問題児たちが異世界から来るそうですよ?with死から逃げる少女   作:ただの遊び人外

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どうも、通りすがりの遊び人といいます。初めましての方は初めまして。そうでない方は今作もよろしくお願いします。女主人公に挑戦したくて書いてみました。

では、よろしくお願いします。


プロローグ

 

 

とある少女の周りにたくさんの死体がある。否、ただの死体ではない。死体の全員が形は違えど鎌見たいのを持っている。そう、少女の周りにある死体は全て“死神”と言われる者だった。

 

では、何故少女の周りに死神の死体があるのか?それは死神が少女を殺そうとしたからである。では、何故死神は少女を殺そうとするのか?

 

少女は本来死んでいる(・・・・・)。生き返ったというわけではない。少女は死という運命から逃げ出したのだ。人は誰しもが生を求める。死にたい、と言っていても生という願望からは逃げられない。逃げることは出来ない。

 

そしてそれは死に対しても同じことが言える。人はいずれ死ぬ。生きたくても死んでしまうのだ。いくら死にたくない、と言っても死という運命からは逃げられない。

 

しかし、少女は逃げ出した。死という運命から。だから死神に追われる。狙われる。殺しにかかってくる。

 

そしてまた・・・。

 

 

三人称sideout

 

 

少女side

 

「またか」

 

私はつぶやく。今、私は死神達に囲まれている。そんなにも私が逃げたのが気に入らないのだろうか?私はただ、連れ出されただけなのに。

 

「死神達よ!来るなら来い!この私は逃げも隠れもしない!」

 

私は鎌を構える。この鎌は私の大切な人から譲り受けたもの。これがある限り、私は負けない。負けられない。

 

「死をプレゼントしよう」

 

私は鎌を振るう。

 

 

少女sideout

 

 

三人称side

 

死神達が少女を囲んで数分後。少女の周りには何もなかった。人も、死神も、そして植物さえもなかった。

 

「今月に入ってから43回目・・・。いくらなんでも多すぎる。・・・ん?」

 

少女が考え事をしていると目の前に手紙が落ちていた。そこには『魂椋(こむく) 心翠(ここね)殿へ』と書かれていた。

 

「さっきまでは無かった・・・よね。この手紙。そもそも私が戦った後なのにあるのはおかしい(・・・・・・・・・・・・)から」

 

心翠は手紙を拾い、ノンストップで開ける。中にはこう書かれていた。

 

『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。

 その才能を試すことを望むのならば、

 己の家族を、友人を、財産を、世界のすべてをすて、我らの箱庭に来られたし』

 

読み終わった瞬間に心翠はこの世界から姿を消した。

 

そして、心翠は大空にいた。

 

「へ?」

 

当然重力に従って落ちていく。下を見てみると下には大きな湖があった。

 

(濡れるのは、やだな)

 

心翠は少しずつ着地点をずらし・・・

 

ドォォォン!!

 

と音を立てて地面に着地した。




今回はここまでです。少し短かったですかね?

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