博麗神社内にて
「さてと、貴方達は何かいい情報はあった?」
「う〜ん、敵の情報とかは得たけど
さっき倒したのがその情報の1つだと思う
後は、人影を見たのと、変な天気になったとか」
「そう、私達は紫に聞いてみたけど
紫が故意に連れてきたわけじゃないみたい
多分、結界に穴があったか幻想になったかだと思うわ」
「幻想入りしたんだったら帰れないと思うぜ?」
(そうか)
魔理沙の言葉に三角頭が少し落ち込む
「ところでキーパーは如何したんだ?
さっき呼んだ筈だけど」
「あ、キーパーならなんか外を見に行ったよ」
「外を?」
「うん、なんか険しそうな様子だったけど…」
その時、襖を開け、キーパーが戻ってきた
(すまない、今戻った)
「うん、ところで如何したの?
急に外を見に行くなんて言い出して」
「……」
「何か言えないことでもあるの?」
(いや、べつに)
「もう、隠してないで言ってよ」
(……わかった)
そう言うとキーパーは彼女達の前に胡座をかいて座り
話し始めた
(この問題に関係がある奴を見た気がする)
「え、それってこの異変の黒幕?」
(知らない、心当たりがある奴の人影らしきものを見ただけだ)
「むぅ、それってどんな人なの?」
(俺がいたところの創造主だ)
「創造主…?」
(其奴の名前は『ルヴィク』俺のいた世界の創造主
いや正確には其奴の脳内だな)
「の、脳内?」
(あぁ、詳しくは知らないが
人と人との意識を共有出来る装置によって複数の人間の意識が其奴の脳内に入り込んだらしい)
「つまり、貴方がいた世界って
その男の意識?のことなの?」
(あぁ、俺は其奴の怒りの念が形となり
入ってきた人間を殺し回る存在だった)
「つまり、当時はその男の僕みたいなものだったの?」
(まあな
其奴の性格はいたって単純
『狂人』だ
其奴は中に入ってきた人間を殺し回っていたりしていた
目的は知らない
俺には何もわからない)
「…わからないのか〜
でも、この異変の黒幕だとしたら、理由は何なんだろう?」
「ただ一方的に殺戮をしたいだけの人間とは思えないわね」
「目的がわからないんじゃ如何しようもないぜ?」
「とりあえず、その人が幻想郷にいるならまず話を聞きたいところね」
「三角頭は何かない?」
(無い)
「無いのか…」
「とりあえずはその怪しい男を見つける必要があるわ
もし犯人なら今すぐにでも捕まえないと」
「だが、如何やって捜すんだ?
何か特徴は無いのか?」
(白い薄汚れた服を着ている
全身に火傷などの傷跡がある)
「う〜ん、それだけじゃ見つけるのは難しいわね
どこにいるかもわからないし」
「しらみ潰しに捜すしかないな」
「そうね
じゃあ明日からその男を捜し始めましょう
今日はもう寝て、体を休めましょう」
「そうだな、さっきの戦いで疲れたぜ」
「うん、じゃあ寝よう
キーパー達も休んでおいてね」
(わかった)
そう言い、彼女達は寝る準備を始めた
異変の黒幕?は一体…