「……♪」
勝手に潰れた店の中を探索するキーパー。
(中々良いところだな。)
そう思い、いろいろ漁る。
「……?」
彼は何か見つけたようだ。
「……。」
(これは俺の頭…。)
見つけたのは彼の頭と同じ金庫だった。
「……。」
(そういえば今までところどころ金庫の気配を感じたような…。
まぁ、どうでもいいか。)
そう言うと彼は金庫を背中の箱に一応入れておいた。
「……♪」
なかなかご機嫌なようだ。
「すみませ〜ん。誰かいるか〜?」
入り口から声が聞こえた。
「……?」
取り敢えず彼は入り口に向かった。
「あの〜、ここって閉店したんじゃないのか?って、うわぁ!?」
入り口にいたのは魔理沙だった。
「おまっ、何やってんだよこんなところで!?」
「……♪」
(良い仕事場を見つけたぞ。)
キーパーはハンマーを手の上でパシパシと叩き、彼女に気持ちを伝える。
「ま、まぁ様になってるかもしれないけどさ…、勝手に元人の家を使うなよな〜、怒られるぜ?」
「……!」
(その時はぶっ殺す。)
キーパーはハンマーをブンブンと振り回す。
「もう、好きにしろ…。」
彼女は呆れた態度でキーパーに背を向ける。
「あ、ちょっと待て。三角頭の方はどうしたんだ?」
「……?」
両手をくいっと上げて「知らね」という風な態度をとる。
「えぇ…、しょうがないな〜、取り敢えず探してくるから変にどっか行くなよ〜?」
「……。」
こくこくと頷き、彼女を見送る。
キーパーは取り敢えず店内を整頓して色々用意する。
「……♪」
背中の箱から色々取り出す。
ロケットランチャー、火炎瓶、ダイナマイト、有刺鉄線トラップ、チェーンソー、刀などなど
何処に入っていたと言わんばかりの量が出てくるが気にしてはいけない。
幻想郷は不思議なのだ。
「……!」
ここで彼はピクッと気付く。
(売る肉が無い。)
肝心なものに今更気付いた。
「……。」
(肉って何処だ?)
彼はキョロキョロと周りを見渡すがな……あった。
彼はじーっと通行人達を見る。
するとキーパーは早速チェーンソーのエンジンを唸らせる。
「……♪」
(収穫収穫って…、さすがにまずいか。)
商売をするのに客を商品にしてどうする、と思ったキーパーだった。
体育座りをしながら頭をポリポリと掻き、考え込む。
(困った。)
しばらく考え込むが何も案が思いつかない。
まじまじとハンマーを見つめたりして考え込む。
(何かないか。)
立ち上がって同じ場所をうろうろ回ったり、素振りをしたりするも思いつかない。
試しに頭をハンマーで叩いて鳴らしてみるが通行人が逃げるばかり。
(なんだかむしゃくしゃしてきた。)
考えるのが好きではないため、最早イライラしてきたキーパー。
そんな時に遠くから騒ぎが聞こえた。
キーパーさんは肉屋というより送り人(強制)が似合う気がするね(本業だけど)
さてさて次回は▲様側です。