駄菓子屋にゲームが来たのん!   作:yoshinon

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お化け屋敷に行く感覚に似ています。家にいながら非日常を体験できる。れんげには必要な時間だと思いました。


ほたるんの家でバイオハザードするんの巻その1

蛍の部屋

 

蛍がパッケージを持って部屋に入ってきた。

蛍「パパの部屋から取ってきました」

小鞠「取ってこなくていいよ~」

夏海「待ってました!」

れんげ「早く早くなのーん!」

 

テーブルには買ってきた駄菓子がひろがっている。いつでも蛍に隠れられるように小鞠が蛍に

くっついて座り、夏海がコントローラーを握り、夏海の横でれんげが指示を出す。

れんげ「始めるのーん!」

ディスクが読み込まれる。ア、ア~!!ブシュー!バイオハザード!

小鞠「うう、目が怖いよ~。あ、怖くないけど」

れんげ「なんてかいてあるん!」

蛍「バイオハザードっていうゲームだよ」

れんげ「男の人と女の人選べるんな。なっつんどっちでいくん」

夏海「え、そりゃ女でしょ。うち女だし」

 

ゲームスタート。白黒のムービーが流れる。

れんげ「あ、だんごむしー」

小鞠「そこ?!見るのそこ?!人の顔じゃない?!これ人の顔だよね?!死んでるよね?!」

蛍「先輩、落ち着いてください。大丈夫ですから!」

銃を拾い上げるとちぎれた手首がついていた。

小鞠「ギャッ!!」

全員がビクッと小鞠の方を見る。

夏海「姉ちゃんびっくりしすぎ。姉ちゃんにビックリするから」

れんげ「うちもびっくりしたのん」

小鞠「・・・ごめんごめん・・・一回見たはずなんだけどなーハハハ・・・」

れんげ「それにしても凶暴な犬さんなんな」

蛍「わんちゃんもゾンビになってるんだよ」

れんげ「そうなんな」

夏海「これ、れんちょんにはグロすぎない?白黒でよかったよ」

蛍「れんちゃん大丈夫?」

れんげ「うち大丈夫なん。それよりこまちゃん大丈夫なん?」

小鞠「は、はあ?全然大丈夫だし(失神寸前」

れんげ「銃声なん!」

柱時計が秒を刻んでいる。

小鞠「その先、ゾンビいるんだよね!」

れんげ「あっ、なんで言うん?うちねたばれしてしまいましたがっ!」

蛍「この前はここでやめちゃったから」

れんげ「そうなん。全然進んでないん」

夏海「姉ちゃん泣いちゃってさあ」

小鞠「なな泣いてないって言ってるでしょ。ちょっとびっくりしただけ!」

 

ゾンビ登場。

夏海「どうする?」

れんげ「逃げるん。さっきの男の人に助けてもらうん!」

夏海「よっしゃ!逃げるぜ」

バリーがゾンビを倒し、ホールまで戻る。

夏海「この柱時計、意味深だなあ。あれ誰もいないじゃん」

 

青い扉へと進む。

れんげ「あっなんかあるん」

夏海「これ階段かな。押せるみたい。あ、地図はっけーん」

れんげ「家の地図あるなんてすごいんなー。学校より広いのん?」

蛍「たぶん、広いと思うよ」

 

ゾンビに足をつかまれた。

小鞠「ほらね!ね!危ないって言ったでしょ!」

夏海「だいじょーぶだって。これくらい」

れんげ「うちもなんとなく怪しいと思ってたん」

 

キーピックを使った。

れんげ「キーピックってなんなん?」

夏海「あれだろ?鍵あけるやつ」

れんげ「鍵とは違うん?」

蛍「鍵が無くても鍵をあけちゃう鍵だよ」

れんげ「なんだかわからないのん」

夏海「まあ進めるんだから進むぜ」

 

ガシャーン!

ゾンビ犬が窓を突き破って入ってきた。

れんげ「!逃げるん!なっつん!」

夏海「言われなくても!」

小鞠「・・・(失神」

蛍「先輩!大丈夫ですか?!」

小鞠「・・・」

 

鎧の鍵がかかっている。

れんげ「きーぴっく使わないん?」

夏海「ああ、なんかダメみたい」

れんげ「不思議なんなー」

夏海「後でこよう。先進むよ」

 

ショットガンを手に入れた。

夏海「怪しいな」

れんげ「あやしいのん!」

 

天井が降りてきた。ドアには鍵がかかっている。

れんげ「キーピック!キーピックなん!」

夏海「いや、あかない・・・どうすんだこれ?!」

 

バリーが助けに来た。

れんげ「またあのおじさんに助けてもらったんな。スーパーヒーローなんな!」

 

ゾンビ登場。

夏海「うち、やってやりますよ!あれ?さっきの武器は?」

蛍「あ、スタートボタンを押してください」

夏海「普通の銃でいいか」

蛍「それでR1を押しながら□を押してください」

夏海「よっしゃー!おらおらー!」

れんげ「なっつん強いん!」

 

薬を取った。四次元ボックスを開けた。

夏海「ベレッタのマガジン?マガジンてなんだ?」

蛍「たぶん、弾だと思います」

夏海「ナイフいらないから置いて弾取ろう」

れんげ「でも弾なくなったらナイフなかったらどうするん?」

夏海「拾えばいいんだよー。さっきの、なんだっけショットガン?みたいにさ」

れんげ「なるほど。さすがなっつん、ポジティブなんな」

蛍「れんちゃん難しい言葉知ってるよね・・・あ、夏海先輩、一回セーブしましょう」

夏海「そうだね」

 

一休み。

小鞠「はー。きつかった。お菓子食べよ」

夏海「うちも食べるー」

れんげ「うちも食べるん」

蛍「私も」

 

スナック菓子のサクサクとした音だけが部屋に響く。

 

つづく

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