ストライクウィッチーズ 天翔ける皇女   作:純菜

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とりあえず5~7話を正しい順番に直しておきます



8-8 吾は新たな友を得たのじゃ

数日前

謹慎中の二人は凪に指導されて、札に魔力を込めながら話をしていた

既に何日も続けた二人は、話しながらでも作れる様になっていた

 

「ねえ、リーネちゃん、やっぱり結音ちゃんに、何かお礼をしたいよね」

「そうだね宮藤さん」

「うーん、私の事は芳佳で良いよ。私はリーネちゃんって呼んじゃってるし」

 

リーネは少し頬を染めて可愛らしく言った

 

「……えっと、芳佳ちゃん?」

「疑問形?」

「えっと、ごめんなさい」

 

二人はお互いに笑いあった

 

「凪さん、結音ちゃんの好きな物って何ですか?」

「そうですね、歌と飛ぶ事でしょうか? 後はご家族を大事にしている事でしょう」

「うーん。それ以外にありませんか?」

「そうですね……そう言えば芳佳様の食事を特に喜んでいました。後は甘い物でしょうか」

「甘い物? お菓子かな。リーネちゃん作れる? 私はオハギ作れるよ」

「私はスコーンかな。でもそれだといつもと変わらないし」

「リネット様のスコーンも喜んでおりました」

 

リーネはその時の様子を思い出して微笑んだ

 

「ありがとうございます。何かないか、実家に手紙を書いてみますね。お母さんにレシピを送って貰います」

 

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二人の謹慎が解けた日のティータイム

早速二人は、結音のためにスイーツを用意した

勿論、部隊全員の分もある

 

「スコーンが焼けました。それとこれはカスタードプディングです。結音さんに助けていただいたお礼です」

「吾は仲間を助けただけじゃ。当然の事をしたまでじゃ」

「でも結音さん……」

「どうしてもと言うなら、吾と友になるのじゃ。芳佳もな。吾にはまだ友が一人しかおらぬのじゃからの」

 

結音はそっぽを向きながら顔を真っ赤にして言った

 

(これではツンデレの様ではないか。吾はツンデレなどでは無いぞ……)

 

その様子に皆クスクスと笑った

 

「ねー、早く食べようよー」

 

ルッキーニが急かすのでティータイムが始まった

リーネは紅茶を配り始めた

 

(タマちゃん、卵料理は食べられるかの?)

(勿論なのじゃ。大好物じゃ)

「そうかの。おいでませ、タマちゃん!」

 

そう言うと結音の中から金色の九尾の子狐が現れた

皆は、驚いている

 

「吾の生涯の友で使い魔のタマちゃんじゃ。よろしゅうな」

「何じゃユネ。急に呼び出しおって」

「タマちゃんとプディングを食べるのじゃ。半分こじゃ」

「ぷでぃんぐ? うまいのか?」

「卵のお菓子じゃ。どうじゃな?」

「ほほう。卵のお菓子とな。すぐに持ってくるのじゃ」

「その前に、皆に挨拶をするのじゃ。吾の仲間じゃ」

「うむ。わしは九尾の狐玉藻じゃ。タマちゃんと呼ぶが良い」

 

タマちゃんは結音の膝の上でえっへんと胸を張った

 

「可愛いー」

「貴女の使い魔なの?」

「どうやら受けは良い様じゃな。どうじゃ小狐にして正解じゃろう?」

「うむ。それよりぷでぃんぐとやらはどこじゃ? 早く食べたいのじゃ」

 

子供の様に飛び跳ねて催促する

結音は苦笑し、スプーンで一口すくってタマちゃんの口に入れてやる

 

「!!!……うまいのじゃ!」

「お茶もゆっくり楽しむのじゃ」

 

そう言って結音もプディングを一口

結音は顔をほころばせた

 

「リーネはお菓子もうまいのう」

「ユネ、ユネ、もう一口じゃ! 早う早う!」

「しかたないの」

 

そうして皆はお茶とお菓子を堪能した

タマちゃんはご満悦である

 

「ちょうど良い機会じゃった。吾はタマちゃんを皆に紹介したかったのじゃ」

「なぜじゃ」

「家族を紹介するのに理由はなかろう。それに楽しい事は共有する物じゃ」

 

その日、結音は新しい友を得た

なぜかルッキーニまで友達になりたいと言ってきた

そう言えば原作でもルッキーニは早くからウィッチとして従軍していて一緒に遊ぶ者がいなかった

もう少し配慮すべきだったかと結音は考えていた

ともあれ新たな友を得て嬉しい結音だった

 




8章終了です

結音がデレましたw
よっぽど友達が欲しかったみたい

タマちゃんはプリンが大好物になった模様

イギリスのお菓子で検索したらクレームブリュレがヒットしたんだけど、良く調べたらフランスのお菓子でした
そっちにしなくて良かった
そっちだったらペリーヌが喜ぶかな
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