地球連邦軍戦記   作:名無之助

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サブタイ変更の可能性あり。

司令の名前が判明します。

本当はもう少し後にする気でしたが気が変わりました。


第3話ー戦闘

第91護衛隊旗艦 航宙巡洋艦 “ヴァイパー”の艦橋は駆逐艦凪風からの報告に騒然となっていた。

 

そして、その凪風からの報告と共に転送されてきた映像データからその報告が真実である事は疑いようもなく、第91護衛隊司令は直ぐに調査活動中の探査船団に調査活動を中止し惑星から離脱する様に指示を出し、護衛隊全艦へ第一種戦闘配置を命令し、凪風の合流を待った。

 

「司令、凪風、本隊へ合流しました。ただし、損傷が見られる為後方へ配置します。」

 

「分かった。全艦警戒を厳にせよ!探査船団の退避状況は?」

 

「探査船G34でトラブルの為退避が遅れている模様です。」

 

オペレーターのその報告に司令は困惑する、それはG34は最新の探査船でトラブルの可能性も少ないはずであった為である。

 

「どういう事だ?」

 

「は、G34に乗り込んでいた学者達が退避に反対し船橋にていざこざになっていると……」

 

「……は?もう敵がいつ来るか分からないんだ!どんな手段を使ってでも退避させろ!」

 

「はっはい‼︎」

 

司令の若干の呆れと怒気を含んだ命令にオペレーターは狼狽えながらもG34にしじを出す。

 

 

ーー

 

探査船G34、船橋

 

そこでは、学者達がなぜ退避する必要があるのかと船長に食ってかかっていた。

 

「せっかく未知の鉱石を見つけたというのにサンプルも取らせてもらえんのか⁉︎ただ小石くらいのサンプルでは意味が無いではないか!」

 

「そうだ!なぜ我々が退避するのだ?異星人などと出まかせで我々を追い出して軍は何を企んでいるんだ!?」

 

「やはり軍隊なんぞ信用ならんな!直ぐに船を戻せ船長!」

 

学者達は声を張り上げ船長に食ってかかるが、そんな中、護衛隊旗艦より新たな指示がなされる。

 

「……船長、旗艦より新たな指示です。」

 

そう言ってオペレーターは未だに騒いでいる学者達に見えない様に指示された内容をペンでメモ用紙に書いて船長へ見せる。

 

「……わかった、イー博士、福島博士、コーク教授、」

 

「何だね船長、やっと船を戻す気になったのかね?」

 

イー博士と呼ばれた男が問いかけると、船長は首を横に振った。

 

「いえ、あなた方を拘束させて頂きます。あなた方は忘れている様ですが、探査船と言っても、軍隊に所属する以上は軍艦と同じ扱いとなります、そしてあなた方は軍隊と契約し調査活動の為に乗船している民間人です。そして軍艦の艦橋や船橋に許可なく立ち入り業務を妨害している……わかりますか?公務執行妨害で我々はあなた方を逮捕する事が出来るのです。」

 

「な…そ、そんなデタラメ…」

 

博士は冷や汗をかきながら後ずさる。

 

「拘束しろ」

 

「や、やめろ!離せ!離さんか‼︎」

 

「こんな事許されるはずがないぞ!」

 

学者達は船橋にいた乗組員に拘束され、個室へと連れて行かれた。

 

「…よし、機関全速、惑星から離脱する!」

 

 

 

船長の指示でG34は惑星から離脱した。

 

 

ーー

 

旗艦ヴァイパーもG34が離脱するのをレーダーで確認し、直ぐに敵と会敵しない内にと護衛隊全艦に離脱準備を司令が命令しようとした時だった…。

 

「艦長!前方より敵艦隊!!」

 

「遅かったか…」

 

「司令、敵より通信です」

 

それには司令も驚いた表情で、通信機に向かう。

 

そして、通信機から声が聞こえてきた。

 

『我は、ダイラーグ帝国銀河辺境軍偵察機動艦隊司令、バンド・ラント少将だ、この恒星系は我々が接収する貴艦らは直ちに立ち去れ!』

 

