ドローン襲撃事件から早くも数週間が経ち、その間に連休中なども有り簪の専用機は、ほぼ完成した
あとは何種類かのデータ取りをして調整を済ませるだけになっている
そして今日は待ちに待った護衛の追加が派遣されてくる日でもある
これでより彼の安全を確保する事が出来る様になった
それにアノ一件から彼との関係が少しギクシャクしているので、私は兎も角 彼は気不味いだろう
そんな訳で、付かず離れずの護衛をしながら登校するとザワザワとクラスメイト達が雑談をしていた
まぁ雑談をしているのは、いつもの事だが内容に問題が有る
曰く、今月開催されるトーナメント戦で優勝した者は織斑一夏と交際する事が出来る・・・という噂だ
何処で、どうしたら そんな噂になるのやら・・・真相は引っ越しの際に勇気を振り絞った箒が織斑一夏に告白しただけの筈なんだけど
まぁ私は箒を応援する事に変わりは無い
そんな訳で自席で頭を抱えている箒を横目に席に座ると、丁度 先生が現れHRが始まる
「ではHRを始めます、今日は何と転入生を紹介します」
山田先生の言葉を聞き、タイミングよく転入生が入ってくる
転入生は教卓の横に立ち口を開く
「シャルル・デュノアです、フランスから来ました。来たばかりで皆さんに ご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いします」
そう言い”彼”は頭を下げる
その様子に、織斑一夏はポカンとし、クラスメイト達は歓声を上げ、シャルルを歓迎する
「騒ぐな静かにしろ、今日は朝から2組と合同の実習だ。速やかに準備をして第2アリーナへ集合しろ」
鋭い眼光と一喝でクラスメイトを黙らせ伝達事項を言い彼を見て
「それと織斑、お前はスカリエッティと共にデュノアの世話を焼いてやれ。いいな?」
「はい」
「では、HRを終わる。行動を開始しろ」
彼が了承したのを確認した織斑千冬は、そう締めくくり山田先生と共に教室を後にする
「では、参りましょうか織斑さん」
「そうだなデュノア、悪いが挨拶は後回しにしよう。時間が無い」
「え?あ、うん」
彼はシャルルの手を掴み早歩きで教室を出て行く
私も、それに続き教室を後にする
「時間も惜しいですし、改めて自己紹介は このまま移動しながら。私はイチカ・スカリエッティです、ウーノとお呼び下さい」
「俺は織斑一夏、一夏で構わない」
「ボクはシャルル・デュノア、シャルルでいいよ?」.
そんな感じで移動しながら最低限の挨拶を進めシャルルと、アイコンタクトを取る
これで一先ずは私の仕事量が減ると期待したい
はい、2巻目が始まりました
原作の冒頭部分はカットしましたw
ウーノには必要無いですし←