オーズなのは間違いないんだけど何か違う気がする。   作:Dr.P

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どもDr.Pです。

さらに追加の3話目です。

ではどうぞ!


冥界行きます。パンツが好きです。

目が覚めたら美少女(巨乳)に膝枕されながら、美幼女が心配そうにこちらを見ていた。

 

「あ、起きた?身体は大丈夫?」

 

美少女(巨乳)、つまりセラフォルー・レヴィアタンが俺が目が覚めたことに気付き、俺の顔を覗き込もうとする。

 

ムギュゥ

 

が、見事にその大きな胸で俺の顔が押し潰される。大変柔らかゲフンゲフン気持ちいゲフンゲフンけしからん感触が俺の顔を包み込む。

 

「もが、もがが、もが」

 

むう、喋れない。てか息が苦しい。

 

バンバンッ

 

地面を叩いてアピールする。このままではまた意識を失ってしまう。

 

「ああ!ごめんね?」

 

とりあえず膝枕から抜け出し、きちんと座り直しながら自分の身体を確認する。

 

まず外傷の確認。あの悪魔共の攻撃はすべて避けたり弾いてたりしたから目立ったものはない。

次に身体の内側だが、こちらは結構酷い状態だ。両腕は電気ウナギウィップを使ったせいで腕が重い。それに少し感覚が麻痺している。多分あの悪魔の電撃を吸収した際に吸収しきれず腕の方までダメージが通ってしまったんだろう。

次に両脚。チーターを使って超加速で移動したため両脚とも筋肉と腱へのダメージが凄まじい。歩くだけでも激痛が走りそうだ。

最後に全身。やはり最後のチーターの全力ダッシュに身体が耐えられずだいぶボロボロになっている。普通の小学生なら死んでもおかしくないレベルだ。

 

つまり総合して考えるとメッチャやばい状態だ。よく生きてるな、俺。

流石にメダル2枚の連続使用はまだ耐えられないっぽいな。

 

「……結構酷い状態だ……です」

 

そうセラフォルーに伝える。いや、流石に魔王だし敬語使った方がいいだろ。

 

「ええ!?大変じゃない!?すぐに治療しないと!?」

 

「いや、そこまでしてもらう必要は」

 

最後まで言い切る前にセラフォルーに担がれ、そのまま連れていかれた。

 

 

 

心配そうにオロオロしているソーナが可愛らしかった。

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

やあ、さっきぶり。俺だ。

 

今現在空が紫色に染まっている所にある大きな屋敷、と言うより城の一室で治療を受けている。いや、なんだよ紫色の空って。どこの冥界だよ。いや、冥界なのか。

 

ともかく俺はセラフォルーにここまで運ばれ、なんかよくわからん治療を受けている。やはり魔術かなんかが使われているのかいつもより治りが早い。

 

さて、意図せずに原作キャラとの邂逅を果たし、かつ思いっ切り特典の力を見せつけてしまったわけだが、これからどうしようか。

 

治療が終わった後に人間界に帰されるというのは可能性としては低いだろう。オーズの力(不完全だが)を見られた以上、俺の存在(というより力)は非現実側の奴らに知られてしまった。このままハイ、サヨナラ~というのはありえない。

 

このままここで保護されるというのも俺的にいただけない。俺はまだ普通の生活を送りたいのだ。少なくとも小学生、中学生は平穏に暮らしたい。

 

ならばどうしようか。

 

答えは簡単。

 

「逃げるんだよ~(小声)」

 

はい逃げます。このから逃げ出し、人間界へと戻る。オーズの力を使えば不可能ではないだろう。

 

さてそれではそろそろ行動を開始しようか。

 

「はーい♪身体の調子はどうかなー♪」

 

バカな!?読まれていた……だとっ!?

 

「うーん、見た所だいぶ治ってきているね~♪これならもう安心かな♪」

 

……落ち着け、そう落ち着くんだ俺。まだ終わったわけじゃない。まだいくらでもチャンスはある……はずだ。

 

「よーし、それじゃ人間界に戻ろっか♪」

 

「帰れるのか!?……ですか!?」

 

ウソ、マジ!?帰れるの!?

 

「君が望むんだったら今まで通りの生活も過ごせるよ?まあ、さすがにちょっと監視はつくけど」

 

やったぜ!これで平穏な生活を送れるぜ!オーズの力を鍛える時は監視なんて撒けばいいしモーマンタイだぜ!

 

「それで君は帰りたい?」

 

「帰らせていただきます!」

 

こうして俺は元の平和へと戻った。セラフォルーと別れる最後に「名前は?」と聞かれたので本名を答えておいた。嘘ついてもあんまりメリットないしね。

 

俺の原作キャラとの邂逅は名前と特典の一部を知られるだけで終わった。

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

後日……。

 

 

 

「はーい、今日から新しいお友達を紹介します」

 

「し、しとり ソーナです。よ、よろしくおねかいします!」

 

 

 

「げほっげほっ」

 

 

……どうやらまだ俺の非日常は終わらないらしい。

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