ようやくだるい学校が終わった~。つーかほとんど話は聞いていなかったんだがな!!!
まぁー放課後だし、
「つー訳でとっとと帰るぞ。アキラとナビ子ちゃん」
「あ、兄さん悪いんだけど今日は翠屋に呼ばれているんだ。」
「お、そうなのか?まーわかったよ。じゃあお土産よろしくね♪」
「実は・・・兄さんも呼ばれているんだよね。主に士郎さんに」
「え・・・士郎ちゃんに?なんか嫌な予感しかしないんだけど・・・」
「とりあえず行ってみたらどうですかマスター?」
俺が心に何か重いものを抱えているとき、その様子をどこか嬉しそうに茶髪のツインテールをぴょこぴょこさせながらほくそえんでいた。
「むふふ、第一段階成功なの」
「なのはすごく嬉しそう。」
「まーたまには、良いんじゃないかな?最近ラムザも暇そうにしているし」
「じゃあ私たちも翠屋に行くわよ」
「うん、そうだね」
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「はぁーだるい、歩くのめんどくさいアキラおんぶ」
「うん、兄さん喜んで」
「え、ちょっとなんでアキラにばっかりそんなご褒美出しているんですか?私にもナニかしてくださいよ!!!!」
「ナビ子ちゃんには今日キッスをしてやったろ。」
「そうですよ。ナビ子さんばっかりご褒美もらったら僕がかわいそうじゃないですか!!!」
「舌も入ってないキスなんてノーカンですよ。ノーカン」
ぎゃーぎゃー騒ぐナビ子を無視しながら歩き続けるアキラ
そうこうしている内に三人は翠屋に着く
翠屋の中に入ると眼鏡を掛けたアキラの義姉に当たる美由紀がウェイトレスをしていた。
「いらっしゃい・・・ってラムザさんじゃないですか!?どうしたんですか?」
「どうしたもこうしたも士郎ちゃんが呼んでいるから来てくれと高町次女に言われていやいや来たんだよ。あ、アキラおんぶあんがともう降ろして」
「分かったよ」
無論美由紀が聞いたのはなんでアキラがラムザをおんぶしているのかということであるが、どうせ聞いたところで答えてはくれないだろうと思い口には出さなかった。
「え?あ、そうなんだ。とりあえず、奥のテーブル席で座って待っててくださいね。ところでなのはは?」
「あそこ」
ラムザが指差したところには電柱に隠れているつもりなのだろうが、ピコピコ動くツインテールの自己主張の所為で全く無駄な努力をしている高町なのは10歳が居た。
ちなみにその横には隠れも何もしていないフェイトとアリシアとすずかとアリサが居た
「なのは隠れても隠れ切れてないよ。というか友達全員が隠れてないのに自分だけ隠れているのはどうなんだろう?」
「つまり美由紀と一緒であそこに隠れている次女もドジッ娘でFAですな」
「ちょ、ちょっと待ってくださいラムザさん私は別にドジッ娘じゃないですよ」
「悪いけど醤油と間違えておたふくソースを使う娘は何をどう考えても・・・・」
「出し巻き卵の色をもっとよくするためにマスタードとマヨネーズとお酢を入れてたし」
「ちょなんでラムザさんそのこと知っているんですか!!!それにアキラもそれは言わないでって約束したでしょ」
「え?というかそれマジ話だったんですかマスター!?嘘ですよね?だって母親の桃子はあんなにも料理上手なんですよ!?その辺の遺伝子と言いますか才能が美由紀にはマイナスで働いているんですか!?うわぁ~これはもう桃子涙目どころじゃないですよ。毎晩寝るときは袖と枕を濡らしているに違いないですよ。」
ナビ子の口撃
美由紀の視界がゆがんだ。
「うわ~ん。私だって、私だってこれでも努力しているんだもん。でも、結果が伴わないんだからしょうがないじゃなーい」
美由紀はそういうと神速を発動し消えるように去って行った。
その時の神速スピードはラムザの爆縮地に迫るものだったとだけ言っておこう
「はっはっはあんまりうちの子をいじめないでくれるかなラムザ君」
別段ラムザの意識では苛めているつもりは全くなかったが、第三者から指摘され狼狽えたのは仕方のないことである。
「いや、まぁ、その、なんだ、すまんね。」
「何別段謝罪を求めているわけではないんだ。それにこういうことを面ともかって言われたのは美由紀も初めてだしね。・・・・これで少しはいい方向に向けば恭也も報われるんだが」
そういう士郎はどこか哀愁漂う雰囲気を醸し出していた。
さすがに気の毒になったラムザは話題を変えることにした。
「そ、そうか。ところで次女から呼ばれたんだが、何かあったのかい?」
「いや、実を言うとだね。今度の三連休に温泉に行くんだ。」
「ほぉ~そうなのか?じゃあお土産に温泉で「何を言っているの?ラムザ君も行くんだよ」・・・かくれんぼはもういいのか次女?」
割って入ってきたのは・・・
「次女じゃないの!?間違ってないけど違うの!!!私の名前はなのは。な・の・は」
「あーはいはいわかったよ。(ほんとめんどくさいなぁ~お前は織主君とラブラブしてればいいんだよ)」
「じゃあなのはって呼んで?」
「で、士郎ちゃん悪いんだけど・・・・「そのことなら大丈夫よ」え!?なんでプレシアがここに居るんだ?ってよく見ればタバサにマチルダとティファもいるじゃねーか。ってことはもう外堀は埋められていた訳ね。」
ナチュラルになのはを無視するラムザ
今だ小学四年生である高町なのはは俯き加減でぷるぷる震えだす。
見る人が見ればもはや我慢の限界である事が丸分かりな訳であった。
なので
「うえーーーーーん。お”がざーん”ラムザさんがなのはの名前を呼んでくれないよーーーーーーー」
なのはが桃子にダイブする。
それを「あらあら、まぁまぁ」と言いつつ慰める桃子
普通の家庭であれば話はここで終わりだが、ここは戦闘民族高町家である。
「なのはを泣かしたのは誰だーーーーーーーーーーーーーーー。お兄ちゃんが敵を取ってやるぞーーーーーーー」
どこからか現れたTAKAMACHIKOUYA
「ラムザ君言ったはずだようちの子をあんまり苛めるなと・・・・」
まるで阿修羅をも凌駕しそうな勢いでブチ切れるTAKAMACHISHIROU
「やってられっか!!!!!ナビ子ちゃん俺は逃げる。で、悪いけどシュークリーム何個か買っといてねーーーーーーーーーー」
ラムザはそれだけ言うと爆縮地で逃げる
「「逃がさん!!!!地獄の果てまで追いかけてけじめを付けてやる」」
それだけ言うと士郎と恭也は神速を発動しすぐさまラムザを追いかけた。
20秒後そこには頭がたんこぶの所為で大仏のようになって縄で縛られた黒焦げのラムザがそこに居た。
何が起きたかというと、翠屋を出て、突然雷が落ちたのだ。
それも雲一つ無い、どこまでも青く広がる空から・・・
さすがのラムザもアフロになるくらいの電流を流されては意識を保つことが出来ず、シャットダウンしてしまうのは仕方ないことである。