4話をお届けに参りました!
てか、ヤバイよ、ヤバイよ!6話の執筆が進まないよ!
頭の中に大体出来てるのに文章に起こそうとする殺る気が出ない...なるほど、これが孔明の罠か←((最近気に入ってるワード
神メモのおかげで最近ドクペにハマリ気味。
では、ドクぺを用意してから本文へと進んでください←
日が暮れる頃にジン達に合流した黒ウサギは、自分がいない間に何があったのかと、ジンを問いただしている。
曰く、ガルド=ガスパーとのギフトゲームをする事になったらしい。
飛鳥とジンは〝むしゃくしゃしてやった〟と言っているが、所詮相手はガルド=ガスパー。今の飛鳥なら一人でも問題なく倒すことができる。まったく、噛ませ犬にも程がある。正確には虎だが。
「ギフトゲームの準備をしている時間もその為のお金もありませんよ!?」
「はっはっはっは!烏合の衆とはよく言ったもんだぜジン!」
「飛鳥、一人でやるって本当なの?」
コミュニティの現状をガルドから聞かされた飛鳥は、過去の知識を推測と称してガルドのコミュニティが大きくなった秘密を暴いてみせた。答え合わせと称して〝威光〟によって話させる。人を操るのは気が引けるが、それも外道極まるガルド相手なら良心が働くこともなく、それをすることができた。
だが、まあ、結局途中で虫唾が走って無理やり黙らせてしまったのだが、それはしょうがないことだと思う。
そのあたりの事情を聞いた十六夜たちの反応は先の通り。
黒ウサギは急なギフトゲームで準備の時間がないと慌てていて、十六夜はジンがガルドを『烏合の衆』呼ばわりした時の会話の流れを聞かされて腹を抱えて笑い、耀は飛鳥が一人でガルドとのギフトゲームに参加する旨を聞き、一人で大丈夫かと心配している。
ジンと飛鳥は黒ウサギと耀を取り敢えず落ち着けることに必死なため、十六夜は放置状態になっている。暫くして笑い疲れた十六夜は一人その場を離れ、近くにあった屋台で焼き鳥を数本購入した。そして戻る頃には場も収まっていて、このあとの予定も決まったらしかった。
☆★☆★☆
明日のギフトゲームに向けて〝サウザンドアイズ〟のコミュニティへと向かう。
そこは、主に特殊な〝瞳〟のギフトを持つ者たちが連なる群体コミュニティで、十六夜たちのギフトの鑑定をしてもらおうというわけだ。
その道すがら十六夜は、さっき買った焼き鳥を頬張っている。
「ねえ十六夜、その焼き鳥....」
「春日部と飛鳥の分も買って――」
「美味しいね」
「.....それ、いつ取ったんだ?」
買った分のうちの一本を渡される前に、十六夜に悟られることなく焼き鳥を掠め取っていた。
幸せそうな顔でそれを頬張る耀を隣に飛鳥は十六夜の手から焼き鳥をとって口に運ぶ。
なんとも釈然としないが、耀の表情が幸せそうなので十六夜は新しいのを食べることにした。
黒ウサギにも焼き鳥を一本渡して暫くすると、蒼い生地に向かい合う双女神の像が描かれている旗が目に入った。言うまでもなく〝サウザンドアイズ〟の旗印だ。
店先で店じまいをしている女性店員に黒ウサギが待ったをかけようとするも、拒まれてしまう。
なんでも、時間外営業はしていないようだ。
「まったく、いつの時代も商売気のない商店というものはあるものなのね」
「全くです!よりにも寄って閉店五分前に客を締め出すなんてありえないのです!」
「そんなことを言うならどうぞ他所へ。あなたがたはこの先立ち入りを禁止します。出禁です。」
「これだけで出禁とか、お客様舐めすぎなのですよ!!」
黒ウサギが必死に食い下がるも、女性店員の顔つきはどんどんと悪くなる。
「....流石に〝箱庭の貴族〟様を無下にするのは失礼ですか。では、奥で入店許可を伺いますので、コミュニティの名前と旗印をお伺いしてもよろしいでしょうか」
黒ウサギが言葉に詰まる。
そう、彼女のコミュニティは目下の〝ノーネーム〟。名乗る名も、掲げる旗印も持っていない。
