難しい内容ですが、完結できるように頑張ります
あと、第一作がメインなのでどうしても更新は遅いと思います
ご了承ください
楽しんもらえたら、嬉しいです
俺は一人だった。
意味もなく、このごみ溜めで勝手に生きて勝手に死ぬと思っていた。
別段それに不満はなかった。生まれてこの方、ずっとその目線で見られ続けていたのだ。
それが普通だと思っていた。
だからこそ…
「君が此処の最強君かな?」
その言葉の意味が分からなった。
何故
生まれて初めての状況。戸惑う俺を前に…
「俺の名前は、
小町と名乗った男は腰を曲げ深く頭を下げる。その光景は俺だけではなく、小町の横に控えていた人物すら驚かせる。
「君の生い立ちは知ってる。自分を害虫…いや
頭を下げたまま喋る小町の言葉は、なぜか俺のナニカに深く差し込まれる。
「だが、君は害獣でも何でもない。俺達と同じ…」
ああ、その言葉を聞いたらダメだ。それを聞いたら、
背をひるがえし、その場を去ろうとした俺の肩を…
「おい。なに、逃げてやがる」
もう一人の人物が掴み、俺の動きを止める。美しい金色の髪をした女性。そう言った事に縁のない自分でも、彼女が美しく強い存在だと直感できる。眼鏡のレンズ越しでもわかるまでに、強い瞳をしていた。
「生まれて初めの
言い返せない。全てがその通りなのだから。此処では強さが全てだ。弱者は地に伏し、強者が地に立つ。
これからもここで生きていくためには、その言葉をその優しさを受けてはいけない。理由など無い。ただ、自分の本能がそう告げた。
しかし、俺の考えを…
「それでいいんだよ」
彼女は肯定し否定する。さっきまでと違って、強い瞳の中に優しさを見せながら、まっすぐと俺を見つめている。
「それこそが…」
瞬間、小町の言葉と彼女の言葉が…
「「
重なった。
二人のセリフを聞いた瞬間、俺の目から初めて涙がこぼれる。今までの全ての感情が
「もう一度問わせてくれ。俺達人類に、君の力を貸してくれないか?」
差し出された手に、俺は…
「…………」
無言で答える。手から伝わる温かさが、無性に嬉しかった。涙を流しながら声を上げて泣く少年の姿を、小町小吉とミッシェル・K・デイヴズの二人は、温かい表情で見ている。
まるで、その出会いを少年の誕生を祝福するように、ただ優しく見ていた。
これが俺の始まりの記憶
人としての最初の記憶
『今、少年が獣から人へ。そして、少年の宿命が動き出す』
如何でしたでしょうか?
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