織斑一夏が1年1組のクラス代表に就任した日の昼休みの事、私は織斑千冬により呼び出され生徒指導室に来ている
「態々呼び出してすまないな、だがIS委員会から お前宛の書類が届いている」
「拝見します」
私個人の端末にしなかったのは、ドクターからの書類では無くIS委員会本部からだからだろう
そんな訳で織斑千冬から書類の入ったファイルを受け取り目を通す
書かれている内容は3つ
①IS委員会よりIS学園警備増強の為に戦術機大隊を派遣する事
②私の裁量でIS学園生徒から協力者を選定し雇う事を許可する事、尚その際発生する賃金等はIS委員会から支払われる
③研究部門のテスターが足りていないので、IS学園の生徒にテスターの勧誘をして欲しい事、その際の選定は私に一任し、賃金等はIS委員会から支払われる
「概ね分かりました、やはり護衛を派遣する事は難しい様です」
「ウチの愚弟が世話を掛ける、すまないな」
「いえ、お気になさらず。用件が以上であれば私は失礼します」
そう言うと彼女は御苦労とだけ言い生徒指導室から出る事を許してくれたので私はファイルを持ち退室し、ファイルをザフィーラのバススロットに量子変換してから職務を果たす為に食堂へ向かう
そんな訳でキング・クリムゾン
私は彼をオルコットと箒に頼み簪が居るであろう整備室へ向かうと予想通り彼女は今日も自身の専用機の開発をしていた
「簪さん、少しお時間を頂いてもよろしいですか?」
「え?あぁ・・・うん、大丈夫・・・だよ?」
私の登場に少し驚いたのか、少し挙動不審だが見なかった事にして
「実は貴女に、お願いしたい事が有るのです」
「・・・私に?」
私の言葉に首を傾げる彼女に
「実は貴女にテスターをお願いしたいと思っているのですが、どうでしょう?」
実際、簪の専用機の開発は難航している
ハード自体は兎も角、ソフト関連は元々個人作業でする物では無いのだ
それに加え武装の調達 又は 開発となると個人には荷が重すぎる
寧ろ個人作業で機体が ほぼ組み上がっていて多少なら動かす事も出来るのは凄い
今の状況で有れば誰だって喉から手が出る程の話だ
故に簪は考えているのだろう
色々と擦り合わせ、どうするかを
「今すぐ、とは言いません。ですので少し考えてみて下さい、我々は貴女の良き返事を待っています。一応主だったテストが予定されている武装の一覧と簡易的な説明が書かれたファイルです」
簪にファイルを渡し、整備室から出て彼女が考える時間を与える
こういう時ルームメイトは不便だなぁと考えてながら、協力者の選定をどうするか考えるのだった
やっぱり護衛をねじ込むのは難しい様ですw
一応、セシリアとも和解したんで使ってみましたw