ルーラー喚ぼうとしたら、なんか違うのが来たby聖杯 作:陣代高校用務員見習い
本来ならば、お月見イベントのあたりで投稿する予定でした。
操作を間違えて全消ししてしまい、書き直すのに時間がかかってしまいました。
申し訳ございません。
今話には英霊無銘の独自解釈があります。
sideキシナミ
あの後、カルデアチームもこの江宮邸を使ってもらう事になった。
料理番は言うまでもなくアーチャーさんだ。
はくのんは思う存分マシュちゃんを揉みしだいた後、アーチャーさんを蔵へと引き摺っていった。
すまないアーチャーさん、自分でははくのんを止められない、本当にすまない。
揉みくちゃにされたマシュちゃんは藤丸君に預けたけど……マシュちゃんの息が妙に艶っぽかったような。
………はくのんがマシュちゃんのスイッチを入れてしまったかもしれない。
すまない藤丸君、我が家には避妊具が無いのだ、本当にすまない。
何はともあれ、この家も大所帯になった。
自分たちには聖杯戦争の被害を食い止めるという役割があるけど、明日からの生活が楽しみでもある。
sideout
エピソード1『大人の階段』
sideキシナミ
今日も良い天気だな。
アーチャーさんの朝御飯までまだしばらくありそうだから、軽く散歩してこようかな?
「……おはようございます、キシナミさん……」
ん?
やぁ藤丸君、お…は……よう……って!凄い隈だよ‼
ひょっとして寝てないのかい!?
……もしやマシュちゃんと『ゆうべはお楽しみに』?
「……いえ、そちらは大丈夫でした。
息を荒くしたマシュに馬乗りされて服を脱がされた時はかなりヤバかったですが、なんとかなりました。
さっき確認したら、マシュはハクノさんが揉みくちゃにしたあたりからの記憶が曖昧みたいなので、適当な事言って誤魔化しましたよ…」
なんか、はくのんのせいで色々ゴメンな。
でも、それなら何故そんなに眠そうなんだい?
久々に1人になれたんだろ?
「……はい。久しぶりに視線や気配を感じずに布団に入ったのですが、どうも寝付けなくて。
僕は枕とか気にしませんし、野宿だってよくしています。
カルデア入る前は1人部屋で寝ていました。
こんな事は始めてです」
………………まさか、これは。
「キシナミさん?何か心当たりがあるのですか?」
……あくまでも仮説なのだが。
だが、もしこの仮説が当たっていたら、藤丸君は非常に危険な状態だという事になる。
「な、なんですか!?僕の体に何が起きているんですか!?」
おそらく君は………1人では眠れない体になっているのではないだろうか。
「…………………えっ?」
ヤンデレ女性達をはじめ、誰かしら常にいる状態が続きすぎて、それに慣れすぎてしまったのではないかな?
それこそ、私室に1人でいたら逆に落ち着けなくなるみたいな。
身も蓋もない言い方をすれば、君はヤンデレ達によって『開発』されてしまったのかもしれない。
「………は、ははっ!う、嘘ですよね!?……そんな事…あるわけが‼」
ああ、これはあくまでも最悪の予想だ。
だが、いずれこうなる可能性は十分ある。
「……僕は……一体どうすれば……」
とりあえず、一度男性陣だけで集まって話し合おう。
ドクターはよく分からないけど、アーチャーさんは人生経験豊富らしいから、なにか良い案を出してくれるかもしれない。
あとこの家にいる間は、寝る時は居間に布団敷いて、自分やアーチャーさんと一緒に雑魚寝するべきかな。
マシュちゃん達には「男子会をする」とか言っておけばいいだろう。
「……ご迷惑をお掛けします」
いいさ。
前にも話したけど、自分はヤンデレの恐ろしさが身に染みている。
……さすがに藤丸君には劣るけど。
最後に大事な事がある。
「なんでしょうか?」
この事、絶対に女性陣には知られてはいけないよ。
もし知られてしまったら……どうなるか、分かるよね?
