リリカルなのは転生者~身を削っても運命を変えようとする者   作:N、T

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ユーノ君登場運命は動き出す

 時は流れ、原作が始まる運命の日になる、基本的な流れは原作でわかることが起こり、なのはと仲がよかったのでアリサやすずかともそれなりに仲良くなっている。そして原作開始の合図となるユーノの念話が届いた。

 

(助けて……)

 

 これは……いよいよ始まるのか……ありきたりな言葉で言えば、運命は動き出すといったとこか……現在なのは、アリサ、すずかの4人で下校途中

 

「ふぇ、なにか声が聞こえるみんな聞こえなかった?」

 

「何も聞こえなかったけど?どうかしたのなのは(ちゃん)」

 

 二人はそう答える

 

「気のせいじゃないのか?なのはちゃん」

 

 俺は聞こえてるが、この場面で介入すると流れがこじれるので、惚ける。そして近くで、ガサガサって物音がする、そこにはユーノこと、フェレットがいた。そしてなのはがそっと手を出して捕まえる。

 

「大変!怪我してるみたい!」

 

「手当てしないとまずそうだな!」

 

「この近くに動物病院があるはずだから、急いでいきましょう!」

 

 みんなで動物病院にいって、ユーノの手当てをしてもらい。その後色々話しながら解散となり、その夜

 

(誰か……僕の声がきこえませんか?)

 

 ユーノの念話が聞こえたので、飛び起きる。

 

「ティアいよいよだ!行くぞ!」

 

「了解マスター!」

 

 家を飛び出し全力で移動する。激しい物音がしているので、既にジュエルシードが暴走している状態で、今ユーノが逃げ回ってるところなんだろう。様子からして、まだなのはは来ていないらしい。

 

「ユーノいまは辛いだろうが耐えてくれよ……」

 

 小さく呟き、なのはがきたらいつでも飛び出せるように身構える。

 

 なのはが到着したようだ。そしてユーノの発見し、抱きかかえながら走って逃げている。そこに、容赦のない攻撃が放たれて、追い詰められていく……流石に我慢の限界が来て飛び出した。

 

「大丈夫か!なのは!」

 

「ふぇ、どうして御剣君がここに?」

 

 驚愕しているのをよそに。

 

「危ないから早く離れるんだ!そのフェレットだとおもうけど……俺も昼間から声が聞こえて気になってて、それで夜更かししてたらまた聞こえて……ここにきたわけなんだ!そうだろフェレット!?」

 

「そうです。僕が助けを呼びました」

 

 フェレットがしゃべった。なのはも驚いているけど。

 

「説明は後!今はこの状態をどうにかしよう!」

 

 そう俺が言いユーノがなのはに向かって話す。

 

「あなたの力を僕に少し貸してください!」

 

 なのはは驚いた様子であたふたしている。無理もないいきなりそんなこと言われたら普通は混乱する。

 

「そ、その、よくわからないけど……」

 

「君には……資質がある。僕に力を貸してください!」

 

「資質?」

 

 なのははよくわからない様子だった。疑問に思うのも無理はないよな……普通の小学生の女の子なんだし。

 

「僕はあるものを探して、違う世界から来ました!」

 

 話を続けるユーノ。その話を真剣になのはは聞いている。

 

「けれど……僕一人じゃどうしようもないかもしれない……だから資質を持った人に、助けを呼んだのです」

 

「それが私?」

 

「お礼はします、必ずしますだから……僕の力を……魔法を!」

 

「魔法?」

 

 まだ信じ切れていない様子だった。化け物は以前周りの物を壊しながら迫ってくる。これは少々危険だ。

 

「流石にもうこのままじゃぁ注意を引くのは限界のようだ……仕方ない……ティア行くぞ!」

 

《了解マスター!》

 

 なのはとユーノもそのやり取りに、すこし混乱してるようだ。本当なら、なのはに先に変身してもらいたかったけど……最初から介入するつもりだったわけだし致し方ない。

 

