海賊が行く漂流記   作:だめねこ

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第39話

あれから数日が立っていた。

 

とりあえず俺たちは城の中で待機しているが、もうそろそろ暇すぎてどうにかなっちまいそうだ。

 

「なぁ~イリヤ今後はどうする予定な訳よ」

 

「何言ってんのよ。待機に決まっているじゃない」

 

「そんなこと言ったって、俺の美女センサーが反応しているんだ。これは確認しない訳には行くまい!!!!と言う訳でイリヤはお留守番しててね。」

 

「え!?今聖杯戦争中なのよ!?サーヴァント居なかったら私死んじゃうんだけど?」

 

「大丈夫だって人は必ず一回は死ぬんだから、大したことないよ。」

 

「大した事あるわよ!!!!死んだらそこで終わりなのよ。私にはやるべき事があるの」

 

「やるべきことってこの前居た赤毛の坊主に嫌がらせするだけだろ?それなら俺が坊主の背中にプリーズキックミーって書いた紙を張れば解決だな」

 

「そんな小学生染みた嫌がらせで納得行くかーーーーーーーーー」

 

そんなことを話しているときだった。

 

「ーーっ!!!ようやく来てくれたわね。ラムザ準備は良い?お兄ちゃん達が着てくれたわよ」

 

「え~また俺戦うの~?なんか褒美くれよイリヤ」

 

「なんであんたサーヴァントなのに俗物に塗れているのよ!!!!じゃあ、もう、仕方ないわね。ラムザが勝ったらキスしてあげるわ。」

 

「いや、自分の息子と同じ位の年齢にキスされても嬉しくもなんともねーな。それだったらあっちの赤い服の黒髪のねーちゃんと添い寝(本番有り)の方が良いな」

 

「何言ってのラムザ?私の方がリンよりかわいいわよ!!!!」

 

「いやいや、イリヤ位の年齢で不細工だったらそいつの人生お先真っ暗だろ?」

 

「ごちゃごちゃとあんたたち何はなしてんのよーーーーー」

 

「「うるせー(さい)今こっちは死活問題なんだ(よ)後にしろ(しなさい)」」

 

「・・・なんでさ」

 

それからイリヤと討論を交わしたが結局話は平行線。

 

その様子を見ていた遠坂とセイバーがプルプルし始めて来た。

 

「イリヤおしゃべりは一旦終了だ。下がってな」

 

「ホントこのサーヴァントは嫌だ。エロ過ぎじゃない。」

 

イリヤはぶつぶつ言いながらも後ろに下がった。

 

「それにしても待っててくれるなんてあんたたち紳士だねぇ~。ま、そんなことより今日は何しに来たんだい?営業ならお断りだよ」

 

「ふん、そんなこと言ってられんのも今の内だけなんだからね!!セイバー、アーチャー準備は良い」

 

「いつでも行けます」

 

「任せろ」

 

二体のサーヴァンとがラムザに迫る

 

「ラムザ今回はぜっっっっったいに遊ばないで、あの銃を出しなさい」

 

「やだ。俺は楽しむ」

 

「たまにはマスターの言うこと聞きなさいよーーーーーーー」

 

イリヤの叫び声を聞きつつ、俺は・・・銅の剣を二本構える。

 

「「そんなもので受け止められると思うなーーーーーーーー」」

 

「けっけっけ、誰が受け止めるなんて言ったよ。剣術の極意を魅してやる」

 

ラムザはそれだけ言うと手をだらんと下げて構えずにそのまま突っ立っていた。

 

そこにセイバーが切りかかる。

 

ミス ラムザは身をかわした

 

セイバーがさらに切りかかる。

 

ミス ラムザは身をかわした

 

アーチャーが背後からラムザに切りかかる

 

それをラムザはしゃがんで避けて、そのまま水面蹴りでアーチャーを転ばした。

 

体勢の崩れたラムザにセイバーが上段から切りかかろうとしたとき、セイバーの直感スキルが発動し彼女はマトリックスを行った。

 

その直後彼女の後ろの壁に二つの小さな穴が空いた。

 

「本当に化物ですね。しかしこれで武器がなく・・・」

 

「まだまだいっぱいあるぜ。何せ大量製造品だからな。」

 

「まさかお前も投影魔術を使えるのか?」

 

「投影魔術?なんだそりゃ?俺のはこの袋から取り出しているだけだから全然違うぜ。」

 

「それを聞いて安心した。勝機はこちらにあるな。セイバー時間を稼げ」

 

「良いでしょう。アーチャーには指一本振れさせません」

 

そういうとセイバーはさらに切りかかってきた。

 

「別段時間をいくら稼ごうが俺が勝つ事に変わりは無いんだから待ってて上げても良いんだぜ?セイバー」

 

「ふん、海賊の言葉など誰が信じるものか」

 