「それは……マシュにもでしょうか?」
自分個人の見解では、マシュちゃんは相当危険だと思う。
なにしろ後輩キャラだし。
というか、昨晩襲われたばかりでしょうが。
とりあえず、この件は改めて話し合おう。
ほら酷い顔しているから、顔を洗ってきなさい。
「……はい…わかりました…」
まさか、自分やアーチャーさんよりも女難が酷いのがいるとは……
せめて、ここにいる間ぐらいはしっかり休んでほしいものだ。
sideout
エピソード2『エミヤ』
sideキシナミ
「わたしがイリヤの娘っっ!?」
「わたしがクロのママっっ!?」
《……なるほど。昨晩からやたらイリヤさん達を気にしていたのは、そういう事でしたか。
ひょっとして、そちらのアーチャーさんが父親だと思っていたのでは?》
クロエちゃんの格好がアーチャーさんと瓜二つだしね。
それにイリヤちゃんについて意味深な事言っていたし。
「……このわたしが…イリヤの姉でも妹でもなく………娘!?」
「……まだ小学生なのに……ママ扱い!?」
《クロエさんの現界時の事を考えれば、そこまで大ハズレというわけではありませんが。
とりあえず双子扱いが妥当ですかね~
たしか御両親の名前は『アイリスフィール・フォン・アインツベルン』と『エミヤキリツグ』だったと思いますよ》
じゃあ、うちのアーチャーさんとは無関係という事でいいのかな?
《ところがそうでもないんですよ。
カルデアには、ムーンセルのアーチャーさんと同じ姿をした、英霊エミヤというサーヴァントがいらっしゃいます。
記憶がどうのと誤魔化していたので、『素直になれるお薬』を使ったところ、どうやら生前の名前は『エミヤシロウ』だったらしいのです。
この名前、イリヤさん達の大好きなお兄ちゃんと同じ名前なんですよね~》
エミヤシロウ!?
その名前って、BBが用意した名前と同じだ。
その名前を聞いた時、アーチャーさんの様子がおかしかったけど……
「…それはつまり………」
《名前だけだったら同姓同名の可能性もあったのですが、明らかに『イリヤさんじゃないイリヤスフィール』の記憶を持っているようでした。
第二魔法の関係者の視点から見ますと、『イリヤさん達のお兄ちゃん』『カルデアの英霊エミヤ』『ムーンセルのアーチャー』は平行世界の同一存在の可能性が高いです。
大元になった『シロウ』という人物は同じでも、その後の人生が異なり、違う結末を迎えたのでしょう》
「…ムーンセルの『時空の歪み』で戦ったアーチャーと同じという事かな?」
ひょっとしたら、そのアーチャーこそが英霊エミヤだったのかもしれないね。
という事は、クロエちゃんの格好はコスプレみたいな物なのかい?
《そこは結構込み入った事情になってしまうのですが……
イリヤさんクロエさん?どこまで話しても大丈夫でしょうか?》
「………イリヤがわたしのママ……
あれ?という事は、お兄ちゃんはパパ?
…………これはこれで悪くないかも…」
「だ、だめだよお兄ちゃん。
わたし達、兄妹なんだよ……?
それに、わたしはまだ小学生だし…ママなんて…早すぎるよ…」
《………お二人ともいい感じにトリップしておりますので、私基準で話せる範囲でお話しますね~》
なんかスマンな?
《まず最初の前提としてイリヤさん達はカルデアとは別の世界に住んでいます。
ムーンセルがあるかどうかは知りませんが、少なくとも私の製作者は何も言っていませんでしたね》
「…ムーンセル所属の私が言うのもなんだけど、ここ最近、平行世界のバーゲンセール」
《その世界でイリヤさんは普通の小学生でした。
日本では非常に珍しい銀髪紅眼だったり、名前がドイツの貴族みたいだったり、家に双子メイドや血の繋がらない兄がいたり、御両親揃ってずっと海外で活動していたりしますが、イリヤさん本人は一応普通の小学生でした》
…『普通』とは一体?
《ある日イリヤさんがお風呂シーンで視聴者サービスしている時、私ルビーちゃんと運命の出会いをしたのです!
