夏が悪魔になったのは金曜日ということで悪魔の仕事は来週の月曜日からということになった。
でも土曜日の朝にリアスが部室に動きやすい格好で来るようにと言われた。
「休日に学校に行くなんて初めてだな。」
ジャージを着て部室に向かった。
部室に着くとすでに全員いた。
「遅くなってわりぃわりぃ。」
軽く謝った。
「時間ちょうどだけれどもっと早く来るべきよ。主を待たせるなんて良い度胸じゃない。」
夏は、リアスが笑っているが怒っていることに気がついた。
「マジで悪い。それで今日は何をやるんだ?」
夏が聞く。
「夏の神器《セイクリッド・ギア》を使っているところを見たいの。話を聞くだけじゃよくわからない神器だから。これから戦うことがあるから夏の神器を把握したいのよ。」
リアスが言う。
「わかった。ここでやればいいのか?」
夏が聞くと、
「いいえ、ここで神器を使って部室が壊れたら困るから場所は移動するわ。朱乃お願いするわ。」
リアスと言う。
「うふふ、ではみなさん集まってください。」
朱乃の所に集まる。
集まった所の床には何やら模様がえがかれていた。
「この模様はなんだ?」
夏は聞く。
「うふふ、魔方陣ですわ。悪魔はこれを使って様々な場所に転移することができますの。悪魔の仕事にも必須な物ですわ。」
朱乃が笑いながら説明してくれた。
魔方陣で転移すると何処かの山奥に着いた。
「ここはグレモリーの所有地の山で勝手に入ることができないから少々派手にやっても大丈夫よ。」
リアスが言う。
「しょ 所有地ってこんなデカイ山が!」
夏は驚きの声をあげた。
「これはまだ一部よ。人間界でグレモリーの息がかかっている場所はたくさんあるの。駒王学園も取り仕切ってるのはグレモリーの者よ。」
リアスが言う。
「うふふ、リアスは人間界で言うところの超お金持ちのお嬢様ってところですわ。」
朱乃が言う。
「俺すごい人の眷属になったんだな。」
夏は呆気にとられていた。
「では始めるわよ。祐斗が相手をしてくれるかしら。」
リアスが言い、
「わかりました部長。」
木場が返事をする。
木場と夏は距離を取り構る。
すると木場の手に剣が現れた。
「僕も神器《セイクリッド・ギア》を持っているんですよ。魔剣創造《ソード・バース》僕が創造した魔剣を作り出すことができます。今日は模擬戦ということで切れる刃のない剣を作りました。」
木場が説明してくる。
「なんだよその神器は、強すぎるだろ。じゃあ俺も作らせてもらうぜ。」
夏はそう言うと手の中にカードを作り出した。
それを指ではさみ掲げ、
「いくぜ、ライド。」
そう言うと一瞬光に包まれ鎧を着た騎士のような者が立っていた。
「友誼の騎士 ケイ。」
剣を持ち夏が言う。
「ではいきます。」
木場が斬りかかってきた。
夏は素早く避けて剣で斬りかかると木場も素早く避ける。
しばらく一進一退の攻防をくり返すが徐々に夏が押され始めてきた。
夏は体は鍛えてはいたが剣術に対してはそれほど鍛えてはいなかった。
あと、変身している間はものすごく体力がいるからだ。
木場が斬りかかり夏が剣で防御しようとしたが剣を吹き飛ばされ夏もその場で倒れた。
夏の変身が解けた。
「降参ですか。」
木場が剣を突きつけて言う。
しかし夏はあきらめていなかった。
手の中にカードを作り出す。
木場を察したのか離れようとするが、
「油断してんじゃねーよ。発動。」
夏が言うと手の中に鎖がついたブーメランのようなものが現れ素早く木場に投げつけ縛りあげた。
「ぐぅ、動けない。」
木場が言う。
「鎖付きブーメランだ。油断してた木場が悪いな。」
夏が息をあげながら言う。
「そこまでよ。」
リアスが試合を止める。
夏は鎖を解き、
「今度は本気の木場と勝負したいな。今回は全然力出してなかっただろ。」
木場に言う。
「次は本気で勝負をやりましょう。」
木場が言う。
今日は何とか木場に勝つことができた。
元々本気でやりあえば俺に勝ち目はなかったと思う。
今日の出来事で俺はもっと強くなろうと思った。
軽く戦闘を書きました。
そろそろ今考えている神器の設定だけでも出せたらいいなと思います。
まだ名前をうっすらとしか考えてませんがこれからもよろしくお願いします。