そんな訳で簪から良い返事が聞けた翌日、協力者の選定を考えながら、彼と箒と共に教室に入る
するとクラスメイトが集まり何やら話しているのが目に入った
「あ、おはよう織斑君、篠ノ之さん、ウーノさん」
「おはよう」
「おはようございます」
「おはよう」
机に鞄を仕舞っているとクラスメイトの1人が彼に話しかける
「ねぇ織斑君、2組に転入生が来たらしいよ?知ってる?」
「転入生?この時期に?」
首を傾げている彼を横目に、そう言えばIS委員会から通知が有ったなと思い出す
「確か中国の代表候補生の筈ですよ?」
「そうなのか?」
私の言葉に反応する彼を見つつ
「織斑さん、興味が有りますか?」
「そりゃ、クラス代表戦で戦うかもしれないからな」
そうだろうな、だって私もそうだから
己を磨く為に ついつい強敵と戦いたくなる癖が有る
「そうですか、なら是非勝って貰いましょう。食堂のデザートのフリーパスが有りますし」
「お、おう」
何で彼が軽く引いてるか分からないがクラスメイトは私に便乗して好き好きに話し始める
「そうだよ織斑君、今年の1年で専用機を持っているのは1組と4組だけだから大丈夫だよ!!」
「あ、それはち・・・」
クラスメイトの言葉を訂正しようとした瞬間、教室の扉が開き無駄に格好つけた様子で
「それはどうかしら?2組のクラス代表も専用機持ちに変わったの、簡単には勝たせないわよ?」
身長は低いが活発そうな表情と目付きでツインテールの中国代表候補生が、そこに立っていた
「鈴、お前鈴か?」
「そう、私は中国代表候補生の凰 鈴音、今日は戦線布告に来た訳」
なんとも芝居がかった仕草だが全く似合っていない
「はははは、似合わねーぞ?鈴」
「あんたねぇ!!」
彼に笑われ素に戻る彼女に
「中国代表候補生の凰 鈴音さん、そろそろ教室へ戻る事をお勧めします。後方注意」
「え?なによ?うっっ」
彼女が怪訝な表情をして振り向こうとした瞬間、織斑千冬の出席簿アタックが彼女の頭にヒットする
「予鈴は既に鳴ったぞ?早く自分の教室へ戻れ」
2撃目を放つと威圧する為に出席簿をチラつかせながら彼女は鈴に言う
「ち・・・千冬さん」
「此処では織斑先生だ馬鹿者、早く戻れ」
彼女が出席簿を振り上げるフリをした瞬間、鈴は素早く身を翻し自分の教室へ逃げて行った
「よし、では立っている者は早く席に着け。HRを始めるぞ?」
何か少しダルそうにしているのは何故だろうか?
二日酔い?いや無いか、流石に
とりあえず放課後は簪と機体構成の相談をしなければ
千文字書くのに約1時間か・・・やっぱ才能が欲しいです