リプレイします。   作:翠架

3 / 6
とある女顔の少年が進撃の世界で何度も強くてNewゲームをする話
※ただし必ず潰れたトマトになる

前回から一気に話が飛ぶよ!そしてエルヴィン×オリ主?唐突な死ネタ、欝展開注意!

おかしな点などありましたらコメントかメッセージでお願いします。


n+1-1:n+1回目の事実。

 

あ、まじで巨人いたようわーきめぇーまじないわー、と思い、ここが前世の記憶に薄ぼんやりと残る漫画の、進撃の…人間?もしくは人類だったか巨人だったかの世界だと認識してから、同じ世界でn回産まれてn回死んだレイです。

 

もーねぇ、何回も巨人に食われたり他人に殺されたり飢餓で死んだり巨人に踏み潰されたり病気にかかったり巨人の壊した家の下敷きになったり口減らしに殺されたりしたから今が何回目かとかわからないんですよ。もう死ぬことに慣れちゃったって言うかもはや壮大なゲーム感覚って言うの?最初のころはSUN値ピンチどころじゃなくて、泣き喚いたり発狂したりと忙しかったけど開き直った現状である。

で、もはや覚えていないレベルの人生やり直しを食らってn回でいいんじゃない?って思ったわけですよ。

あと髪の毛も目の色も、最初にこの巨人の世界で生まれた時のグレーがかった銀から変化しない。黒髪の母親と父親の間に生まれたとしても髪の毛は銀。もはや家族仲の弊害にしかならない髪色のままだ。

 

そんなことはともかく、n回も人生やり直しをくらわされたら多少なりとも世界が見えてくるというもので。

あって無いような漫画の知識を交えて簡単に説明すると、エレンという巨人になれる少年が主人公で、捕食目的というよりただ人間のみを食っては吐いてを繰り返す巨人という謎の生命体と特殊訓練を受けた人間(主人公含む)が殺ったり殺られたり食われたりする話である。

あと他に特筆するべきことは人類の大半はいつ誰が建てたかもわからない怪しさいっぱいの壁のなかで暮らしているってことと、人類最強と呼ばれる人間がめちゃくちゃ強いって事ぐらいか。

 

まぁ、ステータス引き継ぎ制いわゆる強くてニューゲームな俺にはかなわないだろう。本人に会ったこと無いから分かんないけど。

漫画でもたしか人気の高かった、なんちゃら兵長が出てくる所まで読んだか覚えてすらいないから本当にどの位強いかも分かんないし。

 

多分俺の方が強いからもしかして俺が事実上の人類最強か?

なーんて思ったりしたけどその前にこんな人間、常識的に考えて本来存在しないから分類的には人類、巨人、その他のうちのその他に入ると思った。

やっぱり人類最強は原作通りの人類最強のままのようだ。

 

 

 

「これにて第××期訓練兵団解散式を終了する!」

 

「「「「はっ!」」」」

 

 

おっと、ぼんやりしてたらいつの間にか解散式が終わったようだ。

いやね、今までの人生をぐだぐだと無駄に過ごしつつ現在の人類の状況を探ってたから、次は巨人や壁や兵団について知ろうかと思って訓練兵団に入団したわけですよ。

両親とか産まれてすぐぐらいに死んじゃってるから止める人なんていないし。

書類上の保護者の叔母には、良い笑顔で包丁で切りつけられたあと、死んでこいと言われたし。寝ている人間の眼球狙って包丁振り下ろすとか凄いクズだよね、俺の叔母。

よくよく考えるとこっちきてからなんか物凄く家族運悪いんだけど。

 

3年間頑張って手を抜いてやった訓練兵団も今日で終わりか、と感慨深く思ってたら。

 

 

「レイ!貴様に少し話がある。ついて来い…。」

 

「…はっ。」

 

 

なんか教官に呼ばれた。

…えっ、俺なんか呼ばれるようなことしたっけ?

 

とりあえず教官について行けば、お偉いさんっぽいのが3人居る部屋に連れて行かれた。

半分以上聞き流したけど、この3人は各団の団長さんだそうだ。うわがちなお偉いさんじゃん。

 

 

「ふむ…君が今年の首席かね?名前は。」

 

「はっ、第××期訓練兵団卒、レーヴァテインであります。」

 

 

あれ?俺って首席なんだ。

そう言えば解散式のときになんか言われたような気がする。

 

 

「で…君はもちろん憲兵団に入るのだろう?

もしまだ悩んでいるのならぜひ憲兵団に入りなさい。君ほど優秀な人材を他にやるのは勿体無い…憲兵団に入った暁には、いろいろと優遇しよう。」

 

 

へ~憲兵団か~いいね、…なんて俺が言うわけ無かろう!!ぶっちゃけたことを言えばどの兵団でもいいんだけど、実はどの兵団に入るか決めてあるんですよ。

 

あみだくじで。

 

 

「…申し訳ありませんが、俺は前々から調査兵団にはいると(あみだくじで)決めています。

せっかくのお申し出ではありますが、今回はご遠慮させて頂きます。」

 

「なっ…!?」

 

「レーヴァテイン!?」

 

「お話は以上ですか…?それでは、失礼します。」

 

 

下らねーことでいちいち呼ぶなよ、と内心悪態をつきながら入り口の扉に手をかける。

 

 

「…お前、後悔はするなよ。」

 

 

出て行く間際、今まで一言も喋らなかったどっかの兵団長がぼそりと言ったのが聞こえた。

 

ちょっ、何今の意味深な一言はっ!?

 

聞こうにも扉は既に閉まっちゃったし、あそこに戻るの気まずいし…。

……面倒くさいことになりそうな気がして嫌なんだけど。

 

…もういいや。お腹すいたから食堂行こっと。

食堂についたら俺の唯一の友人が心配して近付いてきた。俺の友達をやろうなんて物好きな奴だよね。

 

 

 

「あっ、レイ!」

 

「エルヴィン…。」

 

「さっき呼ばれてたけど大丈夫だったか…?」

 

「あのな、エルヴィン。俺調査兵団に入るんだ。」

 

「…は!?憲兵団じゃないのか!?」

 

「それでさぁ、なんか兵団同士の人間関係のごたごたに巻き込まれそうな予感がするんだよね。もうやだー人間同士ぐらい仲良くやれよって話だよね、無理だろうけど。」

 

「いやいやちょっとまて色々ツッコミいれさせろっ!!」

 

 

 

 

 

  n+1回目の事実。もうやだつかれた平和に生きたい

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。