そんなことを思いながら星に祈る今日この頃。
「この仕事ってこんなに疲れるんだな。」
私が永琳の助手になってから3ヶ月がたった。
「主に力仕事をやってもらってるからね。」
永琳は椅子に座って、本を読んでいた。
「手伝って欲しいのだが。」
「嫌よ」
私はどうやらハズレくじをひいてしまったようだ
「あそこにある本も戻しといて」
ハズレくじよりもひどいものをひいてしまったようだ
「あなたには能力がないの?」
本を整理しながら戻しているときに、突然聞いてきた
「能力?」
そんなものは聞いたことがない
「ちなみに私はあらゆる薬を作る程度の能力よ」
「それほど凄い能力を程度とは普通いわない。」
今の話を聞いて私は思ったことがある
人間は脳を10%しか使っていないと、もしも、それを100%使えたとしたのだったら、そういう能力もありえるのではないか、私はそんな論文を読んだことを思い出した。たしか、そういう能力を持った者のことをスペックホルダーと呼んでいた。
「そういう能力があるかもしれないという論文は、あったが本当に実在するとは。」
「あなたに能力があるか調べてみましょう。」
「この機械にあなたの血液を入れれば、能力がわかるようになってるわ。」
私は機械を見て常々驚かされる。
「私の化学力は地球一ってね。」
私は何故か後ろに機械の義手を着けた軍人が見えるんだが
気のせいだろうか
「どうかしたのかしら?」
「いやなんでもない」
私は注射器で血を抜いて永琳に渡した。
「ちょっと待ってて、私はこの機会をセットするから」
5分ぐらい待ったが、なかなか終わらない
「永琳、まだなのかい?」
「あとちょっとで出来るのよ、あとちょっとで」
あたふたしている永琳を見て、少し可愛いと思ってしまった。
「私に見せてみてください」
私は永琳に退いてもらってタッチパネルを操作した
「うーん、これは難しいですね。」
「ほら、あなたにはわからないでしょ。」
「そうだね」
退こうとした瞬間、頭の中に操作方法が浮かんできた
「ここをこうしてこうすれば」
機械は正常に作動した
「いったいどうやったの?」
永琳は驚いている
「頭の中に操作方法が出てきたんです。」
「それがあなたの能力なのね、それで、あなたの能力はどんな名前にするの?」
「うーん、そうだね、謎を解き明かす程度の能力かな。」
「あなたらしいわね」
私は能力を手に入れて少し有頂天になってしまったと、この時に後悔したがもう遅かった
「薬の材料を取りに行ってほしい?」
「ええそうよ。どうしても作りたい薬があるんだけど、その材料がたりなくて。」
「永琳の頼みなら断る理由もないな、それに、どうせ断れないんでしょう?」
「ええもちろん。」
「ここら辺に生えているときいたんだが」
私は辺りを探してみたがそれらしいものはなかった
「名前はムド茸、えーと、食べると失明した後に死亡するって、どんなものとってこさせようとしてるんですか、永琳は」
私は薬の内容が気になったが悪い予感しかしないので心のなかだけで留めようとしたが
「不老不死になる薬?」
頭の中に突然出てきた
「そうか能力が勝手に発動したのか、こういうのは自分で解くから楽しいというのに。」
私はこの能力を自分で発動できるようにすることが第一目標だと実感した
「探しまわって10分、やっと見つけたけど、これは凄いこんな真っ黒な色の茸は見たことがない。」
私は口を布で塞ぎながら、ムド茸を袋にしまった。
「口を塞がないと、胞子が出て毒に感染するかもしれないって、こんなものが不老不死になる薬に必要なのかね?」
私は街に帰ろうとしたが、茂みからあの妖怪が現れた。
「グルルルル!!」
私は逃げようとしたが周りが木で覆われているので出れそうにない
「ここはあいつの横を通り抜けなければ帰れそうにないな。」
私は謎の意味を思い出していた。
謎とは、言葉の中に意味を隠した問いを出して、相手に答えさせる遊び。なぞなぞ。
はっきりわからない事柄。
これならいける筈だ。今度はあいつに負けない。
「私は自分に問う。あいつはどう動くかと」
頭の中にイメージがわいた
「あの妖怪はこう動くのですか。」
私は即座に前に走り出した。
「あいつは右腕を振り上げ爪で引っ掻こうとする」
妖怪は右腕を振りかぶり引っ掻こうとしてきた
「行動が分かれば避けるのは簡単なことです。」
私は左に前回りをして爪を避け、そのまま走り抜けた。
後ろから追ってきているのがわかる。
「次は5秒後に飛びかかってくる」
私は心の中でカウントしながら待った。
5…4…3…2…1今です。
私は横におもいっきり跳んだ
ドシン!!
妖怪は木に大きな音を出してぶつかった。
「今度は私の勝ちです。」
「永琳、この茸は何に使うのですか?」
私が聞くと彼女はごまかすように言った
「ちょっとした毒薬を作ろうかと思ってね」
私はそれ以上彼女には何も聞かなかった。
「そうですか、では、また後で」
私はあなたがそれをどう使うかは聞きません、ですが、不老不死の薬を作るだなんて、ただ事ではない、だから、私は解明してみせます。絶対に
やっぱり小説って書くの難しい