キャラ崩壊しますが生暖かい目でどうか見ていってください。
【第一話】異形の訪問
2人共何処に行くか当てもなく彷徨っていると建物を見つけた。
長い石の階段の先に古惚けた建物が。
(あれは何だ?)
2人共見たことがない建物に興味を示し、そこに行ってみる。
キーパーは多少身軽な為、苦もなく登れる。
しかし三角頭は巨大な大鉈を持っている為中々登れない。
(早くしろ。)
そう思ったキーパーだが、テレパシー的なもののせいで伝わってしまった。
(身軽でいいなお前は。)
そう思う三角頭であった。
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「はぁ、相変わらずお賽銭が無いわね。」
「これだけボロボロだったら人も来ないぜ?」
「ボロボロだから人が来ないんじゃなくて、人が来ないからボロボロなのよ。」
神社らしき建物の前で2人の少女が話している。
彼女らは「博麗 霊夢」と「霧雨 魔理沙」
2人共友人であり、巫女と魔法使いだ。
そしてこの建物は彼女の建物『博麗神社』だ。
どうやら賽銭を入れてくれる人がいなくて困っているらしい。
「あ〜あ、誰でもいいから入れてくれないかしら。」
「霊夢、ちょっといいか?」
「何よ?」
「なんか、凄い不気味な気配がするんだぜ。」
「不気味な気配?そういえば感じる気がするわね。」
そう言い、ふと鳥居の方を見る。
……ツ ゴリゴリ …ガツ ゴリゴリ ガツ ゴリゴリ
何かが一定のリズムでぶつかったり、擦れたりする音が聞こえた。
「い、一体なんの音?」
「さ、さぁ?た、多分人が来たんじゃないか?」
「なら、歓迎しないとじゃない!!」
「ちょっ!!れ、霊夢!!」
そう言い彼女は鳥居の方に駆け出す。
だが、彼女が見たものは…。
「いらっしゃ…。え?」
彼女の前に現れたのは2人の大男。
両者共2mは越える背丈をもっており。
彼女が2人の影にすっぽり入ってしまう程だった。
そう、彼女の前に現れたのはキーパーと三角頭だった。
彼らが目指していたのは博麗神社だったのだ。
「……。」
「……。」
「え、あ、その、い、いらっしゃいませ…。」
今まで感じたことも無い威圧感の前に戸惑う。
(人がいたな。)
(敵意は無いみたいだが。)
彼らは一瞬顔を見合わせ、再び彼女を見下ろす。
「れ、霊夢?だ、だだ、大丈夫か?」
「え、えぇ、ち、ちょっとお、おど、驚いただけよ。」
2人共激しく動揺しており、まともに呂律が回らない。
「……。」
「……。」
「ご、ごめんなさい!!」
彼女は耐えきれず遂に神社の中に逃げ込んでしまった。
「あぁ!!霊夢!!ま、待って!!」
霊夢は1人だけ中に入り、彼女だけ外に置き去りにした。
「れ、霊夢!?あ、開けて!!」
必死にこじ開けようとするが何か引っかかっているようで開かない。
「……。」
「……。」
その光景を彼らはただ、見つめているだけだった。
(どうする?)
(あの子供は困っているみたいだが。)
(なら助けるか?)
(それもそうだな。)
何やら見つめ合い、そして彼女に2人共歩み寄る。
ギィィィィィ ギィィィィィ ギィィィィィ
「ひえっ!?」
三角頭の大鉈を引きずる音のせいで彼女を余計に不安にさせてしまった。
「ご、ごご、ごめんなさい!!何か悪いことでもしました!?」
足が竦んで動けない彼女の前に2人は立つ。
この物語は残酷な描写とちょっぴりハートフルの2つがブレンドされた物語です。(今更)
次回、魔理沙と霊夢はどうなる!?
因みに▲様とキーパーさんにはちょっぴりお茶目が入ります。