駄菓子屋ベンチ
れんげ「おまわりまいにちぐーるぐる♪」
蛍「・・・?」
れんげ「ひかねえがいつも歌ってたん」
蛍「へえ・・・」
れんげ「おらこんなむらいやだ~♪」
蛍「・・・」
夏海「れんちょーん!ほたるーん!」
夏海たちが自転車に乗ってトンネルから出てきた。
れんげ「なっつーん!こまちゃーん!にいにも来たのんなー」
ネオジオの筐体を見て卓のメガネが光る。月華の剣士を確認したのち、自転車にまたがり高速で走り去る。
夏海「どしたんだ兄ちゃん」
小鞠「さあ・・・」
夏海「それより新しいの入ってるじゃん!」
小鞠「怖いのは嫌だよ。別に怖くはないけど」
夏海「姉ちゃん、ほたるんの家でやったゾンビの出る奴がトラウマなんだよ(笑」
小鞠「ここ怖くないってば!」
蛍「ま、また遊びに来て下さい!私が守りますから!ゾンビなんか撃ち殺しますから!」
小鞠「・・・別のゲーム無いの・・・」
蛍「あっすみません!あれはお父さんので、別のあります!かわいいのありますから!」
れんげ「なっつん、今日はとおるくんクリアしてほしいのん」
夏海「ああまかせといて。学校でしっかり対策考えてたから」
小鞠「あんたまた成績落ちても知らないよ」
夏海「まーまー見てなさいって」
点数無視でとにかくハートを取って突き進んでいく。
れんげ「おおついに一番下まで来たん」
夏海「問題はここなんだよな。このOLが変な動きするから、当たると死にはしないんだけど
しばらく動けなくなるから、まあ結局死ぬんだけど」
小鞠「対策は?考えてたんでしょ」
夏海「ああ。こいつらただ回ってるだけなんだ。だから動きは予測できる。
ここはあせってハートを取らずに、ハゲに頭突き!これで万が一OLにぶつかっても
即死は無い!」
れんげ「おお!」
夏海「いまのうちにハートを取って、一番下でもう一回ハゲに頭突きして・・・よっしゃ突破ー!」
れんげ「お庭に出ましたがっ!あっあれが彼女なん?!」
夏海「こんなのOLに比べたら楽勝!一気にハートを取って・・・よっしゃ!クリアー!」
一同「やったー!」
れんげ「どうなるのん?どうなるのん?あっ!ちゅーしたのん!車でおでかけしたのん」
突然ロッカールームに戻り呆然としている間に死亡。敵の動きが速くなりあっけなくゲームオーバー。
夏海「うわっなんだよ脱出したのに戻ったよ」
楓「毎日、学校あるだろ。それと同じ。逃げたって明日は来るって事さ」
夏海「人生ってとんでもねー・・・ていうか、だがしや、見てたの」
楓「ここは私の店だ」
小鞠「新しいのやろうよ。選べるんだね。これかわいいんじゃない?」
ラギスタート。
小鞠「マリオみたいな感じなのかな?」
お店に入る。
れんげ「あっ泥舟なん。泥舟はだめなんな!」
小鞠「そうだね。お金もあるし、葉っぱの船だよね」
なんとなく進んでボスで死亡。
蛍「あー惜しいです先輩!」
れんげ「自然が破壊されたん・・・」
夏海「なんか後味悪いな・・・」
小鞠「・・・別のやろっと」
夏海「ねーちゃん次はうちだよ!」
れんげ「うちもやりたいのん!」
蛍「あの先輩、このゲーム、私の名前のキャラクターがいるんですよ(ニコニコ」
ぽちぽちと月華の剣士を選ぶ蛍。
夏海「じゃあうちがやってみるよ。何のゲーム?」
蛍「対戦格闘ゲームです。男子がよくやってたみたいです(こんなの見た事ないけど・・・)」
夏海「ふーん」
チュートリアル飛ばす。
蛍「あっ」
小鞠「今説明飛ばさなかった?」
夏海「んなのいいっていいって。誰選ぼうかな。一条、ほんとにいた(笑)
なんだー姉ちゃんみたいにちっちゃいなあ」
小鞠「関係ないでしょ。ほら始まってるよ」
夏海「なんだ?巫女さん?おっなんか出た!どうやったんだ?このっこのっ」
やっぱり二人目で負け。
夏海「あー終わるのはえー!お菓子にしとけばよかったよー。やめたやめた」
キキーッと自転車のブレーキ音と同時に卓が入ってきた。
小鞠「お兄ちゃんどこ行ってたの。夏海がゲームクリアしたんだよ。何この本。」
スッと本を渡す。
小鞠「月華の剣士の本だ。(いつ買ったのだろう」
れんげ「だがしや!よんで!」
楓「はあ?私は仕事中だ」
夏海「商品の説明は仕事だろ」
楓「うっ、お前変な事知ってんな」
れんげ「だがしやー」
楓「わかったよ。奥入れ。あ、何か買ってからな」
テーブルの上に本を置き皆でのぞきこむ。駄菓子屋の膝の上にれんげが座っている。
蛍「vol.178ってそんなにたくさん出てるのでしょうか」
小鞠「まさかあ。うわっ1200円だって。たっか!」
楓「じゃあ・・・」
パラパラとめくる
楓「これ攻略本だな」
れんげ「こうりゃくほん?」
楓「まあ、ドリルみたいなもんだな。ちゃんと読めば上手になるぞ」
れんげ「そうなん。うちドリルは得意ですがっ・・・!」
楓「ああ、この、なんだ、人を自由に動かして、相手をやっつけたら勝ちなんだよ」
夏海「まず誰使うかだよなー」
蛍「そうですね」
れんげ「絵がみたいのん」
楓「わかったわかった」
真田小次郎、刹那、高嶺響、骸、楓、御名方守矢、雪、玄武の翁、一条あかり、神埼十三
鷲塚慶一郎、天野漂、斬鉄、直衛示源、李烈火、嘉神慎之介、1枚1枚じっくりと見ていく。
楓「どうだ、気に入った人いたか」
れんげ「うちと同じ誕生日のおじいちゃんがいたのん。亀さんもかわいいし、うち
このおじいちゃん役をやりたいと思います」
楓「役・・・」
れんげ「あと李さんが嫌いなものピーマンということで同じにおいを感じましたっ!」
蛍「私はやっぱり同じ名前の一条あかりちゃんかな」
夏海「うちはそーだなー髪の色が似てるから御名方使ってみようかな」
小鞠「わたしは雪ね。お姉さんぽいもんね」
楓「よし。じゃあ次進むぞー。どのボタン押したらどんな動きをするかが載ってるな」
夏海「あー頭痛くなってきた。覚える事多すぎない?剣質ってなに?昇華って?」
楓「いっぺんに覚えようとしたってお前の脳みそじゃ無理だよ。使えそうな技一個と必殺技一個。
これだけ覚えてまずはやってみたらどーだ。」
夏海「うーん・・・コーラ飲もう」
小鞠「逃げた。そういえば兄ちゃんもいないや」
夏海「みんなー!ちょっと来て!早く早く!」
小鞠「なにようるさいなあ」
夏海「これエンディング流れてない?」
高嶺響のエンディングが流れていた。
夏海「兄ちゃんいつのまに・・・てかエンディング見ないで帰ったのかよ・・・」
恐るべし、兄。
つづく。
次はシステムを解説します。退屈になるかもしれません。