東方異形頭   作:憂鬱な者

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最近暑くなってきてたまりませんわ
サウナはいいけど、夏の日差しはな〜


【第三話】紅い門番

鉈の跡を辿り、歩いていたら意外と早く森を抜けた

 

「紅い洋館ってここか〜

あれ?三角頭、どうしたの?」

 

少し嫌そうな態度の三角頭に彼女が気付く

 

(いや、少し嫌なことがあっただけだ、問題無い)

 

「ふ〜ん、じゃあ行こっか」

 

そう言い3人は門の前に行く

 

その門の隣には1人の少女がいた

 

「あ、人がいた

あのー、中に入ってもいいですかー?」

 

「……」

 

「あのー?」

 

「……」

 

「!! こいつ……」

 

(どうした?)

 

「寝ている……!!」

 

(あっそ)

 

「起きてくれないかな〜?」

 

(起こしてやろうか?)

 

そう言いキーパーがハンマーを振り上げる

 

「あ、うん、永遠に起きなくなりそうだからやめて」

 

(じゃあ、どうする?)

 

(いい方法がある)

 

「いい方法?」

 

(こうだ)

 

そう言うと三角頭は彼女のつま先をドシンと踏んだ

 

ポキッと聞こえたような気がするが気のせいだろう

 

「いったぁぁぁぁぁ!!」

 

(起きた)

 

「うわぁ…」

 

「っつ——————!!」

 

彼女はつま先を両手で押さえ、痛みをこらえようとする

 

「あの、大丈夫?」

 

「な、何者だぁ!?いててて」

 

「私は秦 こころ

で、こっちは三角頭とキーパー」

 

「わ、私の足をこんなにしたのは誰だ!!」

 

(私だ)

 

そう言い手を挙げる

 

「こ、この!!」

 

彼を見て、ズカズカと近付く

 

「人の足を踏んで起こすとは非常識にもほどがあ——うぷっ!!」

 

(番人が寝るな)

 

近付いて来た彼女の顔面を片手で掴み、押さえる

 

「——————!!」

 

何か言いたいのか足掻くが、彼の腕の方が長く、押し離そうとするが届かず腕をバタバタさせる

 

「ぷっはぁ!!

こ、こらぁ!!」

 

(めんどくせ)

 

キッと彼を睨むが三角頭は彼女の斜め右下に視線をそらす

 

「それより、一体何の用ですか!?」

 

「あ、そうそう、話があって来たんだった」

 

「話?」

 

「うん、今起きてる異変についてなんだけど」

 

「異変…、そういえば変なことが最近ありました」

 

「え!?聞かせて!!」

 

「あ〜はい、昨日の夜のことでした

昨日の夜、私はいつも通りここで見張りをしていたんですけど

遠目ですが、あっちに大きな人影が見えたんですよ」

 

「人影?」

 

「はい、気のせいかわかりませんけど、木ぐらい大きかったと思います」

 

「木ぐらい大きな人影?まさか」

 

「……」

 

キーパーが少し考え込んでいる様子だ

 

「ん?どうしたの?」

 

(そのデカい人影になんとなく思い浮かぶ奴がいた気がしただけだ)

 

「そう…え?

本当にそんな大きな人がいるの?

どっかで聞いた八尺様ってのより大きいよ?」

 

(さぁ、よく覚えてない)

 

「う〜ん、いて欲しくないな〜

あの、中の他の人にも聞いていいですか?」

 

「あ、はい、どうぞ」

 

そう言い門を開けてくれ、3人共中に入っていった




八尺様と聞いてジャイアント馬場が真っ先に思い浮かぶ私
私そこまで古くないっすよ
精神年齢83才とか診断されましたけど
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