ハイスクールD×D カードを操るもう一人の兵士   作:ドルキ

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金髪のシスター

イッセー視点

 

「部長、気になってたんですがもう1人の眷属って誰なんですか?」

 

気になったので聞いてみた。

 

「すぐに来るわ。あなたがよく知っている人よ。」

 

部長が笑いながら言う。

 

よく知っている人?

 

そんな悪魔の知り合いはいないけど。

 

ガチャ

 

部室の扉が開いた。

 

「遅くなって悪いな。もう話は終わったか?」

 

「ええ、あなたのこと以外は話したわ。」

 

扉から入ってきたのは、

 

「な 夏にい!!!」

 

俺もよく知っている夏にいだった。

 

「夏にい、悪魔だったんですか!」

 

「高校1年の時に転生したんだ。」

 

そう言って悪魔の翼を出す。

 

「驚いただろ。驚かそうと思って黙ってもらってたんだ。」

 

「本当に驚いた。」

 

「改めてこれからよろしくなイッセー。」

 

「こっちこそよろしくお願いします。」

 

「あ、そうそう俺が遅れた理由はイッセーを歓迎するためのケーキを持ってきたからなんだ。」

 

そう言ってケーキを前に出す。

 

「あらあら、では私が切り分けますわ。」

 

「ありがとう朱乃ちゃん。」

 

朱乃さんがケーキを受けとる。

 

なんかいい雰囲気だな。

 

「夏にいと朱乃さんって付き合ってるんですか?」

 

「付き合ってねえよ。俺に彼女はいない。」

 

「うふふ、ただの幼なじみですわ。」

 

そっか、幼なじみか。

 

それから朱乃さんが切ったケーキをみんなで食べた。

 

ただし、小猫ちゃんは別に用意されたケーキを1ホール食べていた。

 

さっき羊羮を食べてたよね!

 

あと、どのケーキも夏にいの手作りだと言うことにも驚いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏視点

 

「元気出せってイッセー。」

 

「うう、部長の期待にこたえられない。」

 

イッセーが悪魔になって数日元気を無くしていた。

 

理由は魔方陣で転移できないことと、悪魔の契約をとれないことだ。

 

しかもとれないのに評価は最高と来ている。

 

前代未聞なことばかりでリアスは困惑している。

 

「新人なんだし落ち込むな。」

 

「夏にいは初めてでも契約とれたんでしょ。」

 

と、話していると、

 

「はうっ…!」

 

後ろから声が聞こえた。

 

振り返ると少女がこけていた。

 

「あの大丈夫っすか。」

 

イッセーが聞いてやる。

 

優しいやつだ。

 

「なんでこけてしまうのでしょう。すみませんありがとうございます。」

 

立ち上がった少女は金髪の美少女だった。

 

イッセーが見とれているようだ。

 

「どうしたんですか。」

 

少女の一言にイッセーが我にかえる。

 

「旅行?」

 

「いえ、この町の教会に赴任してきたのですけど場所がわからなくて。それに言葉も通じないので困っていたんです。」

 

悪魔はどの国の言葉でも話ができるのでそこは便利だな。

 

「教会か、この町には1つしかないから案内できるかも。夏にい、案内してあげてもいいかな?」

 

「そうだな。俺もついていこう。」

 

「本当ですか。ありがとうございます。これも主のお導きです。」

 

イッセーは悪魔になって間もないから教会に近づく危険をまだ実感できてないと思うからいざって時は守ってやるためについていこう。

 

しかし教会は廃墟になっていたような、まあいいか。

 

「うわーん!」

 

子供が転んで泣いているようだ。

 

「男の子がこんなことで泣いてはいけないですよ。」

 

少女が近づき傷口に手を近づけると淡い緑色の光が放たれる。

 

するとみるみる内に傷口がふさがって血が止まった。

 

この子は神器《セイクリッド・ギア》を持っているのか。

 

そう思っていると子供の母親が来て子供を引っ張っていった。

 

その母親が少女を見る目は異質な物を見る目だった。

 

少女が悲しそうな顔をすると、

 

「お姉ちゃん、ありがとう!」

 

子供がお礼を言っていた。

 

「お姉ちゃん、ありがとうだって。」

 

言葉が通じないのでイッセーが通訳をしてあげた。

 

「ついいつものくせで。」

 

少女が舌を出して微笑んだ。

 

教会に向かい歩く。

 

「すごい力を持ってるんだな。」

 

イッセーが言う。

 

「はい、この力は神様がくれた素敵な力です。」

 

少女が言う。

 

しばらく歩くと教会が見えてきた。

 

「あ、あそこの教会です。」

 

地図を持って少女が言う。

 

やはり教会に近づくと悪寒がする。

 

イッセーも感じているようだ。

 

「じゃあ、俺達はこれで。」

 

「待ってください。お礼をさせてはもらえませんか?」

 

「俺達急ぎのようがあるから。」

 

「しかし…」

 

イッセーも早く離れたいようだ。

 

「俺は兵藤一誠。みんなからはイッセーって呼ばれてるからそう呼んでくれ。」

 

「俺はイッセーの先輩の黒羽夏だ。」

 

「私はアーシア・アルジェントです。イッセーさん、夏さん、今日はありがとうございました。」

 

そういってアーシアと別れた。

 

「イッセー、今度から教会に近づくなよ。」

 

「ごめん夏にい。ほっとけなくて。」

 

「わかってる。だからついてきただろ。」

 

俺とイッセーは学校に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




アーシア登場です。

文章は相変わらず変ですけど。

次回ははぐれ悪魔との戦闘です。
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