夏休み前の部室でミーティングをしている。
「冥界に帰る?」
俺はリアスに聞いた。
「ええ、夏休みなのだから実家に帰るのは当然でしょ。夏は私の眷属だからついてきてもらうわよ。それとも何か予定があったのかしら?」
リアスが言う。
夏休みだから三和やイッセー達とどっか行こうと思ってたが別にまだ予定は決めてない。
「別にねーよ。」
俺は言う。
「夏休みの後半は自由の時間を作るから。宿題は必ずすることよ。」
リアスが言う。
三和達には夏休みの前半は部活の合宿と伝えた。
冥界に行く当日荷物をもって家を出ようとしたとき、
「夏様、気をつけて行ってらっしゃいませ。私がいなくてもしっかりと修行をすることいいですね。」
ペルが言う。
「わかってるって。修行もするから。じゃあ、行ってきまーす!」
俺は家を出た。
リアス達と合流して冥界に向かうためにグレモリー専用の冥界行きの列車に乗った。
ホントに驚くことばかりだ。
ギャスパーは居残りのようだ。
入国審査をして列車の中でくつろいでいると外の景色がかわり広大な土地が広がっていた。
「スゲー広い。」
俺が言うと、
「うふふ、グレモリーの敷地は日本の本州と同じくらいですわ。」
朱乃ちゃんが言う。
本州と同じってどんだけ広いんだよ。
「冥界は人間界と同じくらい広くて人口も少なく海がないから土地が広いのよ。」
リアスが言う。
リアスは魔力で地図を出した。
「夏にも領土をあげるわね。私の眷属はみんなもっているわ。赤ところ以外はどこでもいいから選んでいいわよ。」
リアスが地図を広げて言う。
ホントに驚くことばかりでもうどうでもよくなった。
とりあえず山や森や湖があるところにした。
しばらくして駅に到着した。
列車を降りると、
「リアスお嬢様のお帰り!」
盛大に兵士みたいな人やメイドみたいな人達が歓迎してくれた。
もうこれくらいじゃ驚かないぞ。
メイド達が俺達の荷物を運んでくれている。
グレイフィアさんの案内のもと馬車に乗りリアスの家に向かった。
馬車に乗っていると城みたいな建物が見えてきて、
「あれが私の家よ。」
リアスが言う。
そうですよね。本州くらいの土地を持っていたら城くらい持っていますよね。
俺の頭が麻痺してきた。
リアスの家に到着して中に入っていく。
「リアス姉様!おかえりなさい!」
紅髪の少年がリアスに抱きついてきた。
「ミリキャスただいま。」
リアスが言う。
「ぶ…リアス様その子は?」
部長や呼び捨てで呼ぶのはまずいな。
「この子はミリキャスよ。お兄様の子供なの。ミリキャスあいさつなさい。」
リアスが言うと、
「ミリキャス・グレモリーです。新しい眷属の方ですよね?」
あいさつをされたので、
「俺は兵士《ポーン》になりました黒羽 夏と申します。ミリキャス様、こちらこそよろしくお願いします。」
気品溢れる態度のためこっちも敬語になってしまった。
サーゼクス様の子供なら奥さんは誰だろうと思ったがまたの機会でいいだろう。
そのあと夕食を食べた。
緊張したがいつも練習しているためになんとか食べれた。
部屋に通されたが広すぎて落ち着かない。
俺はリアスの元に向かった。
広すぎてどこかわからず途中に出会ったメイドの方に案内してもらった。
俺はドアをノックして、
「リアス様、夏です。少しいいでしょうか?」
一応敬語を使った。
近くにメイドがいるからだ。
「ええ、入ってもいいわよ。」
リアスが答えてくれたので中に入った。
「失礼します。」
俺は頭を下げながら言う。
「ふふ、いつも通りでいいわよ。ここには私しかいないのだから。」
リアスは笑いながら言った。
「そうか。いやー敬語を使うのは疲れたなー。」
俺は伸びながら言った。
「それにしても夏は立ち振舞いや食事の作法を自然とできてるのはどうしてかしら?」
リアスが聞いてきた。
「ペルに大人になったら必ず使うからって教えられてるんだ。」
俺は答えた。
「それでどうしたのかしら?」
リアスが言うので、
「この冥界にいる間も修行をしたいんだ。俺は悪魔になって基本的なことしかまだできないから強くなりたいんだ。だから先生的な人がいると助かるんだが。」
俺が言うと、
「修行したいのね。わかったわ。」
リアスが言う。
「なるほど強くなりたいか。」
いつの間にかサーゼクス様が部屋の椅子に座っていた。
「お兄様いつの間に!」
リアスが驚いた。
俺も驚く。
「私が夏くんに先生となる人を紹介しよう。リアス、強くなろうとする良い眷属をもったね。」
サーゼクス様が言う。
「ありがとうございますサーゼクス様。」
これから冥界にいる間の修行が始まる。
今回は特にないですね。
夏の先生になる人とはだれなのか。