イッセーの家
「「「誕生日おめでとう。」」」
「ああ、みんなありがとな。」
黒羽 夏は13歳の誕生日を迎えた。
祝ってくれているみんなとは、イッセーとその友達の松田と元浜である。
この2人とはイッセーを通じて知り合った。
イッセー達3人でお菓子とジュースでの簡単な誕生日会を開いてくれた。
しばらくみんなでお菓子を食べていると、
「夏にい、俺達からのプレゼントがあるんだ。」
イッセーがそう言い部屋の外に向かい包装されたプレゼント箱を持ってきた。
「夏先輩、開けてみて下さい。」
「俺達が選びに選び抜いたプレゼントです。」
松田と元浜が言う。
「ホントにありがとな。じゃあ開けるぞ。」
夏がプレゼントを開けると、中からセクシーな女性が写っている本が出てきた。
「おまえらな。」
夏は苦笑いする。
こいつら小学生の癖になんて物をプレゼントしてくるんだ。
プレゼントしてもらったものを速攻で捨てるわけにもいかずとりあえず持って帰った。
家についてドアを開けると玄関に大人の男性の靴があることに気がついた。
靴を脱いでリビングに向かうと、
「夏帰ってきたか。誕生日おめでとう。」
そういうのは、夏の父アザゼルである。
「ただいま父ちゃん。」
アザゼルは夏を拾った日を誕生日として毎年誕生日には会いに来ている。
「夏様お帰りなさいませ。夕食の用意はできています。」
スペルビアがキッチンから出てきてそう言った。
夕食を食べた後スペルビアが作った特製のケーキを食べた。
ケーキも食べ終わった後アザゼルが、
「夏、プレゼントをやろう。」
そう言い、包装された箱を出した。
「ありがとう父ちゃん。開けるよ。」
プレゼントを開けるとゲーム機が入っていた。
けれどそのゲームは見たことがないゲームだった。
「俺の知り合いにゲームを作る仕事をしてるやつがいてな、お前のためだけのゲームを作って貰ったんだ。」
アザゼルが言う。
アザゼルの仕事は、夏には世界を飛び回る研究者ということにしている。
「明日もいるからどっかに行くか?」
アザゼルが言い、
「おう。」
夏が答える。
夜遅くになり夏はベッドに入り眠り込んだ。
(君は大きくなった。異形の者達の中では13歳で大人とする種族もいる。)
なんだ、頭の中に声が聞こえる。
何も見えないが声は頭の中に聞こえてくる。
(今から君の新たな記憶を授ける。いや、思い出させると言った方が正しいか。)
頭の中に何かが流れ込んでくる。
「うわー。」
夏は声をあげて起きた。
「はー、はー。」
多少息が上がり汗が吹き上げていた。
「なんだったんだ今の。でも昔から知ってたように何かの記憶がある。」
小声で1人ごとを言い、
「神器《セイクリッド・ギア》?」
夏は呟いた。
夏が神器の使い方を覚えました。13歳で大人となるのと言うのはぬらりひょんの孫を参考にしました。
これから夏は神器を扱うための修行に入ります。
夏はまだ異形の者がいることは知らないけどね。