おのれ現代社会め
そういえばキーパーさんってルヴィクの怒りの念とかの象徴なんだよな〜
随分とイケメンな怒りだこと
彼らはただ当ても無く真っ直ぐ歩いていた。
真っ直ぐと。
しかし違和感を感じていた。
確かに真っ直ぐ歩いているのだが真っ直ぐではない気がするのだ。
そう、『何か』に真っ直ぐ歩いている気がするのだ。
気がつくと開けた場所にいた。
さっきまでとは違い、少しちゃんとした『道』だ。
ふと遠くを見ると誰かがいた。
四角い頭をしたものが。
三角形の頭をしたものが。
「……。」
「……。」
そう、彼らは会ってしまった。
いや、運命が巡り合わせたのかもしれない。
さっきまでの『何か』に引き寄せられるような感覚は彼らを結びつけていた。
「……?」
「……?」
近寄り、2人共首を傾げる。
「何かが一緒」「共通点を感じる」そう2人は思う。
彼らは喋ることが出来ないが、彼ら同士では不思議と気持ちが伝わった。
以心伝心とでもいうのだろうか。
「お前は一体なんだ?」そう2人は感じあった。
「……。」
キーパーが三角頭に指を指し、自分にも指を指す。
「仲間」「同業者」そう感じた。
直感的にそう感じたのだ。
「……。」
「……。」
沈黙が続く。
そこで三角頭が彼に『握手』を求めるように手を出した。
「……。」
「同業者同士一緒に行こう」そう言いたげだった。
そして彼は手を取った。
「……。」
「……。」
今此処に『最恐』の出会いが誕生した。
しかし、彼らは2人木下で座り込んでいた。
そう、彼らには『目的』が無い。
生物とは目的無しに行動は出来ないのだ。
「……。」
「……。」
そこでキーパーが何か提案を思いついたようだ。
三角頭の頭を叩き、呼ぶ。
そして彼はなんとか伝えようと念じる。
(とりあえず此処が何なのか一緒に調べ回ろう。)
テレパシーなのか、彼らは『言葉無し』に伝え合う。
(わかった。)
そう『思い』2人共立ち上がり、一緒に出発する。
道中彼らは色々と思い合っていた。
(竹だらけの所で変な人間に会った。)
(そうか、こっちも変な人間に会った。)
彼らは竹林でのことや森でのことなどを思い合っていた。
(亡霊共が邪魔をしてきたから葬りさったらその人間に「ありがとう」と言われた。)
(こっちもマネキン共が邪魔をしてきたから葬りさったらその人間に「ありがとう」と言われた。)
すっかり2人は意気投合していた。
(「ありがとう」とは何だ?)
(わからない。だが言われて変な気分になった。)
(こっちもだ。)
(だが悪い気分ではなかった。)
(確かに悪い気分にはならなかった。)
(「ありがとう」とは何だ?)
(わからない。)
彼らは感謝というものを知らない。
2人は道中それに悩まされた。
やっとキーパーさんと▲様が合流!!
次回、新章になります!!
キーパーさんと▲様の異形コンビの冒険が始まります!!