「精霊よ!我に力を!エレメントティア!セットアップ」

 

 そしてバリアジャケットを展開。ちなみに日ごろの訓練で、予定通りの能力の他に、切り札と気孔も一応習得している。ユーノとなのはにその姿を見られ。

 

「あなたも魔導師だったのですか!?」

 

 これはユーノまぁデバイスを持ってるのも気がついてなかったのなら驚くよなぁ。

 

「御剣君……その姿は……?」

 

 なのははそう呟いた。なのはにとっても変身なんてのは見るのは本屋やアニメなどだけのものだろうしなぁ。

 

「説明は後!俺はこれの注意を引きながら時間稼ぐから、話をちゃんと聞くんだ!」

 

 俺は、そう言うと同時に化け物に切りかかる!しかし、防がれて距離が少し離れる!

 

「わかったなの」

 

 なのは達ははそう応え、話の続きに入った。

 

「ティアそういうわけだから……時間稼ぎするぞ!!!」

 

「マスター上から!」

 

「わかってる!!!」

 

 上からの攻撃を剣で防ぎ、隙があったので反撃に転じる。

 

「そこ!」

 

 気合を乗せて切りかかる、手応えはあるが、目的はなのはのサポートなので、倒そうとはせずパリィと動きを止めるべく、適度に攻撃を入れるだけである。化け物の動きを制限して1るうちに、なのは達のほうにも気を配りながら足止めに勤めた。

 

 

 

 

  ーなのは視点ー

 

「これを」

 

「これは?」

 

 どうやら宝石(レイジングハート)を渡したようだ。

 

 命があるような、強い輝きをなのはの手の中で、宝石が輝いている。

 

「……あなたを主に選んだ……」

 

「え?」

 

「いいですか?これから僕が言うことに続いて言って下さい」

 

「う、うん」

 

「いきますよ…我、使命を受けし者なり」

 

「我、使命を受けし者なり」

 

 私はフェレットさんに言われたとおり続いて言葉を紡ぐ。それはまるで呪文のような言葉。

 

「契約の下、その力を解き放て」

 

「契約の下、その力を解き放て」

 

「風は空に、星は天に」

 

「風は空に、星は天に」

 その呪文を紡ぐたびに私の中にある心臓じゃない何かが激しく脈打つのが分かる。

 

「そして、不屈の心は…」

 

「そして、不屈の心は…」

 

 最後の呪文を紡ぐ。鼓動が最大にまで高まる。

 

「「この胸に!!!」」

 

 なのはの中から激しい魔力の脈動を感じる。

 

「「この手に魔法を!!!」」

 

 私は腕を上げデバイスを高く翳した。そしてこれから一緒に戦っていく私の相棒の名前を呼んだ。

 

「レイジングハート…セットアップ!!」

 

《スタンバイレディ…セットアップ!!》

 

 レイジングハートの声が聞こえて桜色の光が私の体を包み込んだ

 

「なんて……魔力だ」

 

 ユーノが驚くのも無理はない。なのはの体から溢れ出る魔力の総量は、軽く見積もっても間違いなくAAランクを超えている。まさか管理外世界の魔力保持者が滅多にいない、これほどの魔力の持ち主が見つかるとは、思わなかったのだろう。

 

 ユーノにとってはなんとも嬉しい誤算になってるだろう、俺自身エースオブエース、白い魔王とも呼ばれる魔法少女なのはの爆誕を、目の当たりにして感動している。しかし、それが仇となる。

 

「グォォォォォン」

 

「しまった!?がはっ」

 

 なのはの様子に気を取られ、注意力がなくなってるところ攻撃され直撃を受ける。致命傷ほど出ないが、これはかなりきいているが……本来の目的を考えると、これだけやれば問題ないだろう。とりあえずまだ意識だけは、飛ばすわけにいかない……必死に耐える。

 

「フェ、フェレットさん、これ、どうしたらいいの……?」

 

 桜色の光の中から、なのはの声が聞こえてきた。どうすればいいのかわからず戸惑っているようだ。その声にユーノははっと我にかえり、なのはに指示を送るべく念話を飛ばす。

 

[お、落ちついて、まずはバリアジャケットをイメージするんだ。自分の身を護るための服を。そして君が魔法を使うための武器である杖を。]

 

「わ、わかった。やってみる」

 

 桜色の光の中で、なのはは己の身を護るための強靭な鎧となる服を、そして自分の相棒に戦う為の武器としての形を与える。

 

 ゴオオオオォォォ!!