「バンド少将、私は地球連邦宇宙軍 第91護衛隊 司令 レイモンド・ライアン大佐です。我々も無闇な戦闘は望みません、が、我が艦隊の駆逐艦を攻撃したのはあなた方ですかな?そうでしたら何故攻撃したのかを教えていただきたい!」

 

ライアン大佐の言葉に少し間をおく様に、通信機越しにラントは答えた。

 

『…ふん、辺境の蛮族の分際で我が艦隊を偵察何ぞしようとした貴様らへの罰だ、それ以外は無い。」

 

その言葉にライアンは怒りを覚え、気づけば口が勝手に動いているような感覚で話していた。

 

「ラント少将、我々も無闇な戦闘はしないつもりですが…いきなり攻撃してきた事に対して、我々は謝罪を求めたい。謝罪して頂けるのであれば、我々は大人しく引きあげます。」

 

これが彼に出来る我慢の限界であり、これ以上は譲歩し出来ないものであった。

 

『…蛮族が…無礼者めが…この儂に謝罪だと?……死をもってその不敬を償え!』

 

そこで通信は切れた。

 

ーー

 

「あの蛮族を殲滅せよ!攻撃‼︎」

 

ラントの号令によって、帝国軍は第91護衛隊に襲い掛かった。

 

 

ーー

 

「司令!敵艦隊より攻撃です!」

 

「応戦しろ!全艦各個に攻撃開始‼︎回避運動は艦長に任せる!」

 

ここに、地球連邦と帝国との最初の戦いが幕をあける。

 

戦闘宙域に敵味方のエネルギー弾やミサイルが飛び交う中、最初に火を噴いたのは第91護衛隊の駆逐艦 カードであった。

 

カードは艦の中央を撃ち抜かれ真ん中から折れる様にして爆発し轟沈した。

 

次に撃沈されたのも護衛隊の艦で今度は巡洋艦であった。

 

「巡洋艦リーランド轟沈!駆逐艦ハーフ中破!敵艦隊前進しつつあり!」

 

「くそ!敵の前進に合わせ後退!距離を詰めさせるな!全艦ミサイル発射!ミサイルは遠隔操作にて合図と同時に起爆する!」

 

「了解しました!」

 

護衛隊の全艦からミサイルが発射され、敵艦隊の前衛に差し掛かったときである。

 

「今だ!ミサイル爆破と同時に全艦主砲連続斉射!」

 

ミサイルが爆発すると敵艦隊の前衛がそのミサイルの爆発により少なからず混乱しその中に護衛隊の主砲が突き刺さる。

 

「敵艦、巡洋艦と思しき艦の撃沈を確認!」

 

「……敵艦隊速度を上げてきます!」

 

護衛隊は敵艦隊からの攻撃に負けじと反撃し何隻か撃沈するが多勢に無勢、ついに司令は決断した。

 

「全艦撤退だ…後方の探査船団と合流しこの恒星系より離脱する!敵艦隊へ再度ミサイル、主砲を斉射した後最大戦速にて離脱する‼︎」

 

再度護衛隊から放たれたミサイルは運良く敵の前衛にいた艦の数隻を撃沈させて混乱を生んだ、その隙に第91護衛隊は何とか離脱に成功するのだった。

 

戦闘結果は以下の通りである。(最初にやられたリズ、セイラ含む)

 

第91護衛隊

 

総数 12隻

 

巡洋艦 4隻

 

駆逐艦 8隻

 

戦闘後残存艦 5隻

 

撃沈された艦の数 7

 

巡洋艦 3隻

 

駆逐艦 4隻

 

 

帝国軍艦隊

 

総数 58隻

 

戦艦 8隻

 

巡洋艦 20隻

 

駆逐艦 30隻

 

戦闘後残存艦 43隻

 

撃沈された艦の数

 

戦艦 1隻

 

巡洋艦 4隻

 

駆逐艦 10隻

 

敵に自艦隊より多くの損害を与えての撤退であった。




戦闘はむずかしいですね。

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