ストライクウィッチーズ 天翔ける皇女   作:純菜

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8章スタートです

最低文字数が200から1000文字に変更になって、エタらなくてはならないかと思ったのですが、携帯版から更新できる事が判明
携帯版から書いてます
しかも文字数制限が緩和されて、長文が入力出来る様になりました
少しは読みやすくなったと思います



第8章 吾はリーネを特訓したのじゃ
8-1 吾はファンネルの使い方を講義したのじゃ


夕食時、皆が集まったテーブルで結音は切り出した

 

「実は新しいシステムを考えたのじゃ。安否確認サービスじゃ。ネウロイ襲撃や災害時にはぐれてしまった家族や友人を探すシステムじゃ。本来なら国家事業なのじゃが、ネットワークなら簡単に早く見つけられるはずじゃ。どうじゃろう?」

「本当にそんな事出来るのカ!?」

 

エイラは勢い込んで聞いた

 

「手書きでお役所仕事をするよりは早いと思うのじゃ。役所や大使館などに端末を置き、名簿を検索出来る様にすれば良いと思う。世界の主要都市とネットワークが繋がったのでな、出来る様になったのじゃ。誰かが開発するかと思っておったのじゃが、まだ誰も作らぬので吾が作る事にしたのじゃ。サーニャの家族とも連絡が付くかもしれぬのじゃ」

 

それを聞いて息を飲むサーニャ

 

「良かったなサーニャ!」

 

エイラの言葉にサーニャは目に涙を浮かべてうなずいた

 

「連絡が付いたらスマホでも送っておけばいつでも話せるのじゃ。一つプレゼントするのじゃ」

「ありがとう。でもどうしてそんなにしてくれるの?」

「仲間じゃからの、気にしなくて良いのじゃ。吾はシステムを作るだけじゃから、訪ね人が見つかるかどうかは、運次第なのじゃ。家族に会いたいのは誰であっても同じ事。見つかると良いな」

「ありがとう」

 

サーニャは涙を浮かべながら笑っていた

 

-----

 

「ミーナおるか?」

 

結音が隊長室に入ると、ミーナは書類と格闘中であった

彼女はしばし手を止めて話を聞いた

 

「実はリーネにファンネルの使い方をレクチャーしようと思ってな。リーネの銃は狙撃銃で乱戦には向かぬ。ファンネルはその弱点を克服出来るのじゃ。リーネなら十分活用出来るじゃろう」

「素晴らしいわ。でもその話は全員で聞いた方が良いのではなくて?」

 

そこでファンネルの使い方の講義をする事になった

 

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結音はブリーフィングルームに全員集め講義を始めた

 

「ファンネルは簡単に言うとプローブにミサイルとバリアを積んだ全自動防衛システムの事じゃ。ウィッチにビームが当たりそうな時に、自動でバリアを射出してくれるのじゃ。また、ウィッチの指示でロックオンしたターゲットにミサイルを発射出来るのじゃ」

 

そう言うとプレゼン用大型ディスプレイにウィッチを表示し、その周りにプローブを幾つか表示した

 

「まず、プローブを射出して空間把握を出来る様にするのじゃ。ウィッチはプローブにリンクする事で知覚を拡張できる。次にファンネルじゃな。これは同時に射出しても良い」

 

結音はディスプレイにファンネルを追加表示した

 

「ファンネルは射出すると自動モードになる。ミサイルを撃ちたい時はロックオンして発射するだけじゃ。残弾には気を付けるのじゃぞ」

 

ディスプレイではファンネルがミサイルを発射する様子が映される

 

「通常は機銃で牽制し、ミサイルで大ダメージを与える。ファンネルを使えば、一人で多重攻撃も可能じゃ」

 

大型ネウロイに同時にミサイルが当たり爆発する

 

「じゃが、乱戦時ではリーネの様な狙撃タイプには対処は難しい」

 

表示されたウィッチの周りに群がる小型ネウロイの群

攻撃されるウィッチ

 

「そこで、ファンネルで防御しつつコアを攻撃する。自動で反撃させても良い」

 

ファンネルがバリアを射出してビームを防ぎ

ウィッチが射撃でコアを撃ち抜く

消滅するネウロイ

 

「リーネにはファンネルの使い方を学んで欲しいのじゃ。他の者も有効に活用すれば、戦力アップに繋がるのじゃ。元々ミサイルやファンネルはウィッチの負担を減らす為に考えたのじゃ。活用して欲しいのじゃ」

 

一通り講義が終わり、解散となった後ルッキーニが寄ってきた

 

「ねーねー、何でファンネル(じょうご)って言うの?」

 

ルッキーニには不思議な様だ

 

「この名前は伝統なのじゃ。最初に作られた時この形だったのでな。以降、この手の武装はこう呼ばれておる」

 

結音が説明を終えると、大型ディスプレイは金色の毛並みの子狐に変身した

 

「なになに~、この子どうしたの?」

 

ルッキーニが目をキラキラさせて食い付いて来た

 

「名前はコン(金)じゃ。良い毛並みじゃろ? 大型ディスプレイは嵩張るのでな、式神にしたのじゃ。自律しておるので教えれば色々覚えるのじゃ。勿論、クロシロと一緒に吾と出撃するのじゃ」

「えー。良いなー」

「何じゃ。ルッキーニもアバターを変えれば良かろう? マニュアル読んでおらぬのか?」

「読むのめんどー。そんな事出来るの?」

「種類と色、それにサイズを選ぶのじゃ。吾のは特別バージョンで量産型と違うのじゃ。ほれ、スマホを出すのじゃ。吾が設定してやろう」

「とってくるー」

 

そう言ってルッキーニはスマホを取りに飛び出した

 

「はぁ、いつも持っておらぬと役には立たぬじゃろうに」

 

………

 

「とってきたよー」

「どれ、貸してみるのじゃ」

 

しばらくしてルッキーニのスマホのアバターが完成した

ロマーニャ猫の首輪にロマーニャ国旗とルッキーニのエンブレムが描かれる事になった

ルッキーニはペットが飼えて嬉しそうだった

 

それを見た全員が私もと言って来て、結局、部隊全員のスマホがアバターとなった

何故か、そろってそれぞれの出身地の子猫型で首輪に国旗とエンブレムを付ける事になった

皆可愛い物好きな様だった

皆の使い魔は犬型が多いのに使い魔が拗ねないか心配になる結音だった

 




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