「ふぅ、疲れた疲れた。」
俺は契約の仕事を終えて部室に戻ってきた。
うん?イッセーが手当てを受けている。
「イッセーどうした?」
「私が説明いたしますわ。」
イッセーが契約しに行った家の住人がはぐれエクソシストに殺されていて襲撃を受けたことを朱乃ちゃんが話してくれた。
「またか!どんだけ襲われるんだイッセーは!」
驚いていると、
「部長、俺はアーシアって子を!」
「無理よ。どうやって救い出すの?あなたは悪魔で、あの子は堕天使の下僕。彼女を救うと言うことは堕天使を敵に回すと言うこと。私たちも戦わなければいけないわ。」
リアスの言葉を聞いてイッセーは黙り込む。
イッセーはアーシアのことを堕天使から救うとしたのか。
確かにあの優しいアーシアが堕天使やはぐれエクソシストとつるむ訳はない。
騙されていたんだろう。
「朱乃ちゃん、どんな堕天使かわかるか?」
「いえ、しかしこの間の者達が関わっていると予想されます。」
やはりあのドーナシークって奴が関わっているか。
「ペル、ドーナシークについて何かわかったか?」
自宅でペルと堕天使のことについて話す。
「内密なので少ししか分かりませんでした。調べた結果、堕天使のドーナシーク、カラワーナ、ミッテルト、そしてレイナーレが連絡もなく報告を断っていました。何を企んでいるかは分かりませんでした。」
「回復の神器《セイクリッド・ギア》を持っているシスターがこの町にいるからそのことが関係あるんじゃないか?」
俺が言う。
「それはまずいかもしれないですね。」
「何がまずいんだ?」
「もしかしたらレイナーレはその子の神器を抜き取って手にいれるのかも知れません。」
「神器を抜かれた人はたしかほとんどの者は…」
「はい、死んでしまいます。」
確かにまずいな。
「父ちゃんはそんなこと望んでないよな?」
「もちろんです。アザゼル様は戦争がない平和を願っております。神器の研究が出来ればそれでいいようなので。」
「レイナーレ達は無断でこの領地にいるしリアスの眷属を傷つけたから消し飛ばされるかもしれない。」
「そのようになれば彼等の自業自得です。」
自業自得だけど、
「レイナーレは従姉妹なんだろ?」
「従姉妹でも罪を犯したら償わなければなりません。」
ペルの顔はなんだか寂しそうな顔をしていた。
次の日
パチーン
乾いた音が響き渡る。
イッセーがリアスに平手打ちされたからだ。
「何度言ったら分かるの!ダメなものはダメなの!あのシスターの救出は認められないわ!」
リアスが怒る。
イッセーは昨日の傷のせいで学校を休み町に出ていると逃げ出したアーシアと出会いまたレイナーレに連れていかれたと言う。
「なら俺1人で行きます!」
「あなたはグレモリー眷属の悪魔なの!それを自覚しなさい!」
「では俺を眷属から外してください!」
「そんなことができるはずないでしょ!あなたはどうしてわかってくれないの!」
こうなったイッセーは誰も止められないな。
すると朱乃ちゃんがリアスに耳打ちする。
「急用ができたわ。朱乃、夏、着いてきてちょうだい。」
俺もか、しかしその方がいい。
「部長!まだ話は…」
「イッセー、あなたは兵士を弱い駒だと思っているわね。兵士にはプロモーションと言う他の駒にない特性があるの。敵の陣地、たとえば教会が私たちにとって敵の陣地の最たる例よ。そこに入れば王以外の駒に昇格できるの。」
リアスの言葉を聞いてイッセー以外は理解した。
「イッセー、これは覚えて起きなさい。神器は想いの力で動き出すの。思いが強ければ強いほど神器は答えてくれるわ。」
「想いの力で強く…」
「祐斗、あとは任したわ。朱乃、夏、行くわよ。」
俺はリアスについていき部屋を出た。
「部長、素直に助けに行けって言えば良いのに。ツンデレ?」
俺がからかう。
「そんなんじゃないわよ!」
リアスが怒る。
「冗談は置いといて、堕天使に会いに行くんだろ?」
「ええ、戦闘も覚悟しておいて。」
「あ、部長、ちょっと電話してきていいか?」
「すぐに済ませなさい。」
俺はあるところに電話をかけた。
話がかなり飛び飛びで書いてますね。
早くもっと先の話を書きたいからです。
読みにくいと思いますが読んでいただいたら幸いです。