ルビーちゃんと出会ったイリヤさんは魔法少女になり、住んでいる町に散らばった正体不明のアーティファクト『クラスカード』を回収する事になったというわけです♪
ちなみに、美遊さんという『クールだけど本当は心優しい』『心開いてからはイリヤさんにデレデレ』な青いライバルキャラもいますよ♪》
「…格好だけでなく、本当に魔法少女やっていたんだ?」
《色々血生臭い事があったり、イリヤさん自身が知らなかった出生の秘密があったりしましたけどね~
そのあたりは今回は割愛します。
この問題の『クラスカード』ですが、どうやらカードを触媒にして術者に英霊の力を限定的に付与する礼装みたいなんです。
それでクロエさんは色々あって『弓兵のクラスカード』と融合してしまったのです。
当時の私達は何の英霊かは知らなかったのですが、カルデアに来てからイリヤさん達と縁のある『英霊エミヤ』だと分かったのです》
なるほど。
クロエちゃんは『違う世界のお兄ちゃん』の力を受け継いでいたというわけだね。
よかったねアーチャーさん!逆転無罪だよ‼
アーチャーさんは小学生に手を出していなかった!
「…アーチャー、私は信じていたよ」
はくのん…あんたあれだけアーチャーさんにトラウマ植え付けておいて、何を今さら……
あれ?アーチャーさん、どうしました?
何やら考え込んでいるようですが。
「………ルビーの話を聞いて、長い間疑問だった件について、ある仮説がたった。
私の、いや『英霊無銘』の状態についてだ」
『英霊無銘』の状態?
それは一体?
「マスター達は薄々気付いていると思うが、私は比較的新しい時代の出身だ。
いや、この際ハッキリ言おう。
ムーンセルの外の地上に、生前の俺がまだいる可能性がある」
「…それって、アーチャーはこれから英霊になるという事?」
「おそらくな。
他のサーヴァントと地上の状況や西欧財閥について話し合った時、私だけは妙にリアルな実感があった。
俺は西欧財閥に関係していたか、もしくはレジスタンスに所属していたのだろう」
ふむ、なるほど。
でもそれが一体………あれ?
何か違和感が?
「…アーチャーが現代人なのは分かった。
でもアーチャー、それなら生前はどうやって投影魔術や固有結界を使っていたの?
たしか、私達の世界の地上では魔術が使えないはずじゃ?」
そうだ!
ムーンセルの外では、もうマナが枯渇している!
それに『投影』というからには、一度は『本物』を見る必要がある。
でも、地上がそんな状態ではオリジナルの宝具なんて見れるわけがない。
これって一体?
「ああ、その点が問題になってくる。
自分で使っておきながら、私も疑問だった。
私の推測では、クロエ君の状態に近いと思う」
えーと?
「『俺』がムーンセルに登録された後、『魔術が途絶えなかった平行世界の俺』の情報を付加したのではないだろうか?
『俺』にはたしかに個人としての人生があったが、ムーンセルが登録したのは『正義の味方の概念』
つまり『俺』に関しては、個人について詳しく記録する必要がなかったわけだ。
さらに『俺』は英霊としてはあまりに弱すぎた。
ゆえに『俺』は違う『俺』を足された『私』になったのかもしれない」
な、何やらこんがらがってきたけど……
「…アーチャー、もしかしてこの世界は」
「……この世界に来てから知らない光景や知識に苦しめられてきた。
このデジャヴは、追加された『俺』由来の物なのだろう。
そして……この世界は『英霊エミヤ』が生まれた世界かもしれん」
アーチャーさん……その貴方達の大元になった『シロウ』という人物は、そういう運命になりやすいのかな?
「どうなんだろうな。
私は平行世界とかには詳しくはないが、これがいわゆる修正力というやつなのかもしれない」
《今のところイリヤさんのお兄ちゃんは、そっち方面の兆しはなさそうでしたね。
そもそも何がトリガーになっているか不明ですが》
「…アーチャーが『正義の味方』を目指したのは、たしか大災害によるサバイバーズギルトがきっかけ。
もしや大聖杯がルーラーを喚ぼうとしたのは、その大災害関係なのかも」
もしそうなら、何としても阻止しないとね。
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エピソード3『ブリテンファンタジー』
side藤丸立香
「…ところでサー・モードレッド。
その兜はどういう構造になっている?
見たところ、鎧と一体になっているようだが」
「…たしかに気になる」
うーん。モーさんが良いなら、キシナミさん達に外して見せてあげてほしいんだけど。
「見せ物じゃねーんだけど、コイツらなら別にいいか」
ありがとうモーさん。
ん?マシュ、どうかした?