そういうとセイバーは目に見えない剣をブンブン振り回してきた。

 

確かにすばらしい一撃なんだけど

 

「仮面の人も言っていたな当たらなければどうという事は無いと。」

 

「ふざけるなぁーーー」

 

「おおっとまだまだ速度は上がるようだが、当たらないな。これならまだロン・ベルクの方が強いな。あいつは俺に針を使わせたからな。それに比べてお前さんは全く持ってなっちゃいないな」

 

「まだだ、約束された勝利の剣(エクスカリバー)

 

「そんな大技が当たる訳無いだろう、フェニックスウィング」

 

エクスカリバーの光の一撃は俺の掌撃で進行方向を上に変えることが出来た。

 

しかし、その代償はすさまじく城に大きな風穴が開き、丁度イリヤの部屋が吹っ飛んだ。

 

そして俺の右手も今じゃあプルプルしている。

 

やはり、錬度が足りなかったようだ。

 

そんな事を考えているとアーチャーの足元から一気に世界が変わり始めた。

 

「さて、海賊王武器の貯蔵は十分か」

 

前半何言っているかキアリクかけてて聞いた無かった。

 

「え?ああ、じゃあ俺も本気を見せてやる」

 

俺は腰に刀を射して、抜かずに立つ

 

「いくぞ、ソードバレル射出」

 

前方には大量の刃物が出現し、一斉に発射される。

 

しかし、甘い

 

「秘剣 零閃と速遅剣の応用技」

 

一瞬で視界に映った刃物を粉々にした。

 

「ば、ばかなあれほどの数の宝具を一瞬で・・・・」

 

「どうした。アーチャーそんな程度じゃあないだろう?今度は俺の番だ。ぜひ防いでくれよ。ブレイナー」

 

剣が雨の様にアーチャーめがけて降り注ぐ。

 

「ちぃソードバレル投影射出」

 

それを相殺するアーチャーしかし、それも時期に終るだろう。

 

こうしている間にもアーチャーの魔力は大量に消費されていく、固有結界も維持するとなればなおさらだ。

 

そして、五分後にはアーチャーの魔力が尽きたのか固有結界は砕け散り、アーチャーは虫の息になっていた。

 

「さて、赤毛の坊主に遠坂のお嬢さんコイツを助けたかったら、今すぐ降参しな」

 

「な!?ラムザ何勝手な事言ってのよ。そんなこと許さないわ。令呪をもって命ずるラムザ殺しなさい」

 

イリヤの令呪が一つ消費される。

 

しかし、その程度の力で俺の自由を奪えると思うなよ。

 

「断る。令呪如きで俺の自由を奪えるとは思うなよイリヤ」

 

「ならもう一回命じるわ。殺しなさいラムザ」

 

「ぐぅぅぅ断ると言った」

 

さすがに二つ使用されるとキツイナ

 

「まさか、二つも耐えられるなんて・・・いえ、ラムザならありえるわね。いいわ、ならもう一度命じてあげる。殺しなさい」

 

令呪を三連続しようされるとは思わなかった。

 

しかし

 

「シャナク・・・ふぅ、やはりな」

 

「そんな令呪三つも使ったのに・・・・なんで言うこと聞かないのよラムザ」

 

「いや、イリヤと赤毛の坊主がどんな肉体関係か知らんけどさすがに無抵抗の弱者をいたぶるのはなんだか目覚めが悪いしな。それよりイリヤ今現在深刻な事態が起きているんだが、この後俺たちはどこで寝泊りするんだ。イリヤの部屋なんか吹っ飛んで無くなった訳だし・・・・」

 

「それはラムザの責任じゃないなんとかしなさいよ!!!!それにわたしと士郎は兄妹なだけよ!!!」

 

「ほう、そうなのかじゃあ。じゃあ丁度いいな。坊主の家に厄介になるのはどうだ?」

 

「ええ!?俺んちですか!!!」

 

「なんだよ!?妹の家ぶっ壊しといてその態度は!!!!しかも、二回戦って二回見逃してんだぞ。お前の家に厄介になるぐらい大したこと無いだろが!!!!それとも日本人はそんなに心が狭いのかよ」

 

「あ~も~、分りました。」

 

「シロウ!!!」

 

「衛宮君!!!」

 

「おお、さすが正義の味方を目指す坊主は考え方が違うな~。じゃあ今日から厄介になるぜ。イリヤ話はまとまった。30秒で仕度しな」

 

「ちなみに言っておくけど私が姉でシロウが弟よ」

 

「またまた~見た目幼女のお前が何を言っているんだ」

 

「嘘じゃないわよ!!!私は18歳のレディよ。ピチピチなのよ」

 

「なんでさ」

 

イリヤのカミングアウトに開いた口がふさがらないラムザと士郎だった。

 

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