歩くこと数十分
「ねぇ、こっちで合ってるの?」
(知らん)
「え…」
大分歩いたが未だ目的に着かない
「わからないのに進んでたの?」
(多分な)
「多分って…」
ポカンとする彼女の肩をキーパーが指で叩いた
「ん?どうしたの?」
(この跡を辿れば着くだろう)
「おぉ〜、この跡って?」
(あいつの鉈だろう)
「なるほど、行ったことがあるなら通ってる筈だもんね」
そして3人は跡を頼りに進む
数分後
「あ、見て見て、向こうに開けた場所があるみたいだよ!」
2人の体を叩いて森の奥を指差す
奥からは光が一段と強く差し込んでいた
そして3人はそこに向かう
「あ!あれじゃない!?」
森を抜けるとそこには1つの建物があった
(確かに見覚えがあるものだ)
三角頭が言う
「早速訪ねてみようよ!」
(わかった)
そう言い3人共玄関に行く
コンコンと彼女が扉をノックする
「誰かいる〜?」
すると扉が開き、中からアリスが出てくる
「あら、いらっしゃ…!?」
ふと顔を見上げ、目に入ったのは三角頭とキーパー
「(な、なんか見覚えがあるのともう1人デッカいのが!!)」
「あの〜?」
「はっ!!あ、あぁ、いらっしゃい…
え〜っと、どちら様で?」
動揺しながらもなんとか落ち着いて話す
「私は秦 こころ
こっちは、三角頭とキーパーね」
キーパーが「やぁ」という風に軽く手を挙げた
「そう、とりあえず立ち話もなんだから中に入って」
「お邪魔しま〜す」
「で、何の用かしら?」
「うん、ここら辺で最近おかしなことって無かった?」
「今、目の前で起こっているのもあるけど、そうね〜…
昨晩変なのを見たことはあったわ」
「変なの?」
「えぇ、何かこう…幽霊?亡霊?みたいなのが幾つか外をふら〜っと歩いてたわ」
「亡霊…2人とも何か心当たりはある?」
キーパーが首を向ける
(ホーンテッドじゃないか?)
「ホーンテッド?」
「亡霊のことね?」
(そう)
アリスの言葉にキーパーが頷く
「ホーンテッドって、何かするの?」
(主に殺人だな)
「殺人!?」
「ちょっと、いきなり殺人ってなに?」
「あ〜、私はこの2人の言葉が聞こえるの」
「なるほど」
(俺も元は彼奴らの仲間だ)
「え」
(今は別にそうでもないがな)
「ほっ、よかった
で〜、他に何か変わったことは無い?」
「う〜ん、特に無いわね
でも何でそんなことを?」
「異変の可能性があるんだって」
「異変ね…、巻き込まれるのは嫌ね」
「うん、とりあえず気を付けてね」
「わかったわ、ありがとう」
話し終わると3人共玄関に向かう
「それじゃあ、お邪魔しました〜」
そう言い彼女に手を振る
「えぇ、気を付けて帰ってね」
「うん」
そう言い終わると3人共外に出た
「う〜ん、あまり大した情報は無かったね〜」
(いや、少なくともここ周辺に奴等がいる可能性があるということがわかった)
「あ、そっか
で〜、次は何処に行く?」
(洋館)
「洋館ね〜、そこもここと同様に跡が続いているみたいだから辿ればいいね」
そして3人は紅魔館に向かった
今更ですけど、私って小説より漫画の方が向いてるかな〜