「先輩!キシナミさん達にモードレッドさんの性別の事は話していますか!?」
……しまった!
えーと、キシナミさんハクノさん。
モーさんは……
「…これは!」
「…なんと!」
「………なんだよお前ら、言いたい事があるなら言えばいいだろうが」
「…それでは」
「…せーの」
「「…可動式の兜とか、マジでイカすな!」」
………………へっ!?
「…これが5世紀後半の技術だと。
ブリテンの技術、ヤバイな」
「…鎧のデザインも装飾と実用性の両方をバランスとっている。
これは良い物だ」
………………えっ!?
「……へっ、コイツの良さが分かるなんて、なかなか見所があるじゃねーか!
気に入ったぜ!」
……なんか意気投合している。
てっきり、モーさんの性別の事で一悶着あると思っていたんだけど。
「ねぇ、多分なんだけど」
どうしたんだい、邪ンヌ?
「あの2人もアンタみたいに、色々なサーヴァントを見てきたんでしょ?
今さらヤンキー騎士の性別ぐらいでは驚かなくなっているんじゃないの?」
なるほど、そういう事か!
ダ・ヴィンチちゃんの時も「歴史記録と性別や見た目が違うのは、この業界では日常茶飯事」って言っていたぐらいだし。
……僕は人理修復をしているけど、人類史の予想以上のカオスっぷりには、時々頭を抱えたくなる事もある。
性別や見た目、違いすぎだろ……
sideout
エピソード4『ヤンデレ』
sideキシナミ
夕飯は済み、入浴も済んだ。
というわけで、第1回ムーンセル&カルデア合同会議(男性限定)を開始します。
司会は自分こと、キシナミ。
参加者はアーチャーさん、藤丸君、そしてロマンさんになります。
「まぁ、端末で深夜の警戒をしながらになるけどな。
宜しく頼む。
夜食が必要なら言ってくれ」
「宜しくお願いします。
……そして僕を助けて下さい」
《こういうの初めてだからね。
お手柔らかに頼むよ》
自分も初めてで、どう進めればいいのはよく分かりませんが。
とりあえず議題を提示して、それについて色々意見を出し合う形でいいですかね?
全員、今回の議題については聞いていますか?
《うん。まさか藤丸君にそんな事が起きていたなんて…》
「正直な話、私以上の女難持ちのキシナミより更に上がいると思わなかったぞ」
《カルデアには女性サーヴァントはかなり所属しているけど、その大半が藤丸君に好意を抱いている。
程度の差はあるけどね。
好感度が危険なレベル、いわゆるヤンデレ級なのは『清姫』『源頼光』『静謐のハサン』の3人かな?
ただ、これは第三者視点だから、潜在的にはもっといるかもしれない》
『源頼光』というと、平安時代の神秘殺しの?
また女性なんですね。
その3人は説得とかは出来そうですか?
《静謐ちゃんは理性的だから、藤丸君が直接言うか、他のハサンが嗜めれば大丈夫だと思うよ。
だけど他の2人は不可能だ。
何しろ狂化EXのバーサーカーだ。
言葉で止めるのは至難のわざだよ》
「狂化EXのバーサーカーだと!
それは、意志疎通できるのか?」
《会話に関しては全く問題ない。
むしろ他のバーサーカーよりも流暢に話すぐらいだ。
でも、何かが致命的に狂っている。
周囲から理解できない理由で狂っている。
だからこその狂化EX(測定不能)なんだ》
これは難敵だね。
そういう場合って、狂っているという自覚ないよね?
さらには、本人でも分からない理由や衝動で地雷が爆発する事もあるよね?
「話が逸れるが、よく清姫と契約したな?
源頼光は日本最高クラスの神秘殺しだから、多少のリスクがあったとしても契約する事もあるだろう。
だが、清姫は伝承的にはヤンデレぐらいしか特徴の無い、普通の娘だったはずだぞ。
戦力面では大蛇化や追跡能力ぐらいしかメリットは無さそうなのだが」
《そ、それはね……》
「……違うんですアーチャーさん。
清姫は此方から契約したのではなく、向こうから押し掛けてきたんです」
え?
