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2-3 祟り狐との出会いなのじゃ
2-3 祟り狐との出会いなのじゃ
その狐は美しい黄金色の9本の尻尾と耳があったのじゃ
「ところであの聴いた事の無い歌は何じゃ」
「何じゃ聴きたいのか? 歌いたいなら教えてやっても良いぞ。ただし祟られては困るのう」
「本当か? 嘘ではないな?」
我の歌に興味があるのか、祟り狐と名乗った者は身を乗り出してきたのじゃ
「祟らずに傍におれば、たまには歌ってやっても良いのじゃ。ただし我も忙しいでな、いつもと言うわけにはいかんがそれで良いか?」
「おう、おう。それで良いのじゃ。よろしゅうな」
「来るんじゃったら、もう少し小さくなって来るんじゃぞ。皆がビックリするのじゃ」
「大丈夫じゃ。抜かり無い」
「そう言えば、名は何というのじゃ。吾は結音と言うのじゃ」
「わしは玉藻(たまも)。九尾の玉藻じゃ」
そう言うと狐はすうっと消えてしもうたのじゃ
変な夢じゃった
目が覚めると、布団の中に子狐が寝ておったのじゃ
正夢か?