黒ウサギが言い淀んだため、十六夜が代わりに自分たちが〝ノーネーム〟所属であることを伝える。
「では、どちらの〝ノーネーム〟様でしょうか。よろしければ旗印を確認させていただいてもよろしいでしょうか」
「....ふむ。悪いが俺たちに旗印はないんだが....」
どうしたもんかと思案する。
すると店内から白髪の少女がものすごい勢いで飛び出して黒ウサギに突撃した。
黒ウサギはその勢いを受け止め切れられずに、少女もろとも奥の水路まで吹っ飛んでしまう。
その少女は水路の中で抱きつくだけでは飽き足らず、黒ウサギの胸に顔を埋め、スリスリスリスリと楽しんでいる。
胸に顔を埋められるという行為に我慢できなくなった黒ウサギは、その少女をなんとか引き剥がして適当に放り投げた。
すると投げられた少女は一直線に十六夜に向かってきたので、それを十六夜は足で受け止める。
「お、おんし、飛んできた初対面の美少女を足で受け止めるとは何様だ!」
「十六夜様だぜ。以後お見知りおきを、自称・美少女」
自称、それを頭に付けるだけでそれが事実だとしても悲しい響きになる魔法の言葉。
文字通り足蹴にされたダメージから回復すると、その美少女は十六夜たちを見回して、何やら納得したように頷いた。
「ふむ。おんしらが黒ウサギの新しい同士か。そしてこのタイミングでウチを訪ねてきたということは、ついに黒ウサギが私のペットに」
「なりません!一体どう言う起承転結があってそういう展開になったのですか!」
「そうだぜ、自称・美少女。黒ウサギはその美脚もろとも既に俺が買っている」
「ちょっと十六夜くん?今のはあなた相手でも聞き捨てならないわ」
「うん。黒ウサギは既に私たちのモノになると契約済み」
「ならば私が良い値で買おう!」
「売 り ま せ ん !なんの話をしているのですか、このおバカ様方!!」
スパァーンと、ハリセンの打撃音が四つ響く。
「もう、今日はこのあとの予定も立て込んでいるのですから、さっさと用事だけ済ませてしまいたいというのに...」
「用事だと?何かあったかの...?」
「あ、いえ、十六夜さんが召喚されて早々に水神様を打倒してくれたおかげでこんなに立派な水樹の苗を頂けたので、早くコミュニティに帰って、水路を復活させたいのでございます♪」
水珠の苗を手に入れられたのがよっぽど嬉しいのか、それを手に抱え、幸せそうにほころぶ黒ウサギ。
しかし白夜叉はその言葉の中にどれほど非常識な事が語られていたか聞き逃しはしなかった。
「打倒した...だと?それはまさか腕力で打ち勝ったという事か?」
「....ええ。私も信じられない思いでございます」
「....という事は、だ。おんしは神格持ちの神童か何かなのか?」
「残念だが神格なんてもんは持ち合わせてないぜ、自称・美少女。つうか長くなるなら立ち話じゃキツくないか?」
「ええい、さっきからいちいち自称と付けるでない!まったく....店は閉めてしまったので、私の私室でもよいかの?」
「白夜叉様、〝ノーネーム〟を店内に入れることは規定で...」
「〝ノーネーム〟だと知っているのに、名と旗印を訪ねる性悪店員に対する詫びだ。構わんよ。彼らの身元は私が保証するし、ボスに睨まれても私が責任を取る」
店のオーナーにそう言われては何も言えないとばかりに、不機嫌さを隠そうともせずに十六夜たち〝ノーネーム〟御一行を店内へと通す女性店員。
白夜叉についていくと、私室というには少し広いのではないかという和室へと通された。
そこは、通ってきたろうかも合わせると外から見た商店の外観とはどう考えても釣り合っていない広さがあり、そこに腰を下ろした。彼女の和服は、いつの間にか乾いていた。
「さて、いつまでも『自称・美少女』だなどと呼ばれるのも不本意でな。ここで一つ改めて自己紹介と行こうか」
目を向けられた十六夜はヤハハ、と笑っている。
