夕食後の自由時間、私達は寮の食堂で織斑一夏1年1組クラス代表就任記念パーティーが開催されるとの事で、クラス代表補佐に就任している私も参加する事になった
「と言う訳で、織斑君クラス代表就任おめでと〜〜」
「おめでと〜」
ぱんぱかぱーん とクラッカーが鳴り、紙テープが乱舞し彼に降り注ぐ
その表情は少し固い様な気がする
「いやー、これでクラス対抗戦も盛り上がるねぇ」
「ほんとほんと」
「ラッキーだったよねー、同じクラスになれて」
「ほんとほんと」
あれ?さっきから相槌打ってる娘は2組の娘だった気がするんだけども・・・・あるぇ?
あと明らかに30名以上居るんだが・・・あれ?クラスの集まりの筈なんだけど?
まぁ良いか
「人気者ですね、織斑さん」
「客寄せパンダは勘弁して欲しいんだが?」
グッタリ加減の彼の言葉を聞いていると、新聞部の腕章を付けたカメラを持った女子が現れる
「はいはーい、新聞部でーす。話題の新入生、期待の星、織斑一夏君にインタビューをしに来ました〜」
オーと盛り上がるクラスメイトと+αを横目に、一応 念の為に彼女を警戒しておく
「あ、私は黛 薫子。新聞部副部長をやってまーす、よろしくね?これ名刺」
「拝見します」
彼の代わりに名刺を受け取り目を通す
危険物では無いが、やたら画数の多い漢字だ。書く本人は大変だろうな、うん
「どうぞ、織斑さん。普通の名刺です」
「お、おう。ありがとうウーノ」
彼に名刺を渡すと、多分私と同じ事を考えた様で微妙な表情になった
「で、では!ずばり織斑君!クラス代表になった感想をどうぞ」
「えーっと・・・」
彼自身は全く乗り気じゃ無いクラス代表だが、彼は期待を裏切るのが忍びない日本人なので悩んでいる様だが何とか捻り出し
「ま、まぁ・・・がんばります?」
「えー、もっとこお いいコメント頂戴よ〜ほら、俺に触るとヤケドするぜ、とか!」
何か随分と前時代的な台詞だなぁ
「自分、不器用ですから」
「うわ、前時代的・・・ん〜まぁ適当に捏造しておくね?」
おい、いいのかジャーナリスト
校内新聞の内容がアレだったら私が直談判しに行こう、そうしよう
それから私もインタビューを受け、当たり障りの無い範囲でコメントをさせて貰ったのだが、この先輩はだ 大丈夫なんだろうか?
何か色々と不安になりつつ、IS委員会という名前のプレッシャーを彼女に掛けておき、下手な事は書けない様にしておく
さて・・・簪は答えを決めてくれただろうか?
ドクターが協力する気マンマンだから良い返事を期待しておこう
とりあえずキリの良い所まで書きたいと思っていますので、大体3巻までの内容は書きたいなぁと思っています