一夏サイド
シャルルが転入して来て1週間が経った今日この頃、ウーノに勧められ続けている朝練をする為に早起きをして寮を出て、昇ったばかりの太陽の光を浴びつつ軽くストレッチをしてからランニングを始める
ランニングコースは寮を出発してグルリと部活棟で折り返して寮に戻って来るって感じだ
ウーノ曰く、健全な精神は健全な肉体に宿るらしいし、何より強くなるなら下地が必要不可欠なので、基礎トレは欠かさない様に言われている
そんな訳で準備運動のランニングを終えてから軽く筋トレをして竹刀で素振りをするのが朝練のメニューだ
やっぱり朝練をすると汗をかいてしまうので、1度部屋に戻りシャワーを浴びる事にしている
そんな訳で部屋に戻ると、髪が長いからか芸術的な寝癖のシャルルが寝ぼけている様で身体を起こした状態でボーっとしていたが、此処1週間で見慣れた光景なので放置して、自分の着替えだけ持って さっさと風呂に入る
本当は、ゆっくりとシャワーを浴びたい所だが、あんまりゆっくりしていたら遅刻してしまうので、ゆっくりしている訳にも行かないので手早くだがしっかり工程を済ませていると、漸く動き出したシャルルが洗面所で身嗜みを始めたのが曇りガラス越しに見て苦笑する
「アレは手強いよな、きっと」
俺は比較的短い方だから、あんまり寝癖とかつかない方だと思いつつ身体を拭きながら浴室から出ると、やっぱり苦戦しているシャルルを見て苦笑つつ服を着て
「ん?」
違和感を感じてシャルルを二度見する
「シャルル?なぁ、シャルル?何だ?その格好は」
寝癖に勝利しリボンで髪を結んでいるシャルルの格好を上から下まで しっかり見て尋ねる
「ん?何を言ってるの一夏、今週は僕達の番じゃないか。忘れたの?」
「え?なにが?え?」
シャルルは首を傾げ、俺に言ってくる
元々中性的だったシャルルの格好は同性で有る俺から見ても違和感を感じないレベルだ
その姿は、まさに女子生徒・・・シャルルは女子制服を着こなしている
「まぁ最近忙しかったから、うっかりしたのかな?ほら、早く支度しないと」
そう言い、俺に制服(女子)一式を差し出してくる
「いやいやいや、何でだよ!?」
「何で?って・・・そう言う校則だからだよ?あ、ほら早くしないと遅刻するよ?」
普段控えめな雰囲気のシャルルが一式を持って にじり寄ってくる
「い、いや・・・着ないぞ?絶対に!!」
「ダメだよ一夏?校則で決まっているんだから、男装と女装は1週間交代なんだよ?」
シャルルは笑顔で言い、壁に遮られて逃げれない俺の肩に手を置き、服を剥ぎ取ろうとする
「や、辞めろ。辞めてくれ!!」
「安心して一夏、織斑先生と顔立ちが似てるから きっと美人だよ?だから大丈夫」
そう言い凄い良い笑顔で俺の服を剥ぎ取られる瞬間
「辞めてくれ!!・・・あれ?」
見知った内装を見えて首を傾げ、自分の格好を確認する
「・・・よ、良かった・・・夢か・・・」
深く息を吐き無事を確信して安堵する
本当に良かった、何だよ女装って・・・1週間交代って・・・何で夢なんだ・・・
幾らシャルルが中性的だからって・・・
大体、シャルルが転入して来たの昨日だし
俺、疲れてるのかなぁ・・・
漸く時間が出来ました、お待たせしてすみませんでした
とりあえず、暇を見つけて書いて行こうと思います