ズドーン
爆発音が響き渡る。
俺、黒羽 夏は逃げ回っていた。
「ペル、光の槍なんか当たったら死んじまう。」
俺は叫びながら言うと、
「当たっても死なない程度に光を薄くしていますから大丈夫です。しかし夏様は悪魔ですから当たったら大ダメージですから避けて下さいませ。」
ペルが槍を投げながら言う。
なぜペルに追いかけられているかと言うと。
数時間前
日曜日、俺は昨日のことで疲れたのでゆっくりしようと思いながら朝食を食べていた。
するとペルが、
「夏様、今日より修行を始めます。」
と言ってきた。
「修行?なんで?」
俺が聞くと、
「夏様は悪魔になられましたのでこれから異形の者達と戦うことがあるので強くなっていただきます。これはアザゼル様の指示でございます。」
ペルが答える。
「えー、今日はゆっくりしようと思ったのに。」
俺が駄々をこねると、
「修行をしないと今日の昼食と夕食はなしにいたします。」
ペルが言う。
少々ご立腹のようだ。
こういうときのペルは正直怖い。
「わかった、わかりました。修行しますよ。でも、どこでするんだ?」
俺が聞くと、
「まずは動きやすい格好に着替えてもらいます。着替えたらリビングで待っていて下さい。私は修行の準備をしますから。」
ペルがそう言うと部屋から出ていった。
俺はジャージに着替えて待っているとジャージ姿のペルがやって来た。
「では、ついてきて下さい。」
ペルが移動しようとしているので俺はついていった。
ついていくとペルは廊下の壁の前で立ち止まり、
「ここでございます。」
と、壁を見ながら言った。
「ただの壁じゃん。」
俺が聞くとペルは壁に手をかざす。
すると壁に扉が現れた。
俺はめちゃくちゃ驚いた。
だって10年以上暮らした家にこんな仕掛けがあるなんて思いもしなかった。
「この家には隠して部屋が数多くあります。ここはその1つです。では中に入りましょう。」
ペルが扉を開けたので俺とペルは中に入った。
俺はまた驚いた。
扉の中は広大な空間が広がっていたからだ。
あきらかに家の敷地より広い。
「グリゴリの技術を最大限に使った空間でございます。この空間はよほどのことがない限り壊れることはありません。」
ペルが説明してくれた。
「では修行をする前に夏様の神器《セイクリッド・ギア》について聞かせてもらってもよろしいでしょうか?」
ペルが言うが、
「あれ、神器を持ってるなんて言ってたっけ?」
俺は不思議に思った。
「夏様が、3年程前から神器を使えることはわかっています。休日の時や遊びに行くと言った日に人気のない森で神器の修行をしていたことは知っています。何度か後をつけさせてもらいました。」
ペルが笑いながら言う。
俺はペルに神器の説明をした。
「わかりました。まずは体力をつける修行をしましょう。私から逃げてください。」
ペルは光の槍を作ってる投げてくる。
ここから冒頭に戻る。
「危ないって。死んじゃうよ。」
俺は逃げる。
「死なないように修行をしてるんです。」
ペルが光の槍を大量に投げてくる。
俺が動けなくなるまで続いた。
「今日はこのくらいにいたしましょう。初日からオーバーワークは体に毒ですので。これからは週に2、3回ほど私と修行をいたしましょう。」
「はぁはぁ、しんど。」
俺は息を切らせながら言う。
「ペルは強すぎるだろ。あんなに動いて息とか全然切れてないじゃないか。」
俺が聞くと、
「私は元々下級クラスの堕天使でしたが今は最上級クラスの堕天使です。私の翼の数は10枚だったでしょう。これがその証です。」
最上級クラスって強いに決まってるじゃないか。
「なんで最上級クラスのペルが俺の世話をしてるわけ?」
疑問に思ったので聞いてみた。
「私は与えられた職務をしているだけでございます。しかし、最初はアザゼル様の命令でお世話をさせていただいてましたが今では夏様のことは大切な家族と思っていますよ。」
ペルが微笑みながら言う。
「ああ、俺だって父ちゃんが堕天使の総督でもペルが堕天使でも大切な家族だと思ってるぜ。」
これからは悪魔としての仕事が始まるなかでペルとの修行をすることになった。
しかし、修行中は容赦がないペルの攻撃によって生きた心地がしなかった。
めちゃくちゃな文章で申し訳ないです。
やっぱりカードを使って戦闘をするところをたくさん描きたいですね。