東方異形頭   作:憂鬱な者

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▲様の大鉈はサイヒルHCのバージョンです。
あのアーミーナイフっぽい方が個人的に好きなので。
一応「G」を召喚出来るという設定にしてます。

サイヒルHCの▲様をイメージしてもらえれば大体わかると思います。


【第八話】激闘

フランに引っ張られて外に出れた三角頭。

 

外は彼の知っている光景ではなかった。

 

夜になり始めて薄暗くなってきているが、とても空が綺麗だ。

空気も澄んでいる。

彼が今までいた町「サイレントヒル」とは全く違う世界だ。

 

だが景色を楽しんでる暇は無かった。

 

「それじゃ一緒に遊ぼう!!」

 

そう言うと彼女は何処からか杖のような奇妙な形の棒を取り出すと高々と宣言する。

 

禁忌『レーヴァテイン』

 

するとその棒から炎の様な火柱が伸び、まるで剣のようになる。

 

「……!?」

 

見たこともないものを目にし、驚く三角頭。

 

そんなことも御構い無しに飛びかかるフラン。

 

「そりゃぁぁぁぁぁ!!」

 

兜割りの様にレーヴァテインを振り下ろす。

 

「ガキィィィィィン!!」

 

三角頭はそれを大鉈で弾き返した。

 

「うっそ〜!?」

 

驚くフラン。

当然だ、今まで止められたことのないレーヴァテインの攻撃を真正面から防がれたのだ。

しかも片手で。

 

「んんんんん!!面白くなってきた!!」

 

そう言うとフランは猛スピードでレーヴァテインの連撃を三角頭に浴びせる。

 

「ガキィン!! ガキィン!! ガァン!! ガキィン!!」

 

三角頭はそれを全て防ぎきった。

 

「とりゃぁぁぁぁぁ!!」

 

レーヴァテインをフルスイングする。

 

「……!!」

 

三角頭も大鉈を思い切り振った。

 

「ガァァァァァン!!」

 

轟音が鳴り響く。

 

お互い弾き返された。

 

彼女は小さいといえども「吸血鬼」なのだ。

その腕力は尋常じゃない。

 

「よいっしょぉぉぉぉぉ!!」

 

またも思い切り振り下ろす。

 

「……!!」

 

三角頭も負けずと迎撃する。

 

「ガキィン!!」

 

打ち合い、押し合いになる。

 

「ギ、ギギギギギ、ギギ!!」

 

火花が飛び散る。

 

フランが少しずつ押される。

 

当然だ、三角頭はこの鉄塊の様な大鉈を軽々と片手で振り回すのだ。

その腕力は計り知れない。

 

「やらなきゃやられる」そう思い、どんどん押していく。

 

「ん〜!!おりゃあ!!」

 

大鉈を斜めに押し、逸らして脱出する。

 

「ゴォォォォォン!!」

 

地面が砕ける。

 

押し合いで溜まった力で一気に地面に叩きつけたのだ。

 

「よ〜し、これならどうだ!!」

 

そう言うと彼女は三角頭の土手っ腹にミドルキックを打ち込む。

 

「ゴン!!」

 

岩を叩く様な音がする。

三角頭はビクともせず、蹴りを入れた彼女の脚を掴み、持ち上げる。

 

「ひゃ!!」

 

フランは逆さまに吊るされた状態になる。

 

すると三角頭は彼女をまるでタオルの様に軽々と振り回し、放り投げる。

 

「わぁぁぁぁぁ!!」

 

「ドゴオォォォォォン!!」

 

屋上の時計塔に突っ込む。

 

「……。」

 

勝ったと思い、出口の門へ向かおうとした瞬間。

 

禁弾『スターボウブレイク』

 

三角頭の背中に無数の巨大な光弾が直撃する。

 

「……!?」

 

ダメージは浅いが、衝撃で蹌踉めく。

 

「へぇ〜、耐えた人は初めて見たよ。」

 

彼女は大分ボロボロになっているが、まだ大分元気だ。

 

「……。」

 

振り返り、身構える。

 

「凄く楽しかったよ。でもそろそろ終わりにするね。」

 

そう言うと三角頭に手を向け、「何か」を握る。

 

「キュッとして〜ド—————。」

「ガァァァァァン!!」

 

彼女が何かを言い終わる直前に彼女の頭頂部に何かが落ちてきて直撃する。

 

「パタッ…」

 

彼女は倒れ、ピクリともしない。

気絶しているようだ。

 

落ちてきたものを見るとそれは金庫だった。

 

彼はハッと気づき、今のうちに紅魔館から脱出した。

 

すぐ近くにあった森へ駆け込む。




▲様、紅魔館から見事脱出!!

森に逃げ込んだはいいが如何なる▲様!?

次回、キーパーサイドか!?
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