東方異形頭   作:憂鬱な者

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サイレントヒル=静岡を考えていたら▲様が茶葉を収穫しているのが浮かんだ(謎)

因みに▲様のキャラはいろんな作品のを取り入れてます。


【第十二話】静かな森

扉を開けた先にいたのは三角頭だった。

 

「な!?」

 

突然の出来事に困惑する。

 

「……。」

 

ギィィィィィ ドスン ギィィィィィ ドスン ギィィィィィ

 

そんな彼女も御構い無しに大鉈を引きずりながら入る。

 

「ち、ちょっと!!誰よ貴方!!」

 

「……。」

 

問いかけても無駄である。

彼に言葉は無いのだから。

 

「……。」

 

家の中を見渡している。

何かを探しているようだ。

 

「……!!」

 

ハッと何かに気付く。

 

彼は如何やらこの家を目印に進むつもりらしい。

目印と直線になるように進めばいつかは出られる筈だからだ。

 

そうとわかり、家を出て行く。

 

「ちょ、ちょっと何なのよ!!」

 

彼女も追いかけて行く。

 

「……!?」

 

しかし、外に出ると妙な光景が目に入った。

 

灰だ、霧のように真っ白になる程の灰が降っていたのだ。

 

「え?何かしらこれ、灰?」

 

「……。」

 

彼には見覚えがあった。

それもとてもよく覚えているものだ。

 

この灰も彼がいた世界にあったものだ。

 

しかし、彼には大した問題ではなかった。

 

むしろ懐かしく、落ち着くのだった。

 

「……。」

 

森へ入ろうと思った彼にまた『見覚えがある」ものが見えた。

 

「……。」

 

「な、何あれ?」

 

いたのはナース服を着た顔の無い女だった。

そう「バブルヘッドナース」だ。

 

しかも何人もいた。

 

「……。」

 

カクカクと動きながら彼女に近付く。

その手には『メス』が握られていた。

 

「え?ちょっと…、きゃあ!!」

 

戸惑う彼女に襲いかかった。

 

ブゥゥゥン カチンッ!! グシャァァァァァ

 

瞬間、バブルヘッドナースの首が飛んだ。

 

「……。」

 

三角頭の大鉈により、振り下ろした『メス』ごと切断されたのだ。

 

そんな彼に彼女らが反応する。

 

「……。」

 

「……。」

 

両者とも向かい合ったまま沈黙だけが続く。

 

「……。」

ギィィィィィ ギィィィィィ ギィィィィィ

 

彼が先に動いた。

耳を劈くような大鉈を引きずる音を立てながら。

 

森の奥にも何十といる。

 

そこで彼は、片っ端から斬りまくっていった。

 

「……。」

ブゥゥゥン ゴォン!!

 

ブゥゥゥン ガァァァン!!

 

巨大な大鉈を片手で軽々と振り回す。

 

そんな彼に彼女らも反応し、襲いかかる。

 

1人が彼の背中にメスを突き刺そうとするが。

 

カチンッ!!

 

メスが折れたのだ。

 

彼の身体には全く効かなかったのだ。

 

彼女は彼に首を掴まれ、持ち上げられる。

 

「……!!」

 

ジタバタと暴れるが、万力の様な怪力により全く振り解けない。

 

「……。」

 

そんな彼女の服を剥ぎ取り。

『皮を剥いだ』

 

「……。」

 

無惨な姿になった彼女を無造作に放り投げ、他のナース達を斬って行く。

 

巨大な大鉈により、木ごと切断される者や、押し潰される者、頭を握りつぶされる者も。

 

いつの間にか灰で白く濁っていた周辺は血で真っ赤に染めあがっていた。

 

「な…。」

 

あまりの出来事に理解が追いつかず、アリスはその殺戮劇場をただ眺めることしか出来なかった

 

 

「……。」

 

殲滅した。

 

彼は1人も残さず彼女らを葬り去ったのだ。

 

やることを終えた彼は森へと入って行く。

 

「ちょ、ちょっと待って!!」

 

彼女が呼び止める。

 

しかし彼は真っ直ぐと歩いて行く。

 

「さ、さっきは助けてくれてありがとう!!」

 

そう森に消えてゆく彼に叫ぶ。

 

「……。」

 

彼は一瞬振り返り、直ぐに森の奥へ消えていった。

 

彼もまた初めて『感謝』されたのだった…。




う〜ん、漢は背中で語るとか言うけど、▲様とかがやったら男でも惚れるな(確信)

次回、遂に最恐のコンビ結成!?
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