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第2章 タマちゃんは使い魔なのじゃ2-1 静養に来たのじゃ
2-1 静養に来たのじゃ
今日は京都からの帰りに静養に来たのじゃ
ここは、とある山の宿坊の様な所じゃ
精進料理が意外に美味しかったのじゃ
両親の公務の帰りに静養する事になったのじゃ
久ぶりに家族揃っての休みにすずも甘えておるのじゃ
吾もねえ様に甘えておる
勿論ねえ様も上機嫌じゃ
前世では家族に恵まれていなかったので、今の家族がいとおしいのじゃ
すずは、はしゃぎ過ぎたのか、まだ昼間だというのに、寝てしまったようじゃ
吾は庭を眺めながら、鼻歌を歌っておった
前世で覚えた歌じゃから、今の人間には聴き慣れ無いと思うのじゃが、今はご機嫌なのじゃ
洋楽やポップス、アニソンまで、思いつくままに歌ったのじゃ
まだこの世に生まれていない歌もあったのじゃが、気にしてもしかたないのじゃ
いつの間にかねえ様が傍にいたのじゃ
「とっても素敵な歌ね。上手だわ。どこで覚えたの?」
なんと答えたものか
ねえ様には嘘を付きたく無いのう
「うーむ。前世なのじゃ」
正直に答えてみたのじゃ