《うん。フランスの特異点を攻略直後、召喚陣が勝手に起動して、清姫ちゃんが出てきたんだ。
フランスの特異点で清姫ちゃんは野良サーヴァントだったんだけど、どうやら藤丸君を安珍様認定したらしく…》
「無理やり着いてきたという事か。
思い込みだけで大蛇化したというのは知っていたが、まさかこれほどとは!」
……押し掛け……イケ魂……良妻狐……
うっ、頭が。
「しかし、それではどうやっても清姫からは逃げられんぞ。
此方が契約破棄しても、また押し掛けてくる事になるだろう」
あの、この件はカルデアの男性サーヴァントを含めて大々的に議論すべきだと思います。
このままでは、藤丸君は死後や来世に渡って女性サーヴァントに追い詰められる事になりそうですよ。
「……そうですね。女神のサーヴァントもいますし、このままでは僕は人間として死ねないかもしれません」
目のハイライトが無いぞ藤丸君!
気をしっかり持て!
人理修復後、自分達のムーンセルに逃げ込むか?
「ムーンセルには、ムーンセルが記録した清姫や源頼光がいる可能性がある。
多分、状況は悪化するぞ」
《おっと、ちょっと待って。
………うん、今回も大丈夫だったか》
どうかしましたかドクター?
《昨晩から藤丸君のいる所に向かおうと無理矢理レイシフトしようとするサーヴァントが何名かいてね。
今ので8回目だよ。
『藤丸君の所に確実に行けるかは分からない』『今行くと、再計算する事になるから、藤丸君のカルデアへの帰還が遅くなる』と通達してあるのだけど、なかなか聞き入れてもらえなくて。
現在、レイシフト施設の付近にはレオニダス・ゲオルギウス・ヘクトール主導による防衛網を展開してもらっている。
今回も守りきったみたいだよ》
「……もういやだ。
おうちかえりたくない……」
大丈夫か藤丸君‼
こうなったら、自分が藤丸君に付いて行ってメンタルケアをすべきか!?
「その場合は、カルデアがタマモナインに眼をつけられる可能性があるのだが……」
《タマモだったら既にカルデアにいるけど。
それも2人》
………八方塞がりか。
「ぼくにすくいはないんですね」
「むっ?この反応は……
みんなすまない、会議は一時中断だ。
端末に反応あり、何かあったようだ。
場所は……冬木市のセカンドオーナーの邸宅のようだな」
分かったよアーチャーさん。
はくのんとセイバーを連れてくる。
「僕にもその映像を見させてもらえませんか?
かなりの数のサーヴァントを見ているので、何かアドバイスできるかもしれません」
藤丸君、大丈夫なのかい?
「大丈夫ですよ、キシナミさん。
僕はこれからも頑張っていくから」
お、おう……
なんて悲しい微笑みなんだ…
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今話は4日目の深夜(青髭召喚のあたり)~6日目深夜(遠坂邸の茶番)に起きたエピソードになります。
英霊無銘の解釈に関しては
・CCC赤茶エンドで、目覚めたオリジナルザビが、生前の赤茶に会っている
・EXTRAのクーフーリン戦や麻婆神父について、腐れ縁を語っている
・EXTRA世界はマナが枯渇している
などの要素を元に自分なりに考えたものです。
クロエより、美遊兄の方に近いかもしれません。
公式設定などで明らかになるかもしれませんが、とりあえず今作ではこれでいきます。
この件は今後触れないと思うので、あまり深く掘り下げないつもりです。
プリヤ組の時間軸は、とりあえずバゼット戦の前後あたりと推定。
クロエの『痛覚共有の呪い』がありましたから、少なくともドライ以降ではない判断しました。
ですので、イリヤ達は『弓兵のクラスカード』の正体をカルデアで知った事にしました。
ただ今度はイリヤの宝具の問題が出てきますが、こちらに関しては全く分かりません。
御容赦下さい(笑)
2017年12月追記
2017年夏に実装されたイリヤの幕間で、プリヤ組が子ギル戦経験済である事が明らかになりました。
ですが当作品では独自に、上記の時間軸のまま進めていきます。
さて次回は
『出撃!暗殺王ザイード』
『みんな大好きAUO』
『暗殺者の定義が崩壊寸前』
の3本でお送りいたします(大嘘)