東方異形頭   作:憂鬱な者

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ここ最近近所で鴨の群れを見て和んでます

鴨可愛いよね


【第十二話】気になる事件

歩いている内に人里に着いた

 

「う〜ん、一見特に異常は無いみたいだね」

 

人里にはいつも通り人が賑わっている

 

まだ朝なのでそこまで多くはないが、特に異常は無かった

 

「とりあえず何か知ってるか聞いて回ろっか?」

 

(あぁ)

 

そう言うと彼女達は人々に変わったことはないか聞いて回った

 

 

「すみませ〜ん」

 

「ん?何だい嬢ちゃん」

 

声をかけたのは家の縁側で寛いでいるそこそこの歳をした男性

 

「ここ最近変わったことって無いかな?」

 

「そうだな〜、あ

ここ最近、あの新聞を配ってる天狗がやけに張り切ってるな

何か面白いネタでも手に入ったんかね?」

 

「ふ〜ん、そういえば最近新聞読んで無いね

おじさん、新聞見せてくれる?」

 

「あぁ、構わんよ

ちょっと待ってな」

 

そう言うと男性は中に入って新聞を持ってきた

 

「ほれ、一昨日から今日までの分だ」

 

「ありがと、え〜っとなになに?」

 

とりあえず一昨日のを開いた

 

「あ、この前聞いたあの変な鋸を持った男のことが載ってる

ふ〜ん、『凶悪な巨漢を2人の異形の頭の持ち主が退治‼︎我々はこの事件の真相に迫る』か〜」

 

「おや、その異形の頭ってそこのお2人のことじゃないか?」

 

「あ〜、そうだね」

 

2人揃ってキーパー達を見る

 

「ふむふむ、次は〜…

ん?『またも大量の金庫が発見‼︎今日で推定千個に達する‼︎』だって」

 

(俺の頭だ)

 

(いくつあるんだよ)

 

「あははは…まぁ、これだけ金庫があるならまだまだ復活出来るね」

 

(復活出来るにしても痛いんだぞ)

 

「だろうね…

で、え〜っと今日の新聞は〜?

え?『妖怪の山の麓にて行方不明者続出。今日で11人が行方不明に』

妖怪の山って…」

 

(彼奴らが調べに行ったところだ)

 

「こ、これ2人共知ってるのかな…?」

 

(さぁな)

 

「う、う〜ん

とりあえずあの2人なら何とかなるかな?」

 

(まずは自分達のことを優先しろ)

 

(情報は多い方がいい)

 

「そ、そうだね

おじさんありがとう」

 

「おう、あんたら何かやってるのか?」

 

「まぁ、その、異変の解決を…」

 

「異変かい、物騒だね〜

あんたらも気ぃ付けてな」

 

「うん、ありがとう」

 

そう言い、別れを告げた

 

 

 

 

 

 

「う〜ん、気になるのは行方不明事件だね

他には何か無いかな〜」

 

「あー!!」

 

「ん!?」

 

突如空から声が聞こえた

 

すると何処からともなく1人の少女がやってきた

 

「ちょっといいですか!?」

 

「な、なに!?」

 

白黒の服に下駄の様なくつを履いた少女

 

射命丸 文だ

 

「そこのお2人は最近噂の異形コンビですよね!?」

 

(異形コンビって…)

 

「まぁ、多分合ってると思うけど…」

 

「ちょっとお話いいですか!?」

 

「アッハイ」

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