明桜(あけざくら)
篠ノ之束が織斑千冬に託した最後のIS。暮桜(くれざくら)が試合用なのに対し明桜は戦闘用のIS。コアは暮桜から転送されている。
肩に牽制用のバルカンポッドが配置されているが性能は接近戦能力に全振りされているIS。極限まで精錬された武装が惜しみなく使われている。
全身に形状記憶ナノマシンによる修復技術を取り入れた特殊合金装甲が使われているため防御力も残存するISなど比ではない。
武装
銀花(ぎんか)
重心、重量、全長とも全て暮桜の雪片と全く同じ。零落白夜が発動可能。
銀花の零落白夜はビームサーベルのように対エネルギー刃を形成するのではなく実刃の刃に薄く展開する事でエネルギー消費を抑えつつ威力の強化に成功。
暮桜、白式、赤椿の零落白夜による戦闘データを元に作られた雪片系統の究極完成形。
白雷(はくらい)
一対多数用の大型太刀。太刀を振ることにより斬撃波が発生し間合いの外からも攻撃可能。
零落白夜も展開可能で最大出力時には対エネルギー能力を持った斬撃波を放てる。
銀木犀(ぎんもくせい)
予備の刀。
刀より短く短刀より長い。サイズ的にも運用思想的にも脇差しで零落白夜などの能力は待ち合わせていないが純粋な強度はこの銀木犀が一番強固である。
八重桜(やえざくら)
全身に仕込まれた刃の総称。二の腕、脛、足の裏など指の一本、一本にまで仕込まれ合計20を超える大小さまざまな刃が仕込まれている。
銀花(冬)、白雷(夏)、銀木犀(秋)、八重桜(春)と日本の四季にちなんだ名が与えられている。
拡張領域も他のISに比べ圧倒的に広いが既に満杯になっている。銀花、白雷、銀木犀の3つの武装を収納するための領域以外は零落白夜用の大容量エネルギーパックが積まれている。
白式《雪花》
今作品における白式の第二形態。練習による戦闘データで試作1号機とのデータが豊富だったためフルバーニアン寄りの進化が行われた。
機動力は原作の雪羅の倍はあるが高すぎる機動力を一夏は使いこなせずに捕縛された。
武装
雪片弐型
原作と変わらず。
複合兵装《雪花》
原作の雪羅と同じで零落白夜のシールドと電子砲の複合兵装。
サイレント・ゼフィルス
亡国機業による強奪事件がなかったため機体は無事であった。そのため適正値の高いセシリア・オルコットに明け渡された。
F91のバイオセンサーを元にした疑似バイオセンサーを搭載しビットの運用数の増加と精度を高めている。
両腕にビームシールドを追加装備し防御力を上げている。
武装
専用ライフル(スターブレイカー)
原作でも使われた主武装だがMS技術の回収によりエネルギーパック方式からジェネレーター直結式に変更され威力と射程が倍以上になっている。
シールドビット
レーザーシールドからビームシールドに変更しファングのように体当たり方式で相手にダメージを与えるようになった。
ビット
威力と稼働時間が延長されている。
ショットランサー
イギリスのMS軍に正式採用予定の武装を追加し接近戦にも対応できるようにしている。
エネルギー兵装を満載している弊害で燃費が悪くなっているが腰と背中に外部ジェネレーターを追加装備して対応している。もしもの為にパージも可能である。
必然的に機動力が低下しているが元々、後方支援よりの狙撃機体なのでそこは度外視された。
※形状記憶ナノマシン
文字通り形状記憶を彫り込んだナノマシンが損傷した装甲を修復する機能。修復速度は極めて遅いが革新的な技術に変わりない。