俺はその場でクラウチングスタートの構えをとる。そして両脚に先程よりも強く力を貯める。

 

そして一気に駆け出す!

 

先ほどのスピードよりさらにもう一段階上のスピードで悪魔へと近づき連続でキックをぶち込む。そしてぶち込んだ反動を使ってまた別の悪魔に向かって駆け出す。流石の悪魔も馬鹿ではないらしくこちらへと魔力弾を撃ち込んでくるが遅い。全てを避け切り渾身の蹴りを顔面へとぶち込む。その間にセラフォルーが残りの一体もやってくれたようだ。

 

無事戦闘終了。こちらの被害なし。

 

俺はメダルを外し、元へと戻る。そして襲ってくる圧倒的な疲労感。俺はその場でぶっ倒れた。

 

 

 

こうして俺の初戦闘は終を迎えた。




まさかの初メダルがウナギだと誰が想像出来ただろうか。

そして安定のチーターさん、速いっす。

次は事後の色々です。



ではではー。
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