 

 光は徐々に収束していきやがて球状になる。そして突如その光の玉が弾けた。四方八方に飛び散った光の玉の残骸は大気に消えていった。そこに現れたのは白を基礎とした服、赤いリボンを付けたコスチュームに身を包み、その左手に先端に半月状の金の輪の中に大きさを増した赤い宝玉の浮かぶ杖を持ったなのはがいた

 

「……すごい、これが魔法なんだ……」

 

 なのはは自分の姿を凝視する。

 

 初めてやった当人が、一番驚いているのは無理はない……意識はまだ朦朧としているが、なのはの方に向かって化け物が攻撃をしに行く!

 

「なのは!気をつけろ!そっちに行ったぞ!」

 

「!?ふぇ~」

 

 混乱しているようだがなのはの魔力はすさまじいし、レイジングハートも高性能。おそらくオートプロテクションが発動するはず。

 

《プロテクション》

 

 なのはの前にプロテクションが展開された、さすがとおもう。

 

「御剣君大丈夫?」

 

「なのは俺はしばらく動けそうにないから、後は頼むよ……冴えないヒーローになっちまったけども……」

 

 冗談が言える程度までは回復したというところか……でも初陣のなのはでも余裕でいけたとはいえ……念のために保険をかけよう。

 

「今の俺ができるのはこれくらいだけど……」

 

 よろめきながら立ち上がり、魔法陣を展開し詠唱に入る。

 

「白き魔導師に力を!コンセントレーション!」

 

 集中力を引き上げる補助魔法をかける、これで問題はないはず。

 

「ちょっとしたおまじないをかけといた……任せたよ……」

 

 そう言って地面に座り込む

 

「御剣君あとは任せて!」

 

 なのははそう答え化け物の正面に立つ

 

「フェレットさんどうすればいいの?」

 

[あの化け物はジュエルシードの思念体なんだだから元の姿に封印しないと倒せない]

 

「どうすればいいの?」

 

[基本的な魔法は、レイジングハートがやってくれるから。でも封印や本格的な魔法は呪文を唱えないといけないんだ心を落ち着かせ集中して自分の呪文を。]

 

 なのははそれを聞き、目も瞑り集中する……そして呪文を唱える。

 

「リリカルマジカルジュエルシードシリアル21!封印!」

 

 無事に封印されたのであった。

 

「御剣君大丈夫?」

 

 心配そうにこちらを見ながら声をかける。

 

「大した事ないよ。すこし油断しただけ……傷も軽いし……これなら……自分の治癒魔法で何とかなる……」

 

「癒しの力よ!我が傷を癒せヒーリング!」

 

 自分を治療する。日ごろの魔法の鍛錬の成果がこういうところにもでる。

 

「御剣君そんなこともできるの!?」

 

「隠しててごめんなぁ……なのは……それにフェレットついでに呼び捨てにしてごめん」

 

「それはいいけど……御剣君はどうして魔法が使えるの?」

 

「それは多分昔……自分の祖先にフェレットみたいに、別の世界からきた人の子孫だからだと思うよ?そして見た目は何の変哲もないこの首飾り、いつも同じのつけてるの知ってるだろうから……これが俺のデバイスの精霊の涙(エレメントティア)だよっとなんか騒がしいと思ったら……パトカーが来たようだな……また明日ゆっくり自己紹介や説明かねて話しをしないか?」

 

「わかったまた明日ね御剣君」

 

 そう言ってなのは達と別れる

 

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