「私の名前は白夜叉。四桁の門、三三四五外門に本拠を構える〝サウザンドアイズ〟の幹部をやっている。そこのウサギとは少々縁があってな。コミュニティが崩壊したあともちょくちょく手を貸している」
「はいはい、お世話になっています」
ふてくされたように返す黒ウサギ。勝手知ったる世界とばかりに振舞う問題児3人を相手にしていたために、もうツッコむ気力も失せたのだろう。
「あ、外門というのはですね....」
箱庭の中は広大で端から端へと移動するには境界門というものを必要とすること。全部で七層からできていて、その各所に外門が設置されていること等が黒ウサギから説明された。某〝ひとつなぎの大秘宝〟をめぐる漫画に出てくる、宝箱にハマっているアフロのおっさんは全くの人違いであることも補足された。
それに対して「ソレなんてバームクーヘン?」なる意見が出たが、「天幕の事も考えると超巨大ハーフ玉ねぎじゃね?」との十六夜の一言で超巨大ハーフ玉ねぎという解釈に落ち着いた。
「さて、話を戻そう。十六夜といったか小僧。貴様は本当に神格を持っていないのだな?」
「ええ。神格持ちなら見ればすぐにわかりますから。十六夜さんが神格を持っていないのは間違い無いはずでございます」
「神格持ちを神格を有せずに打倒するか...。どれ、小僧。おんしの力に興味が沸いた。私にその力を見せてみよ」
「....俺を試すと?」
「ん?気に障ったか、小僧。ならば改めて問おう。我が名は白夜と夜叉の星霊、〝白き夜の魔王〟白夜叉。おんしが望むのは試練への〝挑戦〟か、それとも対等な〝
白夜叉はニヤリと笑い、和服の裾から一枚のカードを取り出した。そしてそれを掲げると、世界が改変する。
広大なる雪原とそびえる山脈、凍りついた湖畔。そして世界を水平に廻る太陽。
十六夜たちは〝白夜〟と〝夜叉〟......白夜叉を表現するフィールドへと放り出されたのだ。
* * *
本来ならここは耀が受けるべき試練の場所だ。しかし、今試練の選択を迫られているのは十六夜のため、耀に譲るというのも些か以上に不自然に思える。
どうしたものかと思っていると、隣から飛鳥が声をかけてきた。
「ちょっと、十六夜くんばかりずるいのではなくて?蛇神と既にゲームをしたあとなのに、またゲーム?少しばかり私たちに遊ばせてくれてもいいのではないかしら?」
「それを言うなら飛鳥も。明日のゲームは一人で出るんだから、公平さを言うのなら私が出るのが定石」
耀にこの場を譲る方法を画策していた十六夜にとっては渡りに船だ。乗らない手はないだろう。
「.....なるほど。ここで魔王様のゲームをクリアしちまうのも一興だが、確かにそうだ。春日部にこの場は譲って、あとで決闘をしに出直すことにするわ」
「そうか...。ではおんしは〝挑戦〟と〝決闘〟、どちらを選ぶ?」
「〝挑戦〟」
初見でいきなり現東側四桁以下の外門内最強を誇る
☆★☆★☆
〝ノーネーム〟本拠、別館裏。
カルド=ガスパーから命を受け、〝フォレス・ガロ〟傘下のコミュニティの者が数名、隠れ潜んでいた。
受けた命とはつまり、〝ノーネーム〟の子供を人質に連れてくること。彼ら自身、身内が人質に取られているために逆らうこともできずに従っていた。
しかし、それは前に一度やった出来事である上に、飛鳥から改めてガルドとの接触時の話を聞いていた十六夜に隙はなかった。
少し耳を澄ませば聞こえる足音、話し声。そこに石でも放り投げて姿を見せてからが一仕事だった。
我らがリーダー、ジン=ラッセルが〝魔王〟を倒すコミュニティを作るということを大々的に宣言する。
そこに明日のゲームの勝利が付けば勝手に尾ヒレがつき、拡大解釈されて密かに〝打倒魔王〟を掲げる誰かの胸にもきっと届く。
そうして仲間を増やし、名と旗印を取り戻す。そういう腹積もりだった。
