リリカルなのは転生者~身を削っても運命を変えようとする者   作:N、T

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幼年期の修行

 士郎さんに剣術を教わることになってその初日

 

「今日から、よろしくお願いします先生」

 

 まずは挨拶をした。教わる者は礼節をわきまえないといけない、武術の基本だ。

 

「今日から頑張ばって行こうか……。まず尋ねることがあるけれど……御剣君は剣と言ってもどれを使うつもりなんだい?」

 

 士郎さんに聞かれて俺は直ぐに答える。

 

「一般的な西洋剣の片手の長剣ですね、木刀の長さだと普通の木刀くらいでしょうか……」

 

「そうだな、それぐらいになるだろう……じゃぁまずこれを持って、素振り200本いこうか……」

 

 そう言って木刀を渡してくれた。普通の木刀より重い奴なので少し扱いにくそうだ。

 

「まず、中段の構えで普通に、真っ直ぐ切り落とす感じで振るといい……始め!」

 

 一心不乱に素振りする。普段使ってる物より重いので中々上手くいかない。

 

「せぃ!はぁ!せぃ!はぁ!」

 

 一振り一振り気合を入れて振り続けて、200本終わるまで続けて200本が終わる。

 

「はぁ、はぁ、はぁ……200本終わりました」

 

 俺は肩で息をしてかなり疲れが出ている。しかし間髪いれずに次の練習を開始するらしく、士郎さんが指示を出してくる。

 

「よし!次は下段に構えて……中段をなぎ払う素振りを200本!」

 

 最初の素振りと、同じように気合を込めて振り続ける。自己鍛錬してるときはここまで激しくしないので自分のやり方が甘かった事が自覚できる。

 

「それが終わったら次は今の素振りの2連の素振りを100本!」

 

 よくある十字切りの動作で100本素振りをする、途中で息が荒くなってきて、動作に切れがなくなってきている。

 

「切れがなくなってきてるよ、しっかり振る!」

 

「はい!」

 

 士郎さんに指摘され、気合を入れなおし続ける。

 

「よし、素振りは終わり!次は、速さを鍛えるために反復飛びをやろう。とりあえず往復50本!」

 

 少し息を整えてから始めた。走りこみをしているのでこれには少し自信があったけど、まだまだ甘いらしく士郎さんから指摘を受けた。

 

「もっと早く!実際に攻撃されたとき、君の長所は身体が小さいところだ!素早く動いてチャンスを狙う!そのために、少しでも早く!」

 

 そう言われ必死に飛び続ける。言ってることも正しいので必死になって飛び続けて、終わる頃には足が震えていた。

 

「よし!反復は終わり!少し休憩を挟んでから……歩法を練習しよう」

 

 基礎修練で自分でも、同じようなことはしてたけど、一人でやると、甘えが出るからやはり人に見てもらうのは効果があるなぁ……そして、呼吸が整ったので、再び開始する。

 

「歩法といってもさっきの反復の発展系の練習だけど……道場の壁に向かって……反復飛びで行くように、右斜め、左斜めを交互にして、端まで行ったら1本。これを休憩しながらでもいいから300本やろう、それで今日の訓練は終わりだ、気合入れて行ってみよう!始め!」

 

 そして、歩法というより格闘ゲームでいえばステップの練習だ。これは確かに必須だ、空戦でも応用できるからためになる。そして300本が終わって。

 

「ありがとうございました」

 

 士郎さんに礼をして、今日の士郎さんの稽古は終了した。

 

「頑張ったね、お疲れ様。ちゃんとダウンをきっちりしてから帰るんだよ」

 

 士郎さんはそう優しく言って、家に戻っていった。

 

 そして、今度は結界を張って魔法の練習をするため人気の無い公園で。

 

「封鎖結界範囲公園全域……発動!」

 

 封鎖結界を発動した。

 

「ティア、セットアップ!」

 

《了解マスター。》

 

 バリアジャケットを展開した。

 

「まずは、魔力弾の発動できるだけ発動させてみるか……」

 

