ストライクウィッチーズ 天翔ける皇女   作:純菜

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8-4 吾はミーナの仕事を手伝ったのじゃ

基地に帰還した結音達を芳佳とリーネが申し訳なさそうに待っていた

クロとシロが主の元へ飛んで行き、結音の前で敬礼した

 

「ご苦労、間に合った様じゃな」

 

そう言って、結音はクロとシロを撫でた

クロとシロは結音に誉められて嬉しそうだった

 

「結音さん、助けてくれてありがとう。クロちゃん達が来なかったらどうなっていたか……」

「そうじゃな、バリアを切らすのは感心しないのじゃ。もう少しうまく立ち回る事じゃ。じゃが今回は良くやったのじゃ」

「ごめんなさい」

「結音ちゃん、私がちゃんと守れてれば……」

 

芳佳は落ち込んでいた

 

「しばらく反省するのじゃ。二人とも、ミーナに報告する事があるじゃろう?」

「そうでした。ミーナ隊長。命令違反をしてしまいました。責任は私にあります。宮藤さんは許してあげて下さい」

「そんな、私もリーネちゃんと一緒だよ」

 

ミーナは二人の様子にため息をついて、処分を言い渡した

 

「二人とも別命の有るまで、自室で謹慎です。しばらく反省していてね」

 

二人は自室謹慎と反省文、報告書の提出を言い渡されて部屋に戻って行った

 

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結音が報告書を書き上げて隊長室に来ると、ミーナは大量の書類仕事をしていた

前世で小さいながらも社長をしていた為、書類仕事に慣れていた結音は手早く報告書をまとめる事が出来るようになっていた

 

「これは大変じゃな。吾が少し手伝おうか? 機密書類で無ければ、少尉階級でも出来る事はあるじゃろう?」

「ありがとう。助かるわ。それじゃお願いできる?」

「うむ。任せるのじゃ」

 

そうして結音はミーナの書類を手伝った

 

………

 

しばらくして結音の書類整理が終わり、ミーナに報告した

 

「ミーナ、出来たのじゃ。まずこれがすぐに決済が必要な分じゃ。次に、これがサインだけで済む書類じゃな。次は、今すぐは処理の必要の無い物じゃ。後は報告書じゃな。それにこっちの奴は吾が処理しておいた、後で確認するのじゃ」

「ありがとう、おかげで大分はかどるわ」

 

その時、バルクホルンが隊長室に報告書を提出に来た

 

「ミーナ、報告書が出来たぞって、結音!? 何してるんだ?」

「ふがいない部下の代わりに、手伝いをしておった。のうミーナ。これ程忙しいのであれば、秘書が必要ではないか?」

「申請はしているんだけど…… なかなかね」

 

ミーナは上層部の対応に苦笑いをする

 

「ちょっと待て、ふがいないって何だ!」

 

無視されてバルクホルンは憤慨した

 

「上官が忙しいのに手伝わない部下の事じゃ。戦うだけが軍人の仕事ではないのじゃ。文官の仕事を馬鹿にする様な輩は軍人の資格はない。補給を怠っては戦えぬのじゃ」

「あー、いやまぁそのう……」

 

バルクホルンはそう言われてうなるしかなかった

 

「それにここで言う事では無いかもしれぬが、ガンカメラもログも残っておるのに報告書に時間がかかるのもおかしいのじゃ。報告書を自動生成するシステムも作れるのじゃが、そうするとウィッチが成長しなくなってしまうのじゃ。自分の行動を振り返ることに意味があるのじゃ。士官なら分かるじゃろう?」

 

結音の言葉には刺があるがウィッチのゆく末を心配していたのだった

より良くあれと願う結音だった

 




ミーナが余りにも忙しそうなのでちょっとお手伝い
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