海賊が行く漂流記   作:だめねこ

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ガンダールブの本気

ラムザは考えた

 

 

もう何を考えているか分からないぐらい考えた。

 

 

そして、一つだけ奇策を思いついた。

 

 

そうだ、サイトに薄刀・針を作って使い魔品評会で限定奥義・薄刀開眼で空に浮かぶ星でも切らせれば良い

 

 

そうと決まればラムザの行動は速く、早速材料集めのためその辺の石を錬金でオリハルコンにしてサイトのために刀を打つことにした。

 

そして、三時間後

 

え!?速いって?バカヤロー遅いことなら誰でも出来るって兄貴が言ってんだよ。

 

え!?どうやってオリハルコンを溶かしたって?

 

そんなもん本気のメラゾーマで頑張りました。

 

固めるのは?

 

本気のマヒャドだよ。

 

そんな訳で見事なまでに固くて薄くて軽い薄刀・針が出来ました。

 

「ほれサイトこいつで空に浮かぶ星でも切ってみろ」

 

「え!?何言ってんすか?そんなことできる訳が無いじゃないですか!!!」

 

だよねー。だって単なる超高速の兜割切りだもん。

 

刀自身があんまりにも薄いから、月とか星を背にした時まるで切れたかのように見えるだけだもんな~。

 

じゃあどうするか?

 

銀髪蜘蛛さんの蜘蛛の糸だっけ?却下だ。作り方がわからん。

 

それなら黒猫に出てきたエクセリオンはどうだろう?

 

とりあえず適当な手袋を錬金でオリハルコンにして指先からオリハルコンの糸を出せばいいんだっけ?

 

あとは見た目は・・・そのままってのもアレだからFF8のエアガイツにしよう。

 

そん訳で製作時間わずか30分で出来た。

 

狂気の武器エアガイツ

 

「ほれサイト君これならどうだい?」

 

「いや、どうだいって言われても・・・・」

 

「まーいいから、付けてみなって」

 

「いやいや、こんな物騒なもん付けても俺には使いこなせないよ」

 

「大丈夫だって、ガンダールブだし何とかなる。うんイケるイケる」

 

「そうかなぁ~」

 

そんな半信半疑なサイト君だが付けてみればアラ不思議

 

本家本元のジェノス=ハザードさんと同レベルで扱えていますよ。ガンダールブってホントにチートだねぇ

 

「ラムザさん・・・これやばいくらい切断力半端無いんですけど?」

 

そういうサイト君は俺が渡した薄刀・針をエアガイツで切断しやがった。

 

って嘘だろおい、ガンダールブが発動すると俺よりも武器の扱いがうまいんですけど!?

 

冷や汗流しつつも驚愕を隠しきれないラムザであった。

 

「でも、剣よりはサイト君向きだと思うよ。だってやり方次第では相手を無傷で倒すこともできるんだし・・・うん、しかもうまくやればスパイダーマンごっこもできるよ。アレ良いこと尽くめじゃね?良し今ならもう一個作ってあげよう」

 

その日ラムザはサイトの大いなる可能性にワクテカが止まらなかった。

 

 

 

そんな訳で使い魔品評会当日までラムザがサイトに言いつけた事は・・・

 

「とりあえず常にエアガイツを付けるようにして、普段からガンダールブの力になれるように・・あとはDリストとDアンクルと亀の甲羅(50キロ)を背負ってぶっ倒れるまでランニングして来い。」

 

「え!?そんなことしたら俺死んじゃいますよ?」

 

「大丈夫だ。死んだら俺が蘇らせてやるよ。」

 

こうして、サイトは使い魔品評会当日までラムザの手により地獄を見た。

 

 

使い魔品評会当日

 

 

ラムザはドラゴラムでFF5の神竜に化けて、空に煉獄火炎吐いたり、輝く息を吐いたりやりたい放題やっていた。

 

 

ちなみにラムザの次がサイトだったりした。

 

同じ人間とは思えないラムザのはっちゃけぷりにサイトのやる気は吹っ飛んだが、拗ねたところでどうしようもないので、とりあえずルイズが笑われないように本気で頑張った。

 

そう、それが予想以上の物になるとはナビ子以外誰も信じられなかった。

 

 

まず、ラムザに30分で作ってもらったエアガイツを両手に装備して準備を整える。

 

ここまではまず誰も驚いていなかった。

 

しかし、そのあとナビ子がサイトに二つのトランクケースを渡した。

 

「ナビ子ちゃんありがとうね」

 

