冥竜王に喧嘩を売ってみた
それは、壮絶な戦いであった。
人よりはるかに優れた戦闘能力持つ竜と強靭な肉体を持たない人との戦いである。
本来であれば矮小なる人では、決して竜には、冥竜王ヴェルザーとはまかり間違っても戦ってはいけない相手であった。
だが、そこはすべての人間職を極めた海賊王(笑)ラムザ・スティールである。
ヴェルザーが魔法を放てば、ラムザはさらに上のランクの魔法で押し返し。ブレスを吐けば、さらに上位のブレスで押し返していた。
ただ、物理的な攻撃は銅の剣だったため、竜の中で最上級の硬さを持つヴォルザーに直接斬りつけてもダメージが無く、むしろカウンターでやられてしまう。
誰だってそう思う、しかしラムザは違った。
「ふん、さすがに竜ってだけでかなり硬いじゃないか?ええ、ヴェルザーよ」
「ふはははは、たしかに数々の魔法を操り、挙句には我よりもすさまじいブレスを吐けるとは思いもよらなかったわい。認めてやろう貴様の事を、だが貴様の持っている武器では我を倒すことは出来ん。今のまま続けても我を倒す前に魔力が尽きてしまうのが落ちじゃしの。それに銅の剣ごときで殺せるのはスライム如きじゃぞ。貴様は戦いが始まる前から負けておったのじゃ」
と。ヴォルザーはラムザに笑いながらそう告げていたが、魔法の威力などは全てラムザのが上であり、レベルもほとんど変わらないくらいである。
そう、攻撃面に関してはラムザとヴェルザーは互角であった、しかし防御面は違った。
ヴォルザー自身の魔法耐性が優れているため、今まではあまりダメージらしいダメージがなかった。
だが、ラムザはダメージを受ける訳にはいかなかった。
魔法は相殺あるいは押し勝ってはいるし、物理攻撃は全部今までは避けれていたが、やはり種族としての体力の差があるため時間がたつにつれ段々と動きが悪くなっていくそうなればヴェルザーの狙い澄ました渾身の一撃で遭えなくやられてしまう。だからこそヴェルザーは自身の勝利が決まっていると思っていた。
だが、それでもヴォルザーは一つ懸念があった。もし仮にラムザが持っている武器が銅の剣以外にも伝説の武器クラスの物がある場合である。
その場合、間違いなく負けるのは自分であると、だが、実際ラムザは武器を変えるような素振を全く見せていなかった。
だが、事態は突然変わった。
「分かってないようだな、だからお前は負けるんだよヴェルザー」
ラムザはそういうと凄まじい速度で、銅の剣を振った。
その結果
ぶっしゅうううう
「ば・ばかな我が体に傷をつけただと貴様何をした?」
それは、ヴェルザーの体に致命傷に近い一撃であった。
「なに、大したことじゃないさ。銅の剣じゃあ切れないから”銅の剣から真空刃を飛ばして”切った。ただ其れだけの事さ。さて、そろそろ体も温まってきたし決着をつけるか?」
そういうとラムザは斬撃を二閃、四閃、六閃と繰り出していく
ぶっしゅううううううう
そして、ヴェルザーの手足を切断ぎりぎりで切りつけていく
「ぐああああああああ、わかったオリハルコンは渡すから頼む命だけは助けてくれ」
「そうか、まあとりあえず、逃げられないように羽だけは切っておくがな。くらえギガスラッシュ―」
そして、ヴェルザーは地に墜ちた。
だが、それでもなおヴェルザーは生きていた。
「ぐがあああああああああああああ。た、頼む、もう許してくれ、オリハルコンはこの城の地下2階にある、だから、もう、やめてくれ」
それだけ言うとヴォルザーは倒れてしまった。
「まったく、まあいいこれで念願のオリハルコンが手に入るしな」
ラムザはそういい、保険のためにヴェルザーにやけつく息をかけていき、痺れて動けなくなったヴォルザーをほっといて地下二階にオリハルコンを探しに行った。
15分後
しかし、ヴェルザー事体たいしたことなかったな。いや、それとも俺自身が強くなりすぎたのかねっと、考えていたら金ぴかの扉発見。
「では、さっそくおじゃましまーす。」
中に入るととんでもない量の宝の山だな。ってオリハルコンみーっけてか量多!!
あとは、なんか珍しい物ないかな~っといろいろと物色しておりました。
そしたら、俺好みの海賊バンダナに海賊服に何かかっこいい手袋があったから袋にしまって、あとは~おおラッキー呪文書があったぜ。
なるほどね、これでトベルーラとリリルーラが使えるぜ
と思っていたら急に目の前が真っ白になりました。
もしや、黒の結晶か?しかし、ヴェルザーはやけつく息で麻痺しているはずだから、動ける訳ないし?じゃあ、もしかしてバーンの仕業か?
薄れ行く意識の中そんなこと思っていると、天井が崩れたようだ。
おお、どうやら私の冒険はここまでのようだな
ラムザのステータス
力:450
速さ:500
賢さ:500
身の守り:300
カッコよさ:250
最大HP:1200
最大MP:800
次回
海賊王、鍛冶屋に弟子入りする。