 剣を両手で持ち、上段に構え剣は真っ直ぐ水平に構え、意識を集中する、すると……普通の大きさの弾が3つ、半分くらいの大きさが1こ出てきた。

 

「くぅ……現状3,5個が限界……か……ティア、何か的になるもの出せないか?」

 

《出せますよ~とりあえず4つ出しますね。最初は動かない的で、当てる練習しましょう》

 

 そう言って空中に、不規則に並べらた的が出現した。

 

《最初1発づつ打って狙ってみましょう》

 

「あぁ……ソードショット……シュート!」

 

 1発づつ撃ってみたが、全弾外れる。

 

「くそぅ……もう一回行くぞ!」

 

 それを10回ほどこなして、やっと1発当たるようになった。

 

「はぁ、はぁ、はぁ……やっと一発か……」

 

《マスター魔力弾の維持に意識をもっていき過ぎてます。そこに注意すれば、当たるようになるはずです》

 

「わかったティア、やってみる」

 

 そして、同時に展開するのではなく時間差で展開して、狙いを定める。

 

「……シュート!」

 

 今度は3つ命中した。

 

《その調子です、全弾命中が5連続できれば、次の魔法の練習をしましょう》

 

 それから、しばらく続けて、結局あれから40本ほどこなしたその間に一つ覚えで練習した、おかげで、魔力弾が5こ安定して出せるようになった。

 

《次は炎熱変換の練習をしましょう。これは剣に意識を集中して、炎を纏わせるイメージを、強くして下さい》

 

 そう言われ剣を真っ直ぐ垂直に持ち、目をつぶって意識を集中させる。

 

(精神集中……熱き炎よ、剣に宿れ!)

 

 剣先の方に小さな炎が出たところですぐに消えてしまった。

 

「はぁ、はぁ、はぁ、結構イメージの維持が難しいな」

 

《最初は、火すら出なかったんですから、進歩してますよ、続けてください》

 

 ティアに励まされしばらく練習を続ける。

 

 すると瞬間にはできないが一応剣全体に炎纏わせることができた。

 

《そのまま5分間維持してください》

 

 時々火の勢いが強くなったり、弱くなったりして時には消えそうになりかかるが、何とか維持できた。

 

《実戦で、使うのはしばらくは、無理ですけど。今のところは上出来ですよ》

 

「そうだな……継続すれば使えるようになるはずだよな……」

 

《次は召還魔法の基礎を練習しましょう。必然的に空間系や転移系の魔法の練習にもなります。まずは……そこの木に宿る精霊を呼び出して見ましょうか……微弱な精霊ですから呼び出すだけなら可能なはずです。》

 

 そう言われて、心を静かに落ち着かせ、木に手を触れて、声を聞こうとする……

 

[俺の声が聞こえますか木の精霊さん……]

 

 わずかに何かきこえるが、まだ聞き取れるほどの声が聞こえない。

 

《マスター、もっと心を落ち着かせてください、水のように穏やかに》

 

 さらに、心を落ち着かせると自分の足元に魔方陣が現れる。

 

[私を呼んだのは貴方ですか?精霊の声が聞ける者なんて何百年ぶりかしら?]

 

 精霊?の声が聞こえるのと同時に魔方陣から精霊が現れた。

 

「初めまして、御剣紀祐です。召還魔法の練習のために呼び出してすみません」

 

[いいのですよ、人と会話ができるのが珍しくて嬉しいものですから……でも私と契約しても、特になにもできるわけじゃありませんけど、時々こうやってお話してください。そうしてくれれば練習の協力しますよ、下級でも精霊ですからね]

 

「ありがとうございます。今日はこの辺でお別れですけど、ここに練習しに来ますから、そのときはお願いします」

 

[待ってるわよ]

 

 そう言って精霊さんは戻った。

 

「ふぅ~流石に限界かな魔力……」

 

《そうですね……これ以上は今は無理でしょうね……今日のところは、これで終わりましょうか》

 

「了解。ご苦労様ティア教官」

 

《マスターこそお疲れ様でした》

 

 そして、家に帰り次の日に向かって眠りに着いた。基本これらを、毎日内容を少しづつ変えながら、繰り返している

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