サイトはそれだけ言うとトランクケースを開ける。

 

お礼を言われたナビ子はサムズアップで返した。

 

「え!?サイト何をやる気だ」

 

「マスターこれだけは言えますよ。今のサイトさんはマジでぱねぇっす」

 

そして、サイトが開けたトランクケースからは二対の人形が出てきた。

 

というかジャック・O・ランタンとあるるかんだった。

 

「おいぃぃぃぃなんちゅうもん出しているんだよ。」

 

「マスター仕方なかったんです。だって面白そうだったから」

 

そんな訳でサイトの人形劇が始まった。

 

 

 

数分後・・・・そこには誰もがサイトの人形劇に感動し咽びなくほど喜んでいた。

 

 

「ねぇマスター」

 

「なんだナビ子ちゃん?」

 

「この世界のサイト魔改造しすぎじゃない?」

 

「ああ、たぶんだが7万人が相手でも鼻歌交じりで勝てるかもね・・・だってガンダールブ発動したら身体能力がダイ(紋章一つ)と同じ位って・・・これが主人公補正か」

 

「ねぇマスター今どんな気持ち?弟子に一週間ぐらいで抜かされるってどんな気持ち?」

 

「現実は残酷だとぼかぁ思うのですよ。」

 

「じゃあ帰りますか?」

 

「そうだぁね。この世界ならもう大丈夫だろうし、何よりガリア王も正常になってるからね」

 

「まだワルドが残っているんですが大丈夫ですかね?」

 

「じゃあ今話に行くか」

 

ラムザは実にめんどくさそうに警備中のワルドに普通に声を掛けた。

 

「やあ、君が魔法衛視隊のワルドかい?」

 

ワルドはいきなり話かけられたことにより、警戒心を上げた

 

「ああ、そうだが君は誰だい?」

 

「俺かい?俺は孤高の海賊ラムザ・スティールだ。」

 

「それで、その海賊のラムザ君は僕に何の様だい?」

 

「何大した事じゃない。これを渡すように頼まれただけだ。」

 

ラムザはそういうと手紙をワルドに渡して去って行った。

 

 

 

 

そして、ラムザはその日の夜サイト君とタバサとキュルケを呼んだ。

 

「ダーリンどうしたの?何か緊急事態でもあった?」

 

「そうだよ。いきなりどうしたんだ?」

 

キュルケとサイトはラムザに詰め寄る

 

「いや~実はやりたい事は全部やったからそろそろ帰ろうかなってね」

 

ラムザがそういうとタバサはラムザに抱きついた。

 

キュルケはその光景を見て驚き

 

サイトは・・・なんだか考えていた。

 

「・・・・私も着いていく」

 

タバサはそれだけぽつりと言った。

 

「おう、構わないぞ。キュルケはどうする?」

 

「う~ん。確かに魅力的なお誘いだけど、遠慮しておくわ。」

 

「おやおや残念だ。じゃあ変わりはタバサの使い魔のシルフィードで良いか?」

 

「え?良いの?」

 

「問題ない」

 

シルフィードは知らない内にキュルケの使い魔にされてた。

 

これが後日とんでもないことになるとはその時誰も思わなかった。

 

「じゃあ帰るとするか、あ、そうそうサイト君こいつはお土産だ。」

 

そういうとラムザはサイトに賞味期限切れのチロルチョコを渡した。

 

「なんでチロルチョコ!?」

 

「何となくだそれじゃあね」

 

そういうとラムザとナビ子とタバサはキュルケの部屋を出て、ロングビルの部屋に向かった。

 

 

 

「おーいロングビル起きているかい?」

 

「うん?ラムザさんどうしたんですか?」

 

「ああ、そろそろ飽きたから帰ろうと思ってね。」

 

「え!?」

 

「でだ、ロングビルは付いてくるかい?」

 

「あ、当たり前だ。私はラムザのお、女なんだからね。」

 

ラムザの唐突な発言に動揺するも着いていく意思を見せるロングビル

 

「じゃあ善は急げってね。十分後に広場に集合ね」

 

 

 

10分後そこにはタバサと驚いているロングビルとぐっすり寝ているティファニアとやりきった顔のナビ子が居た。

 

「よ~しじゃあみんな俺にしがみつけ」

 

ラムザがそういうとみんなラムザにしがみついた(ティファニアはラムザがおんぶしている)

 

「ルーラ」

 

ラムザが唱えると一瞬で全員転移した。

 

 

 

 

こうしてラムザ達はリリカルな世界に戻ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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