海賊が行く漂流記   作:だめねこ

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運命の夜
海賊と銀髪幼女


話をしよう

 

あれは一時間前の事だった。

 

八神家に呼ばれて行ったら何故かヘラクレスが居ていきなり吾輩の心臓にコークスクリューを不意打ちでぶち込まれて気絶したんだ。

 

そして今現在俺はデッカイ岩みたいにゴツイ剣みたいなものに鎖でぐるぐる巻きにされている

 

 

「すまない。ラムザ・・・しかし、私にはこれしか思いつかなかったのだ!!!私ではマスターであるイリヤを助ける事が出来なかった。だから頼む彼女を、絶対に、助けてくれ!!!!」

 

「え!?何言ってんの馬鹿なの!?なんで俺がお前の代わりに見ず知らずの人を助けなくちゃいけないんだ。と言うか鎖を外せ俺は帰ってタバサと×××するんだーーーーーー」

 

俺が叫んだ直後だった。

 

俺は岩石剣に引っ張られるどこかに飛ばされた。

 

「アディオス」

 

その光景を見ていたヘラクレスはそれだけ言うとどこかに去って行った。

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

目が覚めるとそこは大きな大きな広間でした。

 

周りを見てみると銀髪のそれはそれはかわいらしいブルマが似合いそうな目が赤い幼女が居ました。

 

うん、幼女だ。

 

さすがに幼女はまずいよな・・・

 

そんな事を考えていると幼女が声をかけてきた。

 

「あなたがヘラクレス」

 

その声は不思議と俺の腹に響き渡る

 

おいおい、マジかよ。こんなアリシアみたいなチンチクリンに吾輩がってな訳ないか・・・単に腹が減ってるだけだしな。とイカン返事をしなければ

 

「違うよ。俺はラムザ。自由気ままな海賊さ」

 

俺が二カッと笑うと幼女は誰もが見惚れるorzを披露してくれた。

 

「お、終わった。私の聖杯戦争は経ったいま終わったわ・・・・」

 

むむむ、この俺がたかがヘラクレス如きより下に見られているだと!?

 

冗談じゃない俺の方がスーパー強いぞこのやろー

 

「おい、ちょっとまってもらおうか幼女。俺をヘラクレスみたいなへっぽこなんかと一緒にしないで頂きたい」

 

俺がヘラクレスをへっぽこ扱いすると幼女は残念な目を向けてきた何故だ?

 

「あのねぇただの一般人が英霊に勝てる訳ないでしょう?」

 

「バカ言っちゃーいけねーよ。今じゃあ力が強いだけの幽霊じゃん。スーパーで売ってる瀬戸のほんじおでも掛ければ問題ねーべ」

 

「問題大有りよ!!!!!どこの世界に塩に負ける英霊が居るのよぉーーーー」

 

幼女の声がこだまするぅーーーーーーーー

 

 

それから数時間が経過した。

 

気が付けば外は朝日が昇り始めた。

 

正面を向くと幼女のマスターは頭を抱えている。

 

まあ、すべて俺の所為なんだけどね。

 

俺が理解できたことは幼女の名前はイリヤスフィール・フォン・アインツベルンで、これから聖杯戦争という殺し合いをするとの事

 

最後に聖杯を手に入れた物はどんな願いでもかなえることが出来るとか

 

そして俺たち以外は全員英霊という名の使い魔を所持しているんだってばよ

 

うん、だって俺生きてるし

 

「おい、イリヤ朝だぜ。飯でも食いに行こうぜ。」

 

「うぅなんでこんなことになったんだろう?世界はこんなはずじゃあ無いことばっかりだわ」

 

「幼女の分際でそんな事ばっかり言ってると二十歳過ぎたらストレスで剥げるぞ」

 

「幼女言うな。」

 

イリヤはそういうと俺の脛にそれは見事な後ろ回し蹴りを打ち込んだ。

 

ここで痛がるのはただの人

 

俺は訓練された海賊だ。

 

その程度の蹴りじゃあ痛みなんて無いぜ。

 

しかし、幼女にしてはずいぶん重い蹴りだったとここに記す。

 

それにしてもなのはしかり、フェイトしかり、はやてしかり、織主君しかり最近の世界の子供はなかなかどうしてこうも力が強いのだろうか?

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

全くイリヤの城は不便である。

 

何にもないではないか、見渡す限りが木、木、木って木が三つで森・・・なんつって

 

「で、町はどこだ?」

 

「さあ?」

 

この駄目幼女め

 

仕方ないなってそういえば俺には呪文『うみどりの目』があった

 

え~っと、何々北に真っ直ぐ行って、程よいところで右を見ると町が見えるっと

 

「よし、場所は解ったぜ」

 

「あ~はいはいよかったね~」

 

む、その反応は俺に対する挑戦と受け取った。

 

思いついたら即行動

 

油断しているイリヤを後ろから抱きしめてからの~

 

「ちょっとラムザ離しなさいよ」

 

「さて、イリヤさんこれから体験するのは人類初の空の旅。一緒に行こうぜピリオドの向こうに」

 

「え!?ちょっと嘘でしょ。飛べる訳」

 

「全力全開トベルーラぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

「いっやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

冬の空の下一筋の光が煌めく

 

悲鳴を上げていたイリヤも見下ろす色鮮やかな都会のイルミネーションに心を奪われる。

 

だが、楽しい時間というのはすぐに過ぎてしまうもの

 

ラムザのお目当ての店が見つかってしまったのだ。

 

ラムザとしては魔法がバレタところでどうということは無かったのだが、抱きかかえているイリヤが首を縦に振ることをしなかったため、人目に着かないところに降り立った。

 

「さて、街に着いたことだしイリヤはどこに行きたい?俺はさっそく牛丼屋に行くけどついてくる。」

 

「ううん、私はちょっと用事を思い出したからしばらく別行動ね。」

 

「あん?そうなのじゃあ・・・12時になったらここに集合な」

 

「わかったわ」

 

そういうと俺とイリヤは別れた。

 

って言っても俺は牛丼食いに行くだけなんだがな。

 

 

 

 

 

 

 

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