「さて、話してもらおうか、アーチャー君よぉ一体士郎の何が気に食わんのか教えてくれや」
「ふん、未熟な者が正義の味方を目指すのが気に入らんだけだ。」
アーチャーは殺気を視線に込めてラムザを睨み付ける
それに対してラムザはアーチャーの殺気を真っ向から受けてなお笑う
「かっかっか、おかしなことを言うじゃねーか。全く何を言うかと思えばトンチンカンも良いところだ」
「おかしな事だと!?貴様に何が分る」
「少なくともおめーよりは世界を見ているんでなぁ。まー要するにだ、お前は大きな勘違いをしている。」
「勘違いだと?」
アーチャー眉間に皺を寄せラムザを睨む
「ああ、未熟だからと言ってそいつの夢を馬鹿にする奴はクズだぜ。」
アーチャーはラムザの言葉に激怒する
「海賊風情に言われる筋合いは無い!!!」
「まだわからねーのか?確かに才能が無い奴より有るほうが良いのは当たり前だが、本質はそこじゃねぇ。一番必要なのは胸に、魂に宿る熱さ、熱意だ。それさえあれば良い。実力なんてものは後からどんどん付いてくるものだ。俺に言わせれば冷めた一流よりも熱い三流なら上等よぉ!!!」
「だとしてもだ!!!借り物の理想で何を語る!何が出来ると言うのだ!そこの未熟者は結局何も出気やしない。力が無いものが理想を語るだけ無駄だ。理想に溺れて溺死しろ」
「借り物の理想を掲げて何が悪い?未熟な事がいけないのか?そんなわけねえ!!いいか、始めっから何でも出来る人間なんていやしねーだよ。足掻いてもがいて苦しんでようやく一歩踏み出して人は生きて行くんだ。それをお前は無駄な事はするな。出来無い事は言うなっててめえ何様だ!?そんな小賢しく生きて何が楽しいんだ。」
「辛く苦しい人生に何の価値があると言うのだ!!!」
「そういった経験がある人間ならどんな場所でも生きていける。これ以上の価値が在るかよ。」
ラムザはそういうとメディアを抱き寄せる。
「俺は別段聖人君子でも何でもねぇ、気に入らない野郎はぶっ殺すし、気に入った女は自分の物にしたい。それを悪と断ずるなら悪でかまわねぇー。ただ、これだけは言っておく俺の物に手を出したら神や仏あるいは世界でもぶっ殺す。それが俺の流儀だ。」
「ラムザ様」
「ふべ」
メディアがラムザに抱きつき、ラムザの膝の上に座っていたイリヤは挟まれた。
「ふははははちなみに俺の理想はハーレム王に俺はなる、だ。凛ちゃんもウェルカムだぜ。」
「お断りよ!!!!」
「なんでさ」
さっきまでのシリアスは一気に無くなり、士郎の声が響いた。
「で、まーみんなの腹の中は読めたけど、この後どうするよ士郎ちゃん」
「ここで俺に振るんですか!?」
「だって士郎ちゃん家主やん?」
「まーそうですね。じゃあお昼にでもしますか?」
その時セイバーのお腹からかわいいらしい音が鳴った
時間を見ると12時を指していた。
「今のは私じゃないです!!!」
みんながみんな微笑ましい顔になった。
「よし、ならば私が作ろう。未熟者が作る物より私のが数段上である」
そういうとアーチャーは慣れた手つきでピンクのエプロンを着始める。
「なんだと!?俺の料理がお前に劣るって言いたいのか!?」
「ふむ、そう言ったのだが、貴様にはどう聞こえたのだ衛宮士郎よ」
「うぐぐ、そこまで言うなら勝負だ。」
士郎ちゃんもそう言うとエプロンを着始めた。
色は黄色だった。
「それにしても士郎さんとアーチャーってなんだか似てませんか?ラムザ様」
「うーん方や色黒で白髪ムキムキマッチョマン・・・士郎ちゃんの方は赤髪で白い肌、若干鍛えてる。身長はアーチャーのが高いから・・・見た目は全然じゃないかな」
「いえ、内面なんですが・・・」
「二人とも負けず嫌いって事か?」
「二人とも私を挟んではなすなーーーーー」
「「まぁ姉(笑)には全然似てないけどな」」
「むぎゅう」
まぁ士郎ちゃんとアーチャーの事は料理を食べればわかるだろう。