公開授業の日、授業が始まる前に保護者の方々が集まってきだした。
まあ今日はペルは来ないと思うので気楽にやろう。
俺が肘を机につき手を顎に当てながら教室の様子を伺っていると、
「今日は夏の所は誰もこねーのか?」
三和が話しかけてきた。
「たぶんこねーよ。」
俺は答えた。
堕天使がこんな悪魔がいるところに来たら色々と問題になる。
三和と話していると生徒達や保護者が騒がしくなってきた。
「すげー美人、誰の家族だ!」
「芸能人みたい!」
色々な声が聞こえてくる。
俺は少し嫌な予感がした。
すると後ろのドアからスーツ姿のペルが入ってきた。
俺は驚き机に乗せていた肘を滑らせ派手に転んでしまった。
「おい大丈夫か?」
三和が聞いてくる。
「イテテ、大丈夫、大丈夫。」
俺は頭をさすりながら答えた。
「ふふ、夏が転けるなんて珍しいわね。どうしたのかしら?」
リアスが笑いをこらえながら聞いてきた。
とりあえず椅子に座り答えようとしたとき、ペルがこっちに向かって歩いていた。
「夏様何を驚いているのですか?毎年公開授業には来ているではありませんか。」
ペルが言う。
確かに来てるけど、来るなんて思ってないよ。
「三和様お久しぶりでございます。」
「ペルのねーちゃんもおっひさー。」
ペルと三和は顔見知りのためあいさつをしている。
「ごきげんよう、あなたが夏のお世話をしているペルさんね。私は夏の部活の部長のリアス・グレモリーよ。」
リアスがあいさつをする。
「これはリアス様、いつも夏様からお話を聞いております。大変お世話になっております。私は夏様のお父様のめいで夏様のお世話をしておりますペルと申します。以後よろしくお願い致します。」
ペルがリアスに頭を下げた。
さすがにスペルビアと本名は言わないようだ。
また教室が騒がしくなってきて後ろのドアからサーゼクス様とおそらくリアスのお父さんが入ってきた。
サーゼクス様もイケメンでリアスのお父さんもダンディーな大人のかっこよさを持っているので生徒のお母さん方がメロメロみたいだ。
「ごきげんよう、夏君、リアス、見に来たよ。おや、そちらの方は夏君のご家族かな?」
サーゼクス様はあいさつと同時にペルの方を見た。
「リアス様のお兄様とお父様でございますね。いつも夏様がお世話になっております。私はペルと申します。」
こうしてあいさつもすんで公開授業が始まった。
公開授業は無事に終わったが俺もリアスも浮かない顔をしたままだった。
ペルは帰り今は部室にいる。
ようやく息をつけるので朱乃ちゃんが入れてくれた紅茶を飲んでいた。
「父上は帰られたが少しいいかな?」
サーゼクス様が部室に入ってきた。
「お兄様まだいられたのですか。魔王様であられるのですからはやくお戻りになって仕事をしないとグレイフィアがお怒りになりますよ。」
リアスが言う。
「そんな言い方をしてはいけないよ、リーアたん。」
サーゼクス様が言う。
「たんをつけるのもリーアと呼ぶのもやめてください。」
リアスが顔を赤くしながら言う。
「すぐ帰るから。リアス、夏君も悪魔になってしばらくたったことだし僧侶《ビショップ》の彼にあわせてあげてはどうだろうか?」
サーゼクス様が言う。
リアスの僧侶は気になっていたが聞いても機会があれば紹介すると言われて会ったことがなかった。
「そうですね。そろそろすべての眷属のことを把握するのもいいですね。」
リアスが言う。
そのあとサーゼクス様は冥界に帰っていった。
戦わないですね。
思っているよりだらだらと書いてますね。
次回は僧侶の登場です。