事実、前の時にはこれのおかげで北の〝火龍誕生祭〟に招かれ、魔王ペストを打倒・隷属させることでさらにリーダーの名前を売ることに成功していた。
「っていう、建前もあるんだがな」
「建前だったんですか!」
フォレス・ガロの傘下の連中を追い返してから少し、〝打倒全ての魔王〟とはどういうことかと詰め寄ってきたジンに、十六夜は説教半分で自分の考えを説明した。
信用される名も旗印も無いのなら、コミュニティのリーダーの名を売るしかない。それに連なる先の意見は最もで、これにジンは己の無知さ・無力さに怒りすら湧いてくる思いだった。
「それよりも大切なことがあるだろうが、ジン」
「大切なこと....?」
「......魔王のゲームをどうクリアするかだ」
ジンには質問の意味がよくわからなかった。それは先ほど十六夜が言ったように、胸に〝打倒魔王〟を掲げた人たちを同士にしてクリアするのではないのかと、そう思ったのだ。
しかし、十六夜が言っていつのはもっと根本的なものだった。
「このコミュニティを潰した魔王が課すゲームを
「それは.....ッ!」
そう、人材ではなく、方法だ。黒ウサギはまだしも、リーダーのジンはコミュニティが魔王に襲われた三年前は8歳と、ギフトゲームに参加できるような年齢ではなかった。
つまり何が言いたいかというと、魔王のギフトゲームを経験したものがいないということにある。
そんな状況でコミュニティを潰した魔王のゲームをクリアする。端的に言えば先代のコミュニティを超えなければならない。
人材にせよ、能力にせよ、信用のないコミュニティには何も集まらない。だからこそ十六夜はリーダーの名前をコミュニティの名と旗印の代わりにして、大々的にアピールしたのである。
そして、それが全部上手くに行くにせよ、行かないにせよ、少なくとも自分たちは〝魔王〟のゲームを経験できる。それは、人材にも劣らない貴重な力になるはずだ。
「いきなり賢くなれなんて言う気はねえよ。だけどな、〝魔王〟に奪われたものを取り返すってんなら、それ相応の努力をしろ。物事をもっと考えられるようになれ。力を示して信用を勝ち取ってみろ。じゃねえと、〝リーダー〟なんて認めねえぞ」
「十六夜さん....」
ジンの心は些か困惑していた。
召喚早々姿を眩ませたかと思えば、水樹の苗を入手してきたり、いきなり〝打倒全ての魔王とその配下〟というマニュフェスとを掲げさせられたりと、自分が楽しければそれでいいような考えをしているものだと思っていた十六夜が、これほどまでに自分たちのことを考えてくれていて、さらに頑張れと言ってくれている。
「分かりました。では、その作戦と期待に応えられるよう、まずは明日のガルド戦。全力で頑張ってきます!」
「おう、その息だぜ、ジン!」
ただの置物リーダーでしかない自分にかけてくれた期待を裏切らないように、明日のギフトゲームへと意識を傾けた。
白夜叉の試練は原作通りなのでオールカット!
違うところといえば、気絶をしなかったところと、そもそも三毛猫がいないところかな?
無事にゲームクリアしたあとで、グリーのギフトを使って見せましたb
耀さんヒロインの2次作多いよね。やはり耀さんは長門と同じ魅力があるんだよ!
髪から滴る水滴が鎖骨のラインをすぅーっと流れ落ちる様は、視線を自然にその慎ましやかなむn((スパァーン!
自分の小説はヒロインが行方不明になってしまったため、そのへんと↑のセリフは誰かに託すぜ!烏合の衆もきっとどこかのジン君がはっきり言葉にしてくれるはず!
そして一昨日なのはmovie 2nd A'sのブルーレイが届いた。
リインの触手プレイ(ただナハトを装備しただけとも言うが)とか、戦闘シーンのグラフィックとか、すごい。映画館でも見たけど、やっぱりすごい。リリマジⅤでは何かが発表されたのかな..?
調べてなければ!
では、今週はこのへんで。また来週の土曜日